~前回のあらすじ~
かつて交戦した特級呪霊と再戦することになった伏黒。
戦いの最中、苦戦する伏黒は危険な奥の手らしきものを使いかけますが、寸でのところで思いとどまります。
五条との特訓や、宿儺にかけられた言葉を思い出しながら、本気になった伏黒は領域展開を会得します。
伏黒の領域展開・嵌合暗翳庭は不完全ながら呪霊を追い詰めていき、最後は玉犬による背後からの一撃で決着。
伏黒は勝利したものの、激しい疲労に襲われるのでした。
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と、ここまでが前回の内容でした。
という事で、さっそく本題である第59話のネタバレを紹介していきますよ~!
※ここからはネタバレ内容を含みますので、あらかじめ認識をお願いします!
目次
呪術廻戦59話のネタバレ!
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伏黒の勝利を感じ取る宿儺!?
領域展開を会得し、特級を撃破した伏黒は、回収した宿儺の指と共に結界から外へ出てきます。
「いい、それでいい」
伏黒の戦いを見ていたかのように、宿儺が嬉しそうにそうつぶやきます。
伏黒は疲労のためか、その場で吐いて倒れてしまい…過去の記憶を夢に見ます。
「他人と関わる上での最低限のルール、分かるか?」
中学2年の伏黒が、校舎の脇に積み上げられた不良の山の上で、山に埋もれている一人の不良にそう問いかけます。
…わかりません、と答える不良に、伏黒は不機嫌そうな無表情で答えます。
「私はアナタを殺しません。だからアナタも私を殺さないでください、だ」
山の上から不良を踏みつけにして降りながら、伏黒は語り続けます。
「殺しを何に置き換えてもいい。要は相手の尊厳を脅かさない線引き。互いの実在を成す過程、それがルールだ」
「それを破って威張って腫物みたいに扱われて、さぞ居心地良かったろうな。次俺の前でやったら殺すからな」
不良は何を言われているのかわからない様子で、「俺らオマエに何かしたか?」と問いかけますが…
「自分で答えろ、それか死ね」
伏黒はそう言い残して去っていきます。
伏黒の生い立ちが判明!
伏黒が不良たちをボコって山にしてその場を去っていくと、不良たちにパシリにされていたメガネの少年とすれ違います。
何も言わずにその場を去る伏黒に、同じ中学の三年生である姉・津美紀が声をかけてきます。
「恵、もうケンカしないって言ったよね」
自分をいさめてくる姉に対して、伏黒は不機嫌そうな顔で「保護者ヅラすんな」と言い放ちます。
(悪人が嫌いだ。更地みてぇな想像力と感受性でいっちょ前に息をしやがる。気色悪ィ)
(善人が苦手だ。そんな悪人を許すことを格調高くとらえてる。吐き気がする)
そんな感受性を持つ伏黒にとって、津美紀は典型的な善人と映っているようで、「気持ち悪ィ」と視線をそらしながら声に出して言います。
津美紀はそんな伏黒の後頭部に、持っていたいちごミルクの紙パックを投げつけ、ボバシャ、と中身を浴びせかけます。
「あ、ゴメン…中身が出るとは…」
(小1の時、俺の父親と津美紀の母親、それぞれの片親がくっついて蒸発した)
伏黒の父は禪院家の呪術師でしたがろくでなしであり、家を出て伏黒を作り、その伏黒を禪院家に売って蒸発資金にしたのでした。
当時まだ幼かった伏黒に、その事実を教えたのは五条であり、伏黒はそんな五条のデリカシーのなさにムカつきつつも…
そんなムカつく相手である五条が禪院家の件を帳消しにしてくれて、伏黒が将来呪術師として働くことを担保に、姉弟二人分の高専からの金銭的援助を通してくれたのでした。
(何が呪術師だ、馬鹿馬鹿しい。俺が誰を助けるってんだよ)
抑えきれない苛立ちをぶつけるかのように、伏黒はいちごミルクをぶつけてきた津美紀をにらみつけます。
津美紀の呪いと変態の翅!
(俺が中三に上がって間もなく、津美紀が呪われた)
呪いの正体も出自も不明、ただ全国に同じような被呪者がいる中、何もわからないまま津美紀は寝たきりになってしまいます。
(いつも笑って綺麗ごとを吐いて、俺の性根すら肯定する)
津美紀は伏黒が誰かを傷つけると本気で怒りを見せ、当時の伏黒はそれを事なかれ主義の偽善だと思っていたのですが、今はその考えが間違いだったと思うようになっていました。
(俺が助ける人間を選ぶように、俺を心配してくれてたんだろう)
(悪かったよ、ガキだったんだ。謝るからさ、さっさと起きろよバカ姉貴)
意識を失っていた伏黒は、八十八橋の下で頭痛と共に目を覚まします。
八十八橋の呪いは祓うことができた伏黒でしたが…津美紀が寝たきりになった原因の呪いは別だろう、と感じていました。
伏黒は指と虎杖のことを気にかけながら、疲れ切ったのかそのまま眠ってしまいます。
一方、宿儺の指が結界の外に出たことで、それを感じ取った野薔薇と九相図・兄(半裸の変態男)が、それぞれに思考を巡らせていました。
九相図・兄はなぜか背中を隠しながらの背面歩きで指のところへ向かいだし、野薔薇も阻止すべく走って追いかけます。
「…私、自分の背中がコンプレックスでして。警告です。私の背中を見たら殺しますよ」
九相図・兄がそう警告した次の瞬間、背後から九相図・弟と虎杖があらわれ、コンプレックスだというその背中を見てしまいます。
「みっ、みっ、みっ、見たなぁああ!!?」
不気味な顔のようなものがついた背中を見られた九相図・兄は激高しますが…
その隙に接近した野薔薇が、九相図・兄の後頭部を思いっきり殴打します。
「じゃあなんでんな格好してんだよ」
野薔薇のツッコミに対し、「ムレるんだよ」、九相図兄はそう答えながら術式を発動します。
「触爛腐術・極ノ番…翅王!」
背中から呪力でできた蝶の翅のようなもの生やしながら、九相図・兄は「バチ殺し!!」と宣言するのでした。
呪術廻戦59話を読んでみた感想!
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やはり前回の領域展開で、伏黒と特級呪霊の勝負は決着がついていたようですね!
以前は「宝の持ち腐れだな」と伏黒に言っていた宿儺も、「それでいい」と伏黒の成長を認める発言をしていましたね!
呪術廻戦最強?の宿儺からお墨付きをもらった伏黒は、今後もどんどん強くなりそうで楽しみですね!!
そして今回は伏黒と津美紀の過去についてもより深く描かれましたね!
京都交流会での加茂との会話などから、伏黒が禪院家とかかわりがあることは分かっていましたが…
判明してみると、やさぐれたくなってしまうのもわかるような、ひどい親の元に生まれていたのですね…!
伏黒と津美紀は義理の姉弟であることがわかったり、二人の関係性、そして伏黒が呪術師になるきっかけを作ったのがある意味五条だということも判明したり…
今回はかなり情報量が多い回でしたね!
ラストで変態が羽化したのもインパクトがありました!
今回は人気投票の中間結果も発表されていましたが、一位は虎杖、二位は五条、三位は伏黒でした!
今回活躍した伏黒もこれから伸びそうで、最終結果がどうなるか気になりますね!!
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今回の『呪術廻戦 じゅじゅつかいせん』の第59話についてはいかがでしたでしょうか?
今回のネタバレ感想を以下にまとめてみるとこのようになりました!
- 呪術廻戦59話のネタバレ!
- 伏黒の勝利を感じ取る宿儺!?
- 伏黒の生い立ちが判明!
- 津美紀の呪いと変態の翅!
- 呪術廻戦59話を読んでみた感想!
巻末コメントによると、芥見先生は半裸のマッチョを描かないと死ぬ病にかかっている可能性があるそうです!
確かに呪術廻戦は東堂とか半裸のマッチョがたびたび出てきますよね!
次回は九相図兄弟VS虎杖&野薔薇のタッグ戦でしょうか!?
監督役として付いてきた新田の参戦もあるかも…!?
続きが楽しみですね!
それでは、最後までお読みくださり、ありがとうございました!
また次回のネタバレ感想もお楽しみに!
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ネタバレ感想・考察の庭へようこそー!
今回は少年ジャンプに連載中の人気漫画である
『呪術廻戦 じゅじゅつかいせん』の第59話についてのネタバレ感想内容を
『呪術廻戦ネタバレ59話の感想『伏黒の生い立ち!』』としてわかりやすくまとめてみたいと思います!
さっそく前回のあらすじからおさらいしておきましょう!