苦戦を強いられる田里弥軍。
李牧の戦術のカラクリを暴くため、王翦は探りとして倉央に指示。
副将である糸凌が、一千騎引き連れて敵陣に乗り込みました。
ところが、李牧兵の『虚脱』によって足を止められてしまいます。
探りによって何かに気付いた王翦将軍。
自ら一万の歩兵を引き連れて、前進し始めたのです!
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目次
キングダム ネタバレ606話が確定!
キングダム 606話は7月4日の週刊ヤングジャンプに掲載!
ネタバレ内容はわかり次第、発表していきたいと思います。
605話のネタバレ内容から最新606話の内容までを読み解き、今後の展開を予想&考察していきたいと思います!
キングダム 606話の展開予想その①:李牧軍のカラクリを完全攻略
長引きそうだと思っていた中央軍同士の戦い。
案外、早く決着がつきそうで驚きました!
李牧軍を圧倒するためには、超攻撃布陣『大鶴』を攻略しなければいけません。
傅抵やカイネは余裕そうですが、次回は布陣の秘密が明らかにされる事でしょう。
私も前回の話から布陣のカラクリを必死に考えていましたが、糸凌が一人で暴れ回ってくれたおかげで謎が分かってきたような気がします。
李牧軍の戦術を攻略するにあたって、重要となるのは『虚脱』と『挟撃』です。
軍隊同士の戦いの場合、基本的には正面からぶつかっていきます。
大勢の兵士が一気に動くわけですから、当然の動きと言えますよね。
突破できそうな箇所があれば一気に攻め込み、敵の壁を乗り越えて「大将の首とったどー!」という流れになるわけです。
今回、糸凌が一人で突き進んだ際、李牧兵が集まって『虚脱』を仕掛けてきました。
虚脱とは攻撃するわけでもなく、倒れない程度に攻撃を受け流して、少しずつ後退していく防御方法です。
後退していったら敵が乗り込んできちゃうじゃん!て思いますよね~
李牧軍はそれが狙いなんですよ!
あえて盾兵が防御しつつ下がる事で、攻撃タイプの敵兵を誘導しているのです。
当然、突破できそうな箇所があれば敵兵が波のようになだれ込みます。
先頭に近い位置になるほど、先端は細くなっていきますよね。
その状態で、次にくり出すのが『挟撃』です。
名前の通り、両側から敵を挟んで攻撃する方法です。
守りに特化した盾兵が誘導している間に、横から攻めに特化した兵士が攻撃!
大抵の隊は横からの攻撃に弱いので、挟撃によって見事に倒されてしまうわけです。
田里弥軍はとても優秀で、攻めと守りが指示通り的確に動く事ができました。
それがむしろ裏目に出て、李牧軍からすると攻めを誘導しやすく、挟撃しやすい状況となったのでしょう。
じゃあ、どう攻めればいいのか!?
それは、布陣していない王翦将軍の攻め方に秘密があったのです!
キングダム 606話の展開予想その②:王翦軍が圧倒的に有利
605話のラストで、まさかの王翦将軍先頭で一万の兵が前進しました。
注目してもらいたいのは、引き連れた兵士が全員『歩兵』って事です!
考えてもみて下さい。
攻めに特化した兵というのは、だいたい馬に乗っている場合が多いです。
よく登場する『騎馬隊』ってやつですね。
敵を倒さなきゃいけないので、馬に乗って攻撃する方が有利に決まっています。
それなのに、なぜ王翦将軍はあえて歩兵を選んだのか・・・
おそらく、攻めと守りを分かりづらくするためではないでしょうか?
馬に乗っていれば「アイツ、絶対攻めてくるヤツだ!」って、敵も判断できちゃうわけです。
要するに李牧軍と同じやり方を、王翦将軍もやろうとしているのだと思います。
李牧軍は現在、マス目のように整列して歩兵が立っている状態です。
歩兵というと守りのようなイメージですが、整列している中に「守りタイプ」と「攻めタイプ」の兵士が混在しているのはないでしょうか。
そうなると、敵からしてもどこから攻めればいいのか明確に分からず、ひとまず突破できそうな箇所から攻めていくしかありません。
田里弥も様々な戦術を使って突破しようと試みましたが、効果はありませんでした。
そこで王翦将軍は、「攻め」と「守り」を歩兵の中に混在させ、そのまま突撃しようと考えたのだと思います。
このやり方であれば、李牧軍からしても動きが読みづらく、『虚脱』や『挟撃』といった合わせ技を繰り出す事ができません。
力勝負であれば、王翦軍も負けていないでしょうからね。
次回は中央軍同士が力での激しいぶつかり合いとなり、李牧も焦り始めるはずですよ!
キングダム 606話の展開予想その③:李牧軍の半数が死亡!?
李牧の陣形のカラクリを暴いてしまえば、あとは王翦軍が圧倒的有利と言えるのではないでしょうか。
現在は、李牧の直下兵である共伯将軍と雷伯将軍が指示して戦っています。
見た目がそっくりのおっちゃん将軍2人は、明らかに頭脳派のような雰囲気でしたので、布陣が崩れてしまえばすぐに倒されてしまうでしょう。
そうなると、控えていた傅抵やカイネもすぐに出陣する流れになると思います。
王翦軍は今回、田里弥以外にも倉央と糸凌が目立っていましたよね。
倉央はナルシストっぽい雰囲気で超自信家。
糸凌は体も大きく、二刀流で暴れまわる超攻撃型です。
なので、戦うとしたら・・・
傅抵VS倉央
カイネVS糸凌
という対戦状況になると思います。
ただ、勝手な印象ですが傅抵やカイネもすぐに倒されちゃいそうな気がします。
おそらく、李牧軍の大将クラスの半分が一気に殺されてしまう流れになるのではないでしょうか?
キングダムは重要なキャラでもあっさり死んでしまうパターンも多いので、今回も大きな変動があるでしょうね。
607話の展開はどうなる?
王翦軍が李牧軍を圧倒したら、決着がつく前に秦右翼の話に戻ると思われます。
あくまで王翦中央軍の横では、秦右翼と秦左翼が戦っているわけですから、同時進行で話は進んでいくでしょう。
主人公の信があまりにも登場しないのは寂しいですしね。
ただ、これから大きく活躍してくれるのは王賁だと思っています。
今回の朱海平原での戦いでは、3人のエースが活躍していますよね。
飛信隊の信
楽華隊の蒙恬
玉鳳隊の王賁
これからの秦国の未来を担う、大将軍候補の3人になります。
信と蒙恬は活躍の場がありましたが、王賁は今のところ尭雲の右手をケガさせたぐらいで、あまり目立っていない印象です。
ただでさえ王賁は王翦の息子であり、周囲からの反発も大きいものでした。
王翦が援軍を送らない事から、「王賁は王翦の本当の子ではない」という噂も流れたくらいです。
何も功績を残さず終わってしまうのは、王賁も言われっぱなしで悔しいはず。
ぜひとも尭雲に勝ち、今後に繋げて欲しいものです。
あとは、まだ明らかにされていない藺相如の二つ目の遺言も明らかにされるでしょう。
一つ目の遺言は、『中華統一を成す剣』に出会ったら全力で潰す事でした。
だからこそ、趙峩龍は信を成す剣とみなして、全力でぶつかっていったわけです。
でも、戦場に立った尭雲は王賁の首も狙っていましたよね。
これは二つ目の遺言が関係しているはず!
尭雲の本当の目的が明らかにされるでしょう。
キングダムネタバレ606話の展開予想と考察!まとめ
今回の606話の展開予想についてはいかがでしたでしょうか?
謎が解明されつつある李牧軍の強さの秘密。
シンプルな戦い方のようで、李牧の戦術は奥が深いな~と感心しちゃいました。
でも、やっぱり王翦将軍はずるいですよね!
おいしいところを全部一人で食べてしまった印象です。
信や王賁が必死に戦っている時に、王翦は無言か「ほう」ぐらいしか言ってませんからね!
今まで省エネで動いていたので、最後くらい王翦にも矛をふるって欲しいものです。
それでは、最後までお読みくださり、ありがとうございました!
次回もお楽しみに!
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週刊ヤングジャンプの連載作品・キングダムネタバレ606話の展開予想と考察をまとめてみました!