2019年1月よりTVアニメとして放送開始!『約束のネバーランド』にますます注目が集まっていますね!
ではさっそく第1巻のネタバレ感想にいってみましょう!
※ここからはネタバレ内容を含みますので、あらかじめ認識をお願いします。
お急ぎの方は目次を参考にしてみて下さいね!
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目次
約束のネバーランド1巻のネタバレ!
~序章~
主人公のである女の子のエマは孤児として、年齢や性格、肌の色も違う38人の孤児たちを兄弟として慕い、グレイス=フィールドハウス(GFハウス)という孤児院で母と慕うママの元で何不自由なく暮していました。
これが当たり前の日常ーー。
これが普通だと、疑いもなく、そう思っていました。
毎朝、6時に鐘が鳴り、一日がスタートします。
兄弟の中でも最年長のエマは、兄弟の面倒見がよく、小さい兄弟のお世話に追われながら、騒がしくも明るく充実した毎日を送っていました。
血がつながっていなくとも、みんな大好きな兄弟たち。
温かく美味しい食事にふかふかのベッド。
真っ白な制服。
首元に刻まれた数字の刻印。
そして、将来のためと教育の一環で施設内で行われている毎日の問題形式のテスト。
いくら難しい問題でもエマを含め、ノーマンとレイの二人はいつも満点。
10年もの間、疑うことがなかった日常の風景なのでした。
テストのあとは決まって施設の広大な敷地の中の森でかくれんぼや鬼ごっこをして遊んでいました。
解放感抜群のGFフィールドでしたが、絶対に地近づいてはいけない場所がひとつありました。
そこは『外へと通じる門』と『森の柵の向こう側』。
幼いころからそう教えられて育ったエマたちは、さほど疑問に思うことはなかったが、一度だけ、エマとノーマンとレイの3人で門に近づいたことがありました。
鉄格子で囲われた先に行けない門の向こう。
幼いノーマンは鉄格子の向こうに視線を向けながらつぶやきます。
『一体何から僕らを守っているんだろう・・。』
エマ、ノーマン、レイ。この3人については驚くことに学業、運動、知能がずば抜けており、GFフィールド史上初と言われるほどの頭脳を持っているのでした。
中でもダントツの頭脳を持つ天才・ノーマン。
ノーマンの知能と互角に渡り合うほど、博識で知恵者のレイ。
抜群の運動神経と驚異的な学習能力でレイとノーマンに追従するエマ。
物語はこの3人を中心にストーリー展開を始めていきますーーー。
GFフィールドの暮らしは大人になるまで続くわけではなく、12歳になるまでに『里親』をそれぞれに割り当てられ、施設を巣立っていくのが慣例でした。
しかし先に施設を出て行った多くの兄妹たちは不思議なことに誰一人として、手紙の一つもよこさないのです。
『この施設での生活を忘れるほど、外の生活が楽しすぎるんだろう』と兄妹のひとりで女の子のギルダは思います。
そんなある日、妹で6歳のコニーが里親のもとに行くことが決定し施設を離れる時がやってきました。
よそ行きの服に着替え、兄妹との寂しい別れの中でもコニーはママが作ってくれたウサギのぬいぐるみ(リトルバーニー)を抱きしめ、『大人になったらママみたいな”お母さんに”なりたいんだ』と言って施設を後にしました。
10年間、見送る側だったエマ。
複雑な思いのまま、11歳を迎えた今ーー。次は自分の番かもしれない、と考えていた矢先、エマはコニーが大事にしていたリトルバーニーが置いてあるのを発見しました。
渡そうにも夜だし、どこまでいっているのかわからない。
そんな中、『まだ『門』の明かりが付いていたから、まだコニーはそこにいるのでは』とレイが伝え、
ノーマンも『コニーのき気持ちを考えたら早く渡しに行った方がいい』と気持ちを汲んでくれたので、エマは渡しに行く事を決意します。
施設のドアは施錠してあったものの、ノーマンが二本の針金を巧みに使い、施錠をなんなく解除します。
『後で一緒に叱られよう』とノーマンは優しくエマに言い、エマはノーマンの同伴のもと、内緒でコニーのいる『門』へと向かったのでした。
~価値観の崩壊~
日中、鉄格子で塞がっていた門は開いていました。
中へと入り、コニーを探すふたりは大きなトラックを見つけます。
”きっと、このトラックで出発する気だ”
そう思ったエマは荷台へ載せておけば気づくと思い、トラックの荷台の幌をめくり、視線を移した時、あまりのショックに頭が真っ白になりました。
コニーが絶命していたのです。
胸から大量の血を流しているコニー。
その様子を見たふたりは、あまりのショックで言葉も出ませんでした。
その時、”誰の声が聞こえた”と話し声が聞こえ、トラックに近づいてくる足音が聞こえました。
とっさにトラックの足元に入り、息を殺すエマとノーマン。
恐る恐る覗いた先に見えた相手はなんと、この世に存在するはずのない異形の者『食人鬼』達でした。
『旨そうだなァ』『やっぱり人間の肉が一番だ』と一匹の食人鬼が言います。
長い手足と、縦に並んだ二つの恐ろしい目をギョロつかせ、食人鬼たちはコニーの亡骸を透明なガラス瓶のような容器に入れ、持ち運びました。
驚きと恐怖で絶望するエマたちの耳に、さらに絶望するような内容が聞こえてきました。
『この農園の人肉は全部金持ち向けの高級品なんだぜ』
農園?
人肉?
今まで私たちは、食べられるために生きてきたの?
絶望に駆られる中、二匹の鬼のところにもう一匹の鬼が現れ、手元のリストを指さしながら見ながらこう語ります。
『また6歳・・・このところ並の出荷が続いている。--が、ようやく上物以上を”収穫”できるな』
『そろそろこのフルスコア3匹も”摘める”よう仕上げおけ』
『はい 畏まりました』
返事を返した相手は冷血な眼差しを食人鬼に向け、淡々と答えたのは、、愛すべきママだった・・・・!
息を殺し、バレることなくその場を後にしたエマとノーマンは、今起った事実が今までの価値観を崩壊させた事を確信しました。
GFフィールドは『農園』であり、私たちは『食料』であると!
泣き崩れるエマにノーマンはこう話します。
『逃げようエマ。ここを出るんだ』『エマとレイと僕の3人ならきっと・・』と言いかけた時、エマは泣きながら『兄妹を置いてはいけない』とノーマンに話します。
そこで、ノーマンはエマの頭を優しくなで、決意します。
『みんなで一緒にここから逃げよう!』
約束のネバーランド 1巻で感じた感想をまとめてみた!
表紙で感じた、つつましくも和やかなムード。
読み進めるたびに小さな違和感を覚え、最終的には衝撃的な真実が発覚し、精神的に大きなショックを受けました!
もうメチャクチャ面白いです!
さて、そんなエマたちの心は天と地ほどの落差に打ちのめされ、追い詰められてしまいましたね!
しかし、このまま死んでいくのはイヤだ、兄弟たちを救いたい、そう思ったエマはノーマンとともにGFフィールド『農園』を皆で脱出するため、計画を練っていくというところが第1巻の最大の山場であり、見せ場でした。
ここで私が感じた今後の考察ポイントを紹介します。
1.子供たちの首筋のナンバー刻印
GFフィールドの子供たちは食人鬼たちの食用肉として、ナンバー制で統一管理されていました。
規則正しい生活をし、好き嫌いなく食事を食べることで『肉としての一定の品質』を保てるように日常操作をされていました。
まさにエマたちは『農園の中の家畜』だったというワケだったんですが、兄妹たちの数字についてなにか法則ありそうですね。
みんなの語尾が『94』で終わっていることが今後の展開を変えそうな気がしています。
2.出荷周期は2か月!エマたちへの危機が迫る
『里親のもとへ送られていく』出荷周期が約2か月の周期であることがわかりました。
兄妹の中で次に出荷されるのは、おそらくエマ、ノーマン、レイたちだという事が食人鬼が持つチェックリストの中のナンバーコードで発覚していました。
食人鬼がいう『フルスコアの3匹』とは、まさに3人の事だったのです。
3.『数値』が高いほど高級食材として取引されていく
2話目で分かったことは、年齢=肉の等級だという事。
そして、
成績=頭脳大きさの・発達数値 という事がわかりました。
発達し、大きく肥大した脳ほど旨い事がわかった事で、エマたち最年長者の3人が狙われていることに気づきます。
約束のネバーランド ネタバレ1巻の感想まとめ!
📝一分のネバーランド
各話の内容をゆる~く振りかえります◎
第2話のナレーションは、レイが担当!https://t.co/JqsKl8wSZk
※ネタバレを含みますので、第2話ご視聴後にご覧ください!#約ネバ pic.twitter.com/Pij9ySfAUD— 『約束のネバーランド』公式 (@yakuneba_staff) 2019年1月22日
コニーが殺害され、食用肉として出荷された事で物語の主旨が180度角度を変え、大きく動き出しました。
エマとノーマンがこの事実に気づき、GFフィールドからの脱出を計画しますが次の出荷期限はすでに2か月を切り、危険がすぐそばに!
敵だった”ママ”との情報戦にも緊張感が走る今回の1巻の内容でした。
コニーの代わりにキャロルという小さな兄弟が増えました。
そして監視役の補助として『シスター・クローネ』が登場し、情報戦に参入。
果たして、エマ、ノーマン、レイを中心とした兄弟たちは無事にGFフィールドを脱出する為の計画を考えることができるのか!?
続く第2巻に注目です!
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