~前回のあらすじ~
領域展開を会得し、特級呪霊に勝利した伏黒。
伏黒は姉である津美紀のことを思い出します。
伏黒が助ける人間を選ぶように、津美紀は伏黒を選んで心配してくれていたことを、今の伏黒にはわかるようになっていました。
姉が早く目覚めてくれることを願いなら、伏黒は疲労困憊のためにその場で眠ってしまいます。
その頃、九相図・兄と交戦していた野薔薇のもとへ、虎杖、そして九相図・弟が合流してきます。
九相図・兄はコンプレックスである背中を見られたことで激昂し、謎の羽を生やすのでした。
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と、ここまでが前回の内容でした。
という事で、さっそく本題である第60話のネタバレを紹介していきますよ~!
※ここからはネタバレ内容を含みますので、あらかじめ認識をお願いします!
目次
呪術廻戦60話のネタバレ!
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九相図兄弟VS虎杖&野薔薇!
扉絵にて、新田が虎杖たちの不在にようやく気付き、電話にも出ないことから、「どこ行ったガキ共ォ!!」と車で虎杖たちを捜しに行く様子が描かれます。
そして当の虎杖と野薔薇はというと、前回に引き続き、九相図兄弟と交戦中です。
九相図・兄が背中から生やした翅…『触爛腐術・極ノ番「翅王」』の先端から血がしたたり落ちり、下にあった石をジュウウウ…と溶かし始めます。
「釘崎!あの血さわんなよ!!」
「分からいでか!!」
翅の先端を伸ばして攻撃してくる九相図・兄に対して、虎杖と野薔薇は背を向けて走り出します。
野薔薇の後ろ髪に翅が届きそうになったところで、虎杖は野薔薇を抱きかかえ、九相図・兄が驚愕するほどの速力で射程外へと逃げ延びます。
「よくやった、褒めてつかわす」
虎杖から降ろしてもらった野薔薇がそんな軽口を叩くと、虎杖も軽い感じで「ヘイヘイ」と答えます。
「嘘。アリガト」
いったん射程外へ逃げ延びたことで気を抜いた様子を見せる二人でしたが…
そこへ別ルートから先回りしていた九相図・弟が現れ、油断していた虎杖の顔面に血を吹きかけてきます。
「虎杖!!」
心配して駆け寄ろうとした野薔薇に対し、今度は追いかけてきた九相図・兄の翅が命中、野薔薇は左腕を中心に負傷させられてしまいます。
共に九相図兄弟の血を浴びてしまった虎杖・野薔薇に対し、九相図・兄は「私たちの術式はここからです」と宣告してきます。
呪胎九相図の成り立ち!
九相図・兄が触爛腐術「朽」を発動すると…
虎杖と野薔薇の体に異変が起こり始め、血を浴びたところを中心に、バラのような奇妙な模様が浮かび上がります。
「私たち兄弟どちらかの血を取り込み、私たち兄弟どちらかが術式を発動すれば、侵入箇所から腐食が始まります」
虎杖はもって15分、野薔薇は10分が限界でしょう、と九相図・兄は言いますが、実際の進行ペースは術式を開示したことでさらに早まりそうです。
(兄さん、呪術師は大したことないよ)
九相図・兄が内心でそうつぶやき、勝利を確信したところで、九相図兄弟が生まれた経緯が語られます。
明治の始め、呪霊の子を孕む特異体質の娘が、人間と呪霊の混血である異形の子を産みました。
その子供は何らかの原因で死んでしまったようで、特異体質の娘は亡骸を抱えて呪術師がいる寺へ駆け込んだのですが…
そこにいたのは史上最悪の術師であり、御三家の汚点としてその名を残すことになる、加茂憲倫。
彼は知的好奇心から、特異体質の娘に九度の懐妊と九度の堕胎をさせ、その結果生まれた呪物こそが、呪胎九相図だったのでした。
九相図兄弟の名前が判明!?
(150年。お互いの存在だけを頼りに、封印を保ってきた)
そして真人によって受肉させられ、現代に蘇った呪胎九相図1~3番は…
長兄である九相図・1番の指示で、呪霊側につくことを決めていました。
「呪霊が描く未来の方が俺たちにとって都合がいい。ただそれだけのことだ。受肉の恩は忘れろ」
いいか弟たちよ、と九相図1番は、2番と3番に語ります。
「壊相(2番)は血塗(3番)のために」
「血塗(3番)は俺(1番)のために」
「俺(1番)は壊相(2番)のために生きる。俺たちは三人で一つだ」
そんな長男(1番)の言葉を思い出しながら…
壊相(2番)は兄弟のため、兄弟が望むのであれば、それに殉ずる覚悟を固めていました。
「クックック、当たれば勝ちの術式、強いなオマエら」
術式を決めたことですでに勝った気になっている壊相に対し、追い詰められたかに見えた野薔薇が笑顔を浮かべながら言います。
「でも残念。私との相性、最悪だよ!!」
釘を取り出した野薔薇は、自分の右手に浮かぶバラの模様めがけて突き刺し、芻霊呪法・共鳴りを発動。
壊相と血塗の内側から、ドグンっと衝撃が走ります。
「我慢比べしよっか♡」
呪力持久戦GO!という不穏なアオリ文と共に、野薔薇は不敵な笑みを浮かべるのでした。
呪術廻戦60話を読んでみた感想!
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最後に見せた野薔薇の笑顔は、ヒロインとは思えないくらい凶悪な感じでしたね!
九相図兄弟の術式で浮かび上がったバラの模様も、むしろ野薔薇の凶悪さを増すためのアクセサリーみたいに見てきます。
野薔薇はこのまま自分に浮かんだバラの模様に釘を打ち続けていくのでしょうか…!?
九相図兄弟の名前と番号も判明しましたね!
兄(翅を生やした変態)の方は2番で、名前は壊相。
弟(人間離れした体系)の方は3番で、名前は血塗。
そして長兄である1番は名前が明かされませんでしが、近々また再登場しそうですね!
呪胎九相図の成り立ちについても明かされましたが、かなり重い設定ですよね…。
呪霊の子を孕んでしまう特異体質の娘、そしてその娘に混血の子を産ませ続けた加茂憲倫という史上最悪の呪術師…。
京都交流会で登場した加茂憲紀とは、漢字こそちょっと違いますが、読み仮名は同じ「のりとし」ですよね。
加茂(憲紀)は側室の子として生まれましたから、イジメのような形でこの名前をつけられてしまったのかもしれませんね…。
加茂(憲倫)については史上最悪の呪術師と言われているくらいですから、彼が行った非道・悪行の類が今後また出て来そうですね。
また、呪胎九相図は1番から9番まであり、真人が高専から回収したのは1番から3番までなのですが…
こちらも残りの4番から9番がどこかのタイミングで登場しそうですよね。
呪術廻戦ネタバレ60話の感想『呪胎九相図の成り立ち!』まとめ
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今回の『呪術廻戦 じゅじゅつかいせん』の第60話についてはいかがでしたでしょうか?
今回のネタバレ感想を以下にまとめてみるとこのようになりました!
- 呪術廻戦60話のネタバレ!
- 九相図兄弟VS虎杖&野薔薇!
- 呪胎九相図の成り立ち!
- 九相図兄弟の名前が判明!?
- 呪術廻戦60話を読んでみた感想!
次回は九相図兄弟相手に野薔薇が大活躍しそうですね!
冒頭でギャグっぽく虎杖たちを探しに出た新田は合流できるのか…そちらも気になりますね!
それでは、最後までお読みくださり、ありがとうございました!
また次回のネタバレ感想もお楽しみに!
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ネタバレ感想・考察の庭へようこそー!
今回は少年ジャンプに連載中の人気漫画である
『呪術廻戦 じゅじゅつかいせん』の第60話についてのネタバレ感想内容を
『呪術廻戦ネタバレ60話の感想『呪胎九相図の成り立ち!』』としてわかりやすくまとめてみたいと思います!
さっそく前回のあらすじからおさらいしておきましょう!