キングダムのネタバレ607話の感想『王翦の野望』

かんそう君

こんにちは!

ネタバレ感想・考察の庭へようこそー!

 

今回は2019年7月11日発売の週刊ヤングジャンプに発表された

『キングダム』の607話についてのネタバレ感想を

キングダムのネタバレ607話の感想『王翦の野望』としてわかりやすくまとめてみたいと思います!

さっそく前回のあらすじからおさらいしておきましょう!

 

~前回のあらすじ~

李牧は本能型の武将から『起こり』を研究。

読み解いた戦術を、知略型だった自身の兵団に叩き込み『異種混合軍』を作り上げました。

しかし、李牧の戦術をあっさりと見抜いた王翦。有利だった李牧軍を圧倒します。

はたして、李牧軍の次なる一手とは?

 

▼あわせて読んでみてください!▼

▽前回のネタバレ記事はこちらです▽

キングダム ネタバレ606話

 

こうさつ君

と、ここまでが前回の内容でした。

という事で、さっそく本題である607話のネタバレを紹介していきますよ~!

※ここからはネタバレ内容を含みますので、あらかじめ認識をお願いします!


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キングダム 607話のネタバレ!

王翦の作戦

李牧戦術の謎を解き明かし、雷伯軍を圧倒する王翦軍。

敗報ばかりが耳に届き、雷伯将軍は動揺していました。

 

直下兵としては、李牧を越えていると思いたくありません。

それでも、王翦は李牧と近い景色を見ていると予想できていました。

 

「おのれ、王翦・・・」

 

悔しそうにする雷伯将軍。

 

一方で、王翦将軍の元には敵を撃破した報告ばかりが届いていました。

このままいけば、敵を一気に倒す事ができます。

 

ところが・・・

 

「今すぐ乱戦を解け」

 

王翦から意外な指示。

今戦っている雷伯軍を無視して、左側で戦っている田里弥軍に合流しようというのです。

あまりにも危険なので、最初は部下も反対しました。

 

しかし、王翦にはすでに次の作戦を考えていたのです。

 

「面倒だ

 一気に決着をつける」

 

王翦だけが描く作戦。

それは、敵も味方も思考が一瞬停止するほどの大奇襲でした。

 

驚きの行動

真っ先に反応したのは倉央。

後ろにいた自分の本陣を呼び寄せ、独断で混戦の中に飛び込みました。

おかげで、さらなる混沌を生んだのです。

 

最初は李牧軍も、王翦が戦いを放棄したと考えていました。

しかし、李牧だけは冷静に状況をみていたのです。

 

王翦は部下へ詳細に指示。

言われた通りに王翦軍・田里弥軍・倉央軍が一気に動き、横へと広がっていきます。

 

田里弥軍は中央。

倉央軍は左側。

王翦軍は右側に配置。

 

李牧は気付きました。

王翦軍は戦いながら布陣をしていたのです。

 

これは決して簡単な事ではありません。

王翦将軍の部隊だからこそ出来た戦術でした。

 

こうして、李牧軍が誰も気付かないうちに、王翦軍は『赤大鶴の陣』を完成させてしまったのです。

 

あとは、王翦が最後尾に入って陣の完成です。

田里弥と倉央は出陣を静かに待ちました。

 

ところが・・・

 

敵、味方関係なく目の前の光景に驚愕!

なんと、陣形の前に王翦の姿があったのです!

 

向き合う総大将

李牧軍からすれば、初めてみる王翦の姿。

通常は敵の目の前に、総大将が一人で現れるなどあり得ません。

 

ニセモノか、それとも罠なのか・・・

傅抵やカイネ、戦っていた雷伯将軍も驚きを隠せませんでした。

 

さらに、この行動は誰にも言っていません。

出陣すると思っていた田里弥と倉央も、王翦の意図が分かりませんでした。

 

緊張が走る戦場。

そこへ、さらに驚くべき人物が!

 

「りっ・・・

李牧様!?」

 

今度はなんと、王翦の前に李牧が現れたのです!!

お互い馬に乗り、周囲に部下を引き連れているわけでもありません。

 

本来、総大将同士が相まみえるなど考えられません。

周囲は息を呑みました。

 

静まり返る戦場。

全員が円を描くように集まり、王翦と李牧の様子をみていました。

 

初めて会う二人。

王翦が何か話したそうだと、李牧が察して現れたのです。

 

王翦から喋らないので、まず李牧が話し掛けました。

 

李牧からすれば、秦軍全体の兵糧が底を尽いているのは知っています。

このまま戦ったとしても、いつか飢え死にするだけ。

 

降参すれば、兵達の命だけは保証するというのです。

 

兵糧だけでなく、元々列尾を全軍で越えた時点で、侵入した道は趙軍に塞がれています。秦軍が逃げられる道は残っていません。

王都圏に侵入した時点で、秦軍の負けは決まっていたようなものでした。

 

ところが、それぐらいで王翦は動じません。

 

王翦からの提案

王翦も鄴の食糧が尽きた事は知っています。

間もなく「鄴は落ちる」と断言しました。

 

鄴といえば、趙の喉元を守る盾。

確かに、鄴が落ちれば趙は傾くでしょう。

 

しかし、趙国160年の歴史にかけて、鄴が簡単に落ちるとは限りません。

李牧は王翦の考えを否定しました。

 

ただ、王翦からすれば歴史の重みで国が救われるとは思えません。

上に立つ者がバカの集団であれば尚更。それだけで国は滅びます。

 

現在の趙王が正しい判断をしていれば、秦軍が王都圏に入った時、邯鄲の大軍が動いて勝つ事はできませんでした。

 

ところが、趙王は読みを外して動かなかった。

明らかな判断ミスです。

 

今の趙国を支えているのは間違いなく李牧です。

李牧が消えてしまったら、趙は滅亡の道を歩む事でしょう。

 

王翦は何が言いたいかと言うと、たとえ李牧達が命がけで頑張ったところで、国のトップがバカなら未来はなく「虚しくならないか」と伝えているわけです。

 

王翦が、ここまで李牧を高評価するのには理由がありました。

兵士全員が注目する中で、王翦は予想を上回る発言をしたのです!

 

「私と一緒に来い、李牧

 お前が私と組み力を貸すなら

 二人で全く新しい

 最強の国を作る事ができる」

 

キングダム 607話の感想!

 

こうさつ君

今回の展開は驚き過ぎて、読んでいて興奮しちゃいましたね!

王翦という男は、周りがイメージしている未来よりもずっと先を見ているのでしょう。

 

かんそう君

趙国にとって欠かせない人物である李牧も、ここまであっさりと取り込もうとするとは・・・王翦は恐ろしい男ですね!

でも、王翦の言い分は分かるような気がします。

 

こうさつ君

李牧はとても優秀な男です。国のトップがもっとまともな人物だったら、趙国の未来は明るかったでしょう。非常にもったいない話と言えますよね。

それでも、李牧にもプライドがありますから、簡単には王翦の誘いには答えないでしょう。

 

かんそう君

だって、布陣して李牧軍が逃げられない状態で話を持ちかけていますからね。

最初から選択肢なんて与える気などないのでしょう。

 

キングダムのネタバレ607話の感想『王翦の野望』まとめ

かんそう君

今回の『キングダム』の607話についてはいかがでしたでしょうか?

今回のネタバレ感想を以下にまとめてみるとこのようになりました!

 

こうさつ君

  1. キングダム607話のネタバレ!
    1. 王翦の作戦
    2. 驚きの行動
    3. 向き合う総大将
    4. 王翦からの提案
  2. キングダムネタバレ607話の感想!

 

かんそう君

周囲も驚愕する王翦の着想。

はたして、李牧の答えは!?

 

それでは、最後までお読みくださり、ありがとうございました!

また次回のネタバレ感想もお楽しみに!

 

▼あわせて読んでみてください!▼

▽前回のネタバレ記事はこちらです▽

キングダム606話

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