11巻ではレウウィスとの戦いが決着まで描かれます!!
そしてオジサンとユウゴの感動の再開や、GPの崩壊、そしてエマ達の新たな目標など、大きく物語が動き出す、怒涛の展開が目白押しです!!
謎だったオジサンの本名もついにこの11巻で明かされます!!
~10巻のあらすじのおさらい~
GFハウスを脱獄し、シェルターで出会ったオジサンをガイドにゴールディ・ポンドに向かったエマを待っていたのは…
人狩りを楽しむ鬼達と、鬼達への反乱を計画するルーカス達でした。
エマもルーカス達の反乱計画に加わり、主要な鬼達を各個撃破、残す鬼はレウウィスのみとなります。
もともとの計画では、一番の強敵であるレウウィスを、最後に全員で倒すはずだったのですが…
他の鬼との戦いで負傷者が続出し、圧倒的に戦力が足りない状況に陥ります。
知恵を絞って戦うエマでしたが、レウウィスに追いつめられ、ピンチになります。
しかしそこへはぐれていたレイとオジサンが合流、エマのピンチを救います。
エマ達はレウウィスに最後の決戦を挑みます!
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と、ここまでが前回の内容でした。
という事で、さっそく本題である第11巻のネタバレを紹介していきますよ~!
※ここからはネタバレ内容を含みますので、あらかじめ認識をお願いします!
目次
約束のネバーランド11巻のネタバレ!【前半編】
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レウウィスの仮面が割れる!
前回、合流したオジサンの狙撃で、ついにレウウィスの仮面が割れます。
さらに、すかさず駆け寄ったペペが手榴弾に偽装した閃光弾を食らわせ、レウウィスの視覚を奪うことに成功します。
至近距離で強烈な閃光を浴びたレウウィスは、視覚を封じられただけでなく、脳を直接殴られたような衝撃を受けます。
レウウィスに閃光弾が効いているのを感じ取ったエマ達は、この隙にレウウィスを討とうと銃を構えますが…
それより早く、しゃがみこんだレウウィスが、地面に散らばっていた仮面の破片を周囲に振りまきます。
破片が当たったペペが声を出してしまい、その音でレウウィスはペペの居場所を察知、すかさず接近し、ペペの肩を切り裂きます。
虚を突かれたはずの一瞬で、奪われた視覚を即座に聴覚で補ってきたレウウィスの手ごわさをレイが感じ取ります。
オジサンが屋根の上を駆け、場所を変えてレウウィスの目を狙い撃ちますが、これも回避されてしまいます。
「ワァッハッハハハッ」
「ドキドキしたぞ!何百年ぶりだ!!?」
レウウィスは負傷していた腕を再生し、ナイジェルが潜んでいた建物に組み付くと、そのまま素手で倒壊させてしまいます。
エマ達は一旦退却、近くの建物に隠れます。
ひとまずペペの止血をしますが、ペペはもう戦えそうにありません。
作戦通り面を割って閃光を食らわせても、なお手に負えないレウウィスに対し、エマ達は打開策を見出せません。
一方レウウィスは、まだ視界が戻らず二日酔いの朝のようにフラフラな状態でしたが…
それもまた楽しくてたまらないよ、とこの状況を喜ぶのでした。
決意を固めるオジサン!!
かつてレウウィスに仲間を殺されているオジサンは、レウウィスの感覚を奪えている今の内に逃げよう、と提案します。
しかし、逃げたところで追いつかれて全滅するかもしれない、とエマは拒否します。
ナイジェルはルーカスから託されていた最後の手段を使おうとしますが、エマはそれも止めます。
「今ここで逃げたらまた、誰かを犠牲にする道に逆戻りだよ」
エマはオジサンに、GPで人間の世界へ渡る方法を見つけたことを伝え、全員で鬼のいない世界へ行こう、と言います。
「勝ってこの密猟場を終わらせよう、全員で!!今度こそ」
そんなエマにオジサンは、「うぜぇ」と頭をぺちっと叩きながらも、「わかったよエマ、お前に従おう」と戦う覚悟を決めます。
エマはオジサンに名前で呼ばれたことを喜び、オジサンの名前も聞きますが…
無事レウウィスを倒してGPを出たらな、と面倒くさそうにですが約束してもらえます。
肝心のレウウィスを倒す方法に関しては、まずレイが見解を述べます。
身体能力がずば抜けてはいるが、生物である以上殺すことはできるはず、恐怖で目を曇らせず冷静に考えてみよう、と。
エマ達は改めて作戦を練り直します。
しかし、パルウゥス(レウウィスのペット)に見つかってしまい、鳴き声でレウウィスを呼ばれてしまいます。
即座にレウウィスが現れますが、まだ回復しきっていないようで、目は見えていないままです。
そしてエマ達の作戦も何とかまとまります。
新たな作戦でレウウィスに挑む!
エマ達の立てた新たな作戦…
それは鬼の弱点である目にこだわらず、とにかく撃ちまくってレウウィスに傷を負わせる、というものでした。
エマ達はレウウィスの傷の再生が自動ではなく任意のタイミングで行われていることを見抜き、そして必ずしも即座に傷を再生しているわけではない様子から、再生に何らかのリスクがあるのでは?と推察します。
人間の細胞分裂回数に限界があるように、鬼であるレウウィスの再生にも限界があるのでは?
そんな考えに至ったエマ達は、レウウィスの再生限界を越えるダメージを与えるべく、ありったけの弾を撃ちまくる作戦に賭けるのでした。
エマ達の狙いはあたっており、レウウィスには再生限界があり、特に視神経は再生の遅い部位でした。
自分の弱点に早くも感づいたエマ達に対し、レウウィスはそれすらも喜びますが…
同時にいささか分が悪くなってきたのも事実であり、屋外に逃げようとします。
そこへアダムが援軍にかけつけ、同行してきたヴァイオレットの指示で、レウウィスを殴り飛ばしてしまいます。
レウウィスは腕を折られ、宙を舞っている状態で…
ここぞとばかりに放たれたエマ達の集中砲火を浴びます。
確実にダメージを負っているレウウィスでしたが、まだ倒れるには至りません。
エマ達はレウウィスが視界と感覚を取り戻す前に勝負を決めるべく、レイの指示で最後の一斉射撃を浴びせようとしますが…
「残念、時間切れだ」
視界を取り戻したレウウィスによって、エマの体が後ろから、鋭い爪で貫かれてしまうのでした。
「エマー!!」
約束のネバーランドの11巻をここまで読んで感じた感想は?
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かつてレウウィスに仲間を(ほぼ)全滅させられたオジサンでしたが、エマの言葉をきっかけに、逃げるのではなく戦う覚悟を決めるシーンは胸が熱くなりました!!
エマの強さは賢さや学習能力はもちろんのこと、今回オジサンの心を動かしたように、どんな時でもあきらめずに、人の心を良い方向にひっぱっていけるところこそ、エマの強さであり魅力かもしれないな、と感じました!!
エマ達に手傷を負わされても、ひたすらその健闘ぶりを喜び称賛するレウウィスも、敵ながら相変わらず良いキャラをしていてますよね!
どうやったら倒せるんだ!?というほとばしる強キャラ感も魅力ですよね!
ペットのパルウゥスも何気にちょっとかわいくて良いキャラですよね。
そんなパルウゥスが相手だと、「おいで」なんて優しい言葉をかけちゃうレウウィスの意外な一面もあって、ちょっと癒されました!
約束のネバーランド11巻のネタバレ!【後半編】
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立ち上がるエマ!そして決着!
レウウィスの爪で刺され、倒れたエマは意識を失っていきます。
エマは自分を待っている家族たちのことを思い浮かべ、立ち上がろうとしますが、うまく体が動かせません。
肉体と魂が切り離されるかのような、臨死体験をするエマの脳裏に…
フィル、クローネ、そしてノーマン、ママがあらわれ、エマの意識を現実に引き戻していきます。
(私はまだ、望む未来を叶えていない!)
立ち上がったエマの脳裏にはレウウィス打倒の策がよぎっていましたが…
声が出せず仲間にそれを伝えられません。
「包囲!今度こそ最後だ!撃ち尽くすぞ!!」
エマの考えを察したレイが代わりに叫び、全員でレウウィスめがけて一斉射撃します。
視界を取り戻したレウウィスは、迫りくる銃弾の雨を見て、この程度なら問題なくすべて止められると判断し、決着の時が近いことを悟って名残惜しさを感じます。
勝利を確信するレウウィスでしたが…
銃弾の中に一つだけ形状の違う弾があることに気付き、それが先ほどとはまた別の型の閃光弾であることを察します。
目を閉じれば他の弾を食らい、目を閉じなければ閃光を食らって他の弾も食らう…
そして消耗を重ねた今、迫りくる銃弾の雨をあびて再生できるだけの力はすでにありませんでした。
レウウィスは銃弾の雨をその身に浴びます。
(私の負けだ)
「やはり人間は良い」
そしてオジサンが撃ったとどめの一発を弱点の目に受けて…
ついにレウウィスは倒れました。
「斃したぞ!やった…やったァ!!自由だ!!」
ついにレウウィスを妥当し、喜ぶ一同でしたが…
喜びもつかの間、エマがその場に倒れ込んでしまいます。
GP崩壊!!
オリバーをはじめとした、反乱の主要メンバー達にとって…
ルーカスは大切な恩人であり、師匠であり兄であり、そして父でもありました。
もし全員で生き残るのが難しい状況になった場合でも…
ルーカスと他の皆だけは必ず生かして外へ出す、オリバー達は事前にそう決めていたのでした。
「だめだ…置いていけない、君たちを置いて行くなんて…」
オリバー達の提案を当然受け入れられないルーカスに、レイとオジサンも同意します。
エマは助ける、全員生きて戻る、そうしなければ他でもないエマが納得しない、と。
レイは自分とナイジェル、ヴァイオレットの三人で他の全員を守りながら、全員でシェルターに無事戻ると宣言し、エマをオジサンに頼みたい、と言います。
「あんたにエマを任せていいか?」
オジサンはまっすぐレイを見て応えます。
「任せろレイ、お前の親友は必ず俺が連れ帰り助ける」
ルーカスはここまで温存していた最後の手段…ゴールディ・ポンドの破壊装置を作動させ、警報が鳴り響く中、全員で脱出します。
「あんたらすげぇよ…」
無事に外へ出たところで、ゴールディ・ポンドを破壊したルーカス達を、レイが称賛します。
小さな秘密の場所ではあったけれど、奴らの庭をぶっ壊し、もう二度とここで食用児が殺されることはなくなったのだ…と。
「世界を変えた…その一歩だ」
レイはGFを脱獄する前にエマが言っていた、これは世界を変える脱獄なんだ、という言葉を思い出していました。
「じゃあ無事に戻れよ」
「オッサンも」
そしてレイ達は二手に分かれ、別のルートでシェルターを目指します。
そしてゴールディ・ポンドはというと、各所から大量の水があふれ出し…
2046年1月29日、崩壊の時を迎えるのでした。
全食用児を解放する!!
険しく危険なルートを、エマを背負いながら進むオジサンは、野良鬼に襲われながらも…
何とか無事にシェルターまでたどり着きます。
シェルターでエマ達の帰りを待っていたドン達は…
瀕死のエマを背負うボロボロのオジサンを見て、言葉をなくします。
エマは瀕死、さらにレイの姿もないという状況を見て、ギルダがシェルターの爆破装置を持って現れ、オジサンにどういうつもりか問い詰め、一触即発の状態になってしまいます。
が、エマが生きていることに気付いたアンナがギルダを止め、オジサンも冷静になって状況を説明、エマを助けるために全員で動き出すのでした。
一方、別ルートを進むレイは、一緒に進む仲間達と共に、必ず生きて戻ってエマを安心させてやろう、と誓い合っていました。
そしていくらかの時間が流れ…
エマがベッドの上で意識を取り戻すと…
そこにはシェルターに残っていたギルダ達と、別ルートを無事に進み終えていたレイ達、全員の姿がありました。
エマ達は無事に再開を喜び合います。
そこへオジサンも現れ、約束通り名前を教えてくれます。
「俺の名はユウゴ。ユウゴだ」
四週間も眠ていた、と聞かされたエマは、病み上がりにも関わらず動き出し…
GF出身のみんなを集めて、GPで知った情報を共有し始めます。
行き来の道、支援者、農園の設計図、ラムダ計画、七つの壁など…。
これだけの情報があれば、やろうと思えば今すぐ人間の世界にわたれるんじゃないか、とドンが言います。
おそらく、とレイも同意しますが、鬼と人の約束を守り続けているラートリー家が立ち塞がることが予想されます。
人間の世界へ逃げても受け入れてもらえるかはわからず、それが二世界間の戦争につながる可能性もあります。
みんなに情報を共有した上で、エマは自分の考えを伝えます。
家族も、GPで出会った仲間も、そして同じ境遇にいる他の食用児たちも放っておけない、とエマは言います。
「私は全食用児を解放したい」
全ての農園をなくして、食用児なんていない世界を作って、鬼の世界を抜け出したい、そのために…。
「七つの壁を探し見つけ出して、〇〇〇〇と新たな約束を結びたい」
〇〇〇〇とはシスタークローネも口にしていた言葉であり、七つの壁を越えた先にいるとされる、全ての鬼の頂点に立つ存在の名前でした。
ミネルヴァはそれを実現するためのヒントとして、交わされたもう一つの約束というヒントも残してくれていました。
大変な道ですが、それでも一緒についてきてくれるか、エマがみんなに問いかけると…
ドン、ギルダ、アンナなど、その場にいたGF組全員が、ニカッと笑顔を浮かべて当たり前のように賛成します。
支援者に連絡を取る、七つの壁を探す、○○〇〇に会う、約束を結び直す、フィル達を迎えに戻り人間の世界へ渡る…
この5つを二年以内に終えることが、これからのエマ達の目標になります。
「最高じゃねぇか、食用児なんていねぇ世界。やってみろよ」
食料調達に出ていたオジサン…ユウゴ達も戻ってきて、ルーカスやオリバー達も、みんなエマの目標に賛成します。
その頃、ラートリー家の現当主であるピーターは、部下からの報告で、GPが崩壊したことをすでに知っていました。
エマ達がGFから脱獄して半年後のことであり、ピーターはそこに何らかの関連性を感じているのでした。
「偶然かな兄さん。どうであれ僕が逃がさないよ」
「食用児はこの世界に必要なんだ」
約束のネバーランド 11巻の全体的な感想!
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第12話ぶんが更新されました!
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11巻の後半ではレウウィスとついに決着、GP崩壊、そしてシェルターまで一気に帰還して、新たな目標に向かって動き出すなど…
スピーディーな展開でテンポよく物語が進みましたね!!
オジサンの名前もついにユウゴだと判明しましたね!
ユウゴとルーカスの再開シーンは素直に感動しました…!!
コミックスには番外編としてオマケ漫画も載っていて毎回そちらも面白いのですが…
エマ達と初めて会った頃のユウゴの行動を知ったルーカスが、「誰だお前ーッ!お前ユウゴじゃねえ!!」と叫んでユウゴを戸惑わせる、という番外編が特に面白くて笑えました(笑)
見どころがたくさんありすぎて書ききれない11巻ですが…
作者コメントでレウウィスが鬼の王家の五男坊であることが明かされたり、そんなレウウィスが死の間際に走馬燈?のようなものを見るシーンで、ソンジュとムジカの姿があったり(面識がある?)、他にも重要な伏線っぽいものが描かれていて、ここはぜひ絵で見てみてほしいです!
また、11巻後半でGPで死亡した鬼達の死体が描かれるシーンがあるのですが…レウウィスだけはなぜか血だまりしか描かれおらず、死体が消えていました。
ひょっとしたら、レウウィスが息を吹き返して立ち去った、という可能性もあるかもしれませんね!
ただ、再生限度を超えるほどの銃弾を浴びて、トドメに弱点の目まで撃たれているので、死亡した、と考える方が自然な気はしますが…。
他に死体がない理由として考えられるのは、ノウスがノウマの死体を捕食して取り込んだように、ペットのパルウゥスがレウウィスを食べた、という可能性もあるかもしれません!!
いつかパワーアップしたパルウゥスがエマ達の前に復讐に現れるかも…!?
約束のネバーランド ネタバレ11巻の感想まとめ!
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今回の約束のネバーランドの第11巻についてはいかがでしたでしょうか?
今回のネタバレ感想を以下にまとめてみるとこのようになりました!
- 約束のネバーランド11巻のネタバレ!【前半編】
- レウウィスの仮面が割れる!
- 決意を固めるオジサン!!
- 新たな作戦でレウウィスに挑む!
- 約束のネバーランドの11巻をここまで読んで感じた感想は?
- 約束のネバーランド11巻のネタバレ!【後半編】
- 立ち上がるエマ!そして決着!
- 世界を変えた一歩!GP崩壊!!
- 全食用児を解放する!!
- 約束のネバーランド 11巻の全体的な感想!
GPでの反乱は11巻でひと段落し、12巻からは新たな展開が始まります!
約ネバは何回呼んでも読むたびに新しい発見があって最高ですね!!12巻も超面白いですよ!!
それでは、最後までお読みくださり、ありがとうございました!
また次回のネタバレ感想もお楽しみに!
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こんにちは!
ネタバレ感想・考察の庭へようこそー!
今回は現在アニメとしても放送を開始し、週刊少年ジャンプで連載中の人気漫画
『約束のネバーランド』の11巻についてのネタバレ感想内容を
『約束のネバーランド ネタバレ11巻の感想まとめ!』としてわかりやすくまとめてみたいと思います!
今回ネタバレする11巻の注目ポイントはおおまかにどういった部分でしょうか?