~前回のあらすじ~
八十八橋の呪いを祓いに来た虎杖・伏黒・野薔薇の三人でしたが、次々に敵が現れたことで分断されてしまいます。
虎杖は乱入してきた九相図の呪いを相手にしていましたが…
謎の変態男に野薔薇が連れ去られ、変態男を兄者と呼ぶ九相図の呪いにも逃げられてしまいます。
虎杖は八十八橋の呪いの相手を伏黒一人に任せ、その場を離れることになります。
残った伏黒は、玉犬を上手く使って八十八橋の呪いを仕留めることに成功します。
しかしそこへ、以前も交戦した特級呪霊が姿を現し、一対一の戦いを強いられるのでした。
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と、ここまでが前回の内容でした。
という事で、さっそく本題である第58話のネタバレを紹介していきますよ~!
※ここからはネタバレ内容を含みますので、あらかじめ認識をお願いします!
目次
呪術廻戦58話のネタバレ!
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伏黒VS特級呪霊!
(気配が大きすぎるモノ、息をひそめているモノ、既に呪霊に取り込まれているモノ…これは共振だ)
伏黒が目の前の特級呪霊を前に、思考を巡らせます。
(取り込まれた呪霊の中で力を抑えていた宿儺の指が、6月の虎杖の受肉をキッカケに呪力を解放したんだ)
見てくれは同じだが恐らく少年院の奴より数段――と、そこまで思考したところで呪霊が攻撃してきます。
呪霊の右手から呪力が放たれ、回避した伏黒の額をかすめます。
(強い!!)
高速で回り込んでくる呪霊の攻撃をかわしながら、伏黒は玉犬に加えて鵺を繰り出して応戦します。
五条との特訓!!
場面が変わり、伏黒が五条と特訓しているシーンになります。
五条に軽くいなされる感じで、伏黒が畳の上に叩き転ばされます。
「珍しいね、恵が僕に稽古頼むなんて。悠仁に追い越されて焦った?」
五条が言うには、伏黒は実力も潜在能力も虎杖と遜色がなく、後は意識の問題なのだそうです。
「恵、本気の出し方知らないでしょ」
「は?俺が本気でやってないって言うんですか」
露骨に怒りの表情を浮かべる伏黒に、やってないんじゃなくてできてないんだよ、と五条は、例として野球対決で伏黒が送りバントしたことを挙げます。
五条や虎杖なら常にホームランを狙う、バントが悪いわけではなく、団体競技の野球と違って呪術師は個人競技、周りに味方が何人いようと死ぬときは独りだ、と。
「君は自他を過小評価した材料でしか組み立てができない。少し未来の強くなった自分を想像できない」
座って話を聞いている伏黒に、五条も膝を落として視線を合わせ、話を続けます。
「君の奥の手のせいかな、最悪自分が死ねば全て解決できると思ってる。それじゃ僕どころか七海にもなれないよ」
五条は右手をピストルのような形にして、人差し指で伏黒の額を突きます。
「『死んで勝つ』と『死んでも勝つ』は、全然違うよ、恵」
「本気でやれ、もっと欲張れ」
本気の伏黒!領域展開!!
(何秒気を失ってた?玉犬は破壊…いや術式が解けたか)
気絶していたらしい伏黒が目覚め、状況を把握し始めます。
呪霊の攻撃で吹き飛ばされたのか、背中から壁にぶつかってぐったりしている格好の自分めがけて…呪霊が近づいてくるところでした。
ここまでだな、と何かを決意した様子の伏黒は、「布瑠部―」と唱えかけますが…
(宝の持ち腐れだな)という宿儺の言葉が脳裏をよぎり、逡巡します。
「やめだ」
額から血を流しながら、伏黒は笑顔を浮かべ、何かに降参するかのように両手を上げてそう言います。
「影の奥行きをすべて吐き出す…具体的なアウトラインは後回し、呪力を練ったそばから押し出していけ」
ブツブツとつぶやきながら、何かのイメージを固めていく伏黒の脳裏に、再び宿儺からかけられた言葉がよぎります。
(オマエあの時、何故逃げた)
立ち上がった伏黒は、何かを吹っ切ったかのような笑顔で言い放ちます。
「やってやるよ!!」
(自由に!!)
限界を越えた未来の自分をイメージした伏黒は、「領域展開」を宣言します。
「嵌合暗翳庭」
ザブン、と液状の影が大量にあふれて周囲を埋め尽くし、黒い羽根が舞い浮かびます。
ダメージのある体で無理をしたからか、伏黒は額からの出血をひどくしてしまい、脂汗まで流して尋常でない様子ですが…
「ハハッ!!」とどこか嬉しそうに笑います。
(不完全!!不細工もいいとこだ。だが今はコレでいい!!)
影の中から無数の不知井底らしき影があらわれ、呪霊の足を掴んで動きを止めます。
その隙に伏黒は接近、呪霊に飛び蹴りを食らわせます。
(もっと自由に!広げろ!!術式の解釈を!!)
液状の影の上を滑るように移動する伏黒は、影で自分のダミーを作って呪霊からの攻撃を回避。
さらに鵺を二匹同時に仕掛けて呪霊へのダメージを重ねていきます。
呪霊は苦しそうな声を上げると、全身に力を漲らせ、自分を中心に呪力を全方位に放射することで、周辺の影をあらかた吹き飛ばし尽くします。
「アハッ♡」と喜ぶ呪霊でしたが…
直後にドスッと鈍い音が響きます。
呪霊の背後の影にもぐり込んでいた伏黒が、玉犬と共にあらわれ…
玉犬の爪による一撃で、呪霊の上半身を背後からブチ抜いたのでした。
「玉犬(渾)の爪はアレにも傷をつけた。不意のオマエを貫くくらい訳ないさ」
この一撃で勝負がついたことを悟ったのか、呪霊は驚愕の表情を浮かべ…伏黒は不敵な笑みを浮かべ、つぶやきます。
「……疲れた」
呪術廻戦58話を読んでみた感想!
いやこの血で彩られてメッチャ凄みある普段絶対しなさそうな笑顔に、五条先生との回想・モノローグ・とどめにリフレインする宿儺の言葉って流れからの見開きでのアレ、ジャンプ漫画のお手本でしょ#呪術廻戦 pic.twitter.com/B8Ivyfm2lu
— Mr.ゲンキ (@Genki_GUYA) May 12, 2019
今回は伏黒のパワーアップ&大活躍の回でしたね!
最後のコマに完全燃焼!!というアオリがついていましたが、今の伏黒に出せる全力を発揮できたのでしょうね!!
領域展開を決意した時の吹っ切ったような笑顔や、ラストの一撃を決めた時の不敵な表情がかっこよかったです!!
伏黒の領域展開である「嵌合暗翳庭」は影を使って戦う彼らしいスタイルでしたね!!
これまでは影で式神を作ったり、物を出し入れするくらいの使い方だったと思うのですが…
今回は伏黒本人が言っているように、その解釈を最大限に広げていくような戦い方でしたね!!
領域展開直後に不完全!!と伏黒本人が感じていますし、まだまだ成長の余地が大きくありそうですね。
今回見せた自分のダミーなどの他にも、新たな影を使った戦法がどんどん出てくるかもしれません。
強力ではありますが、ラストで伏黒がつかれた…とこぼしているように、消耗もハンパなさそうですね…!
今回倒した呪霊は特級であり、少年院で遭遇した時よりさらに強くなっていたようなのですが…
伏黒のセリフからは、同じ特級でも花御と比べると、今回の呪霊は大分格が落ちるような印象を受けました!
特級呪物の中でも宿儺の指が別格扱いなように、特級呪霊の強さも上と下で大分差があるのでしょうね…!
(S級妖怪といっても強さはピンキリ、みたいな感覚でしょうか)
今回はカラーの扉絵がついていて、虎杖と伏黒の首筋に、背後からそれぞれ何者かが手を伸ばしている…という不穏なイラストが描かれてしました!
虎杖に手を伸ばしているのは真人、伏黒は宿儺、でしょうか!?
扉絵カッコイイのでぜひ見てみてください!!
呪術廻戦ネタバレ58話の感想『伏黒の本気!領域展開!』まとめ
https://twitter.com/RkK9y/statuses/1127592199024025600
今回の『呪術廻戦 じゅじゅつかいせん』の第58話についてはいかがでしたでしょうか?
今回のネタバレ感想を以下にまとめてみるとこのようになりました!
- 呪術廻戦58話のネタバレ!
- 伏黒VS特級呪霊!
- 五条との特訓!
- 本気の伏黒!領域展開!!
- 呪術廻戦58話を読んでみた感想
芥見先生は薬局で治らなかった肌荒れが皮膚科に行ったら二日で治ったそうで、作品に支障がなさそうでよかったです!
次回は虎杖や野薔薇サイドの戦いが描かれそうで、引き続き楽しみですね!!
それでは、最後までお読みくださり、ありがとうございました!
また次回のネタバレ感想もお楽しみに!
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ネタバレ感想・考察の庭へようこそー!
今回は少年ジャンプに連載中の人気漫画である
『呪術廻戦 じゅじゅつかいせん』の第58話についてのネタバレ感想内容を
『呪術廻戦ネタバレ58話の感想『伏黒の本気!領域展開!』』としてわかりやすくまとめてみたいと思います!
さっそく前回のあらすじからおさらいしておきましょう!