~前回のあらすじ~
九相図兄弟と交戦中の虎杖&野薔薇。
九相図兄弟の血を浴びてしまった虎杖と野薔薇は、触爛腐術「朽」により全身を腐食させられてしまいます。
九相図兄弟は150年前に生まれた、人間と呪いの混血児であり、お互いの存在だけを頼りに、封印状態で生き延びてきたのでした。
触爛腐術「朽」は、本来なら当たれば勝ちの術式だったのですが…
野薔薇が芻霊呪法・共鳴りを発動、我慢比べ対決に持ち込まれてしまうのでした。
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と、ここまでが前回の内容でした。
という事で、さっそく本題である第61話のネタバレを紹介していきますよ~!
※ここからはネタバレ内容を含みますので、あらかじめ認識をお願いします!
目次
呪術廻戦61話のネタバレ!
虎杖&野薔薇が優勢!?共鳴り&ラッシュ!
「痛いのは嫌だろ?ならさっさと泣きながら術式解とけよ」
凶悪な表情で九相図兄弟を脅迫する野薔薇。
共鳴りを食らった壊相(九相図・兄)は、即座にその性質を見抜きます。
(呪詛返しの術式!我慢比べ…こちらの術式を解かねばコレが続くというわけね!)
ここで野薔薇の芻霊呪法「共鳴り」の解説が入ります。
・対象から欠損した一部に人型を通して呪力を打ち込むことで、対象本体にダメージを与える術式。
・術式範囲の制限はゆるく、対象との実力差、欠損部位の希少価値によって効果が変わる。
・血液は芻霊呪法において決して価値は高くないが、共鳴りは対象との繋がりを辿る。
そして今、野薔薇の中に壊相・血塗の血液が入り、さらに触爛腐術の術式によって、2人との繋がりが強められたことで、結果的に共鳴りの効果が高められているのでした。
(弟の方にも効いたのはタナボタだな。このままじゃどーせ死ぬんだ。じゃんじゃか共鳴りブチ混んでやる)
そんな野薔薇の思惑とは裏腹に、壊相は我慢さえしていれば野薔薇の方が先に死ぬと予測します。
さらに触爛腐術・朽の発動中は痛みと毒でまともに動けないことから、壊相は自分たちの勝利を疑っていませんでしたが…。
そんな中、まるで痛みなど意に介さないかのように虎杖が動き出し、壊相を驚かせます。
野薔薇も再び共鳴りを発動。
九相図兄弟の顔がゆがみ、さらに虎杖が血塗を殴り飛ばします。
ここで今度は虎杖についての解説が入ります。
虎杖悠仁は猛毒であり呪いの王・両面宿儺の器であり、あらゆる毒への耐性を持っていました。
毒は効かずとも痛みは感じているのですが、しかし痛みだけでは虎杖を止めることはできませんでした。
虎杖は拳のラッシュで血塗をタコ殴りにします。
「血ッ塗ゥウウウウ!!」
なすすべなく殴られ続ける弟のピンチに、壊相が絶叫します。
「うるせぇな」
そこへさらに野薔薇が自らの腕に釘を刺し、再び共鳴りを発動。
壊相の内部にドグンッ、と衝撃が走ります。
「なんの!!」
壊相は苦痛に顔をゆがめながら、血塗のピンチを救うために走り出します。
九相図兄弟の絆!
弟・血塗のピンチに走る兄・壊相。
ここで虎杖と野薔薇が位置を入れ替え、対戦相手を交換します。
壊相に虎杖が、血塗に野薔薇が向かいます。
(スイッチ!!瀕死の女に、より瀕死の弟を当てるか!!)
弟を助けに行きたい壊相でしたが、目の前に立ちふさがった虎杖を前に、一瞬で思考を巡らせます。
重要なのは、術式(触爛腐術・朽)を解くか否か。
現状を冷静に分析した上で、(絶対に術式は解かない!!)と決意し、虎杖に向かっていく壊相でしたが…。
「兄者…」
先ほど虎杖にボコボコにされ、瀕死状態の血塗が、弱々しくそうつぶやきます。
(俺たちは三人で一つだ)
次の瞬間、虎杖と野薔薇にかけられていた触爛腐術・朽が解除されます。
(気づいた時には、術式を解いていた)
壊相は飛びかかってきた虎杖の打撃を受け止め、翅王を発動して応戦します。
虎杖と野薔薇のダブル黒閃!!
壊相の翅王を回避した虎杖でしたが、翅王はそのまま伸び続け、背中を向けている野薔薇に迫ります。
野薔薇は背後からの攻撃には気づいておらず、目の前の血塗を仕留めることに瀬戸際の集中状態にありました。
そして虎杖は、野薔薇に翅王が当たってしまう前に壊相を仕留めるべく、やはり極限の集中状態にありました。
虎杖悠仁の本領である「誠心」、さらに禪院真希を凌ぐ身体能力と格闘センス、そこに与えられた呪いの力…。
(彼は、黒い火花に愛されている)
そんなナレーションの後、見開きページで虎杖が黒閃を発動します。
さらに同じページでなんと野薔薇も黒閃を初披露します。
二人同時に九相図兄弟に黒閃をお見舞いした形になります。
壊相は呪力でガードしたものの右腕をまるごと吹っ飛ばされ、血塗はさらに大きなダメージを負ったようで、壊相の視線の先でぐったり倒れこみます。
(ああ、弟よ。死ぬな!!弟よ!!)
「あ”っ、兄者ァアア”ア”アッ!!」
やられたかに見えた血塗でしたが、立ち上がって野薔薇に背後から襲い掛かろうとします。
しかし野薔薇は背後を振り返ろうともしません。
虎杖はちょっと心配そうに振り返り、壊相はニッと笑みを浮かべ、成り行きを見守ります。
「まだこっちは見せてなかったわね」
野薔薇がパチン、と指を鳴らします。
「簪」
野薔薇が余裕の表情でそう告げると、血塗に打ち込まれていた釘がドチュ、と抉りこまれ、血塗は今度こそ力尽きたのか、ドサッと倒れます。
「心配しなくても、すぐに兄貴も送ってやるわ」
呪術廻戦61話を読んでみた感想!
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今回はなんと野薔薇が黒閃を使いましたね!
京都交流会編にて、黒閃を体験した者とそうでない者では、呪力の核心までの距離に天と地ほどの差がある…
と解説されていましたが、野薔薇も今回の黒閃をきっかけに急成長しそうですね!!
本来なら狙って出すことはできないとされる黒閃ですから、特別な理由がない限り、野薔薇も黒閃を狙ってバンバン出せるようになる…というわけではないのかな、と思います。
「領域展開の会得」のように、今後もキャラクターが成長したことを示す表現手法としての「黒閃」がまた使われることもあるかもしれませんね。
虎杖の方はもう完全に狙って黒閃を出せるようになっていますよね!
京都交流会ではその理由までハッキリ語られていなかったと思うのですが、今回ナレーションで解説された「誠心」、身体能力と格闘センス、それに(両面宿儺の器として?)与えられた呪いの力…
それらをすべて併せ持っていることが、なぜ虎杖は狙って黒閃を連発できるのか?という疑問へのアンサー、なのかもしれませんね。
逆に言えば、それらが条件だとしたら、虎杖以外にも黒閃を狙って出せるキャラが今後出てくるかもしれませんね。
(本当は既存キャラの中ですでにいるんだけれど、わざわざ公言していないだけ…なんて可能性もありますよね)
今回は野薔薇の活躍も良かったですし、九相図兄弟の絆も熱いものがありましたね!
弟の血塗の方は今回でやられてしまった感じですが、残るのは片腕を失った兄・壊相だけ。
このまま虎杖&野薔薇と二対一はさすがに分が悪いと思うので、撤退するか、それとも長男(九相図・1番)が助けに来る展開もあるかもしれませんね!
呪術廻戦ネタバレ61話の感想『兄弟の絆とW黒閃!』まとめ
今回の『呪術廻戦』の第61話についてはいかがでしたでしょうか?
今回のネタバレ感想を以下にまとめてみるとこのようになりました!
- 呪術廻戦61話のネタバレ!
- 虎杖&野薔薇が優勢!?共鳴り&ラッシュ!
- 九相図兄弟の絆!
- 虎杖と野薔薇のダブル黒閃!!
- 呪術廻戦61話を読んでみた感想!
伏黒の成長に続いて野薔薇も黒閃を経験し、一年生トリオが全員パワーアップしましたね!
この三人の活躍が今後も楽しみですね!
それでは、最後までお読みくださり、ありがとうございました!
また次回のネタバレ感想もお楽しみに!
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ネタバレ感想・考察の庭へようこそー!
今回は少年ジャンプに連載中の人気漫画である
『呪術廻戦 じゅじゅつかいせん』の第61話についてのネタバレ感想と考察内容を
『呪術廻戦ネタバレ61話の感想『兄弟の絆とW黒閃!』』としてわかりやすくまとめてみたいと思います!
さっそく前回のあらすじからおさらいしておきましょう!