~前回のあらすじ~
前回はノーマンによって、邪血の少女の一族について解説がされました。
約700年前、飢えに苦しむ鬼の村にあらわれた邪血の少女は…
人を食べなくても姿と知能を維持できる体質を持っており、自分の血を分け与えることでその体質を他の鬼にも授けることができました。
そして邪血の少女の血を与えられた鬼は、血を分け与えることで、体質を授ける能力までも受け継ぐことができました。
邪血の少女の存在は鬼の村の飢餓を救いましたが…
その血が蔓延することで鬼社会のバランスが崩れ、自分達の特権が失われることを恐れた王家・五摂家によって、邪血の少女の一族は食い殺されてしまったのでした。
ノーマンはエマ達から邪血の少女・ムジカが生きていたことを知って、その仲間のソンジュを含めて殺そうと考えます。
エマは鬼を滅ぼしたくないという本心をようやく打ちあけますが、ノーマンに一蹴されてしまうのでした。
\こちらもおすすめです/
と、ここまでが前回の内容でした。
という事で、さっそく本題である第128話のネタバレを紹介していきますよ~!
※ここからはネタバレ内容を含みますので、あらかじめ認識をお願いします!
目次
約束のネバーランド128話のネタバレ!
https://twitter.com/yakuneba_staff/status/1109020666974490625
ノーマンの正しさ!
家族も、仲間も、そして全食用児が笑って暮らせる未来をつくりたい…
そのためにノーマンが考えた最善の方法、それが鬼の絶滅でした。
「ノーマンは正しい!でもそれは全部確立の正しさでしょ!」
エマはノーマンの考えが数字の上では一番正しいかもしれない、と認めながらも…
敵だからといって罪のない子供達まで殺戮するなんて正しいとは思えない!とあくまで自分の想いを貫きます。
「絶滅って重いよ、殺すって重いよ。殺さなくてもいいじゃない、その道もちゃんとあるじゃない」
危険でも、わずかでも、人間も鬼も死なずに生き残る方法があるなら、その道に賭けて進もうよ、とエマは訴え続けます。
確率だけで、数字上の正しさだけで選んでいたら、そもそもGFの脱獄だってなかった、弟妹達を連れてでることもしていなかった、わずかでも理想に賭けたから今がある、と。
「私は鬼を殺したくない…少なくとも、友達を殺さなきゃ生きられない未来なら、私はもうきっと笑えない」
あくまでも絶滅は避けたい、というエマの想いはとりあえず理解したノーマンですが…
すでに計画は動き出しており、撤回はできないと言います。
エマはノーマンの計画を全て否定するわけではなく、王と五摂家を打倒して農園を解放するまでは認めます。
しかし、そこで王達を殺してしまわずに、その血で人を食べなくていい鬼を増やしたい、とエマは自分の考えを話し始めます。
「同時に七つの壁を越えて〇〇〇〇と約束を結び直す。人間の世界へ逃げられる道筋をつける」
「そして全ての鬼を退化しない体に変えて、全ての農園をなくしたら、すべての食用児で人間の世界に渡ろう」
エマの閃き!!
エマの考えを聞いたノーマンは、「夢物語だね」と一蹴します。
人間の世界どうこうは良しとしたとしても、場所すらわからない七つの壁が不確定すぎる、と。
「知ってるよ。七つの壁への行き方はこの一年半で突き止めた」
「必要なものも集めたの。条件さえ揃えばもういつでも行ける」
突き止めた?と驚くノーマンに、それでもノーマンの言う通り、七つの壁にはまだわからないこともたくさんある…とエマは言います。
本当に行けるのか、行って何があるのか、辿り着けたとしてちゃんと約束を結び直せるのか…。
ノーマンにそう語りながら、エマはふとひらめいたように続きを話します。
「それがわかんなきゃダメだって言うなら、私が行って確かめてくるよ」
は?とあっけにとられるノーマンの手をエマはGYUと握ります。
「うん!行って全部確かめてくるから、ちゃんと約束結び直せて戻って来られたら絶滅考え直してね」
「えっ、待って、いつそんな話に…ていうか戻って来られたらって…」
戸惑うノーマンに、レイが補足を入れるかのように、現状分かっているリスクを二つ上げます。
「入り口はわかっているけど出口は知らない――それから、あとはなんかそこに入った奴、基本帰って来られないらしい」
「はぁー!!?何だソレ、リスクだらけじゃないか!!」
エマの決心!!
心配するノーマンに、エマは大丈夫大丈夫、とガッツポーズを見せます。
「1000年前、初代ラートリーは戻ってきたわけでしょ、帰ってくる方法は必ず見つけるよ。それにね」
「絶滅させたくないのは私だし、そのくらい自分で背負って確かめて来るよ」
ノーマンはエマに万が一があった時のことを心配しますが…
エマは「ノーマンの方がもっと背負ってる、一人で全部神様みたいに」と言います。
「ねぇノーマン、神様になんかならなくていいんだよ」
エマはノーマンをやさしく抱きしめながら、ノーマンはどうなの?と本心をたずねます。
「辛くないの?それとも本心から鬼を絶滅させたいの?ノーマンも鬼を殺してスカっとするの?」
「ノーマンも全部話してよ。また一人で全部背負って遠くへ行っちゃうのやだよ…」
エマとレイを置いて、ノーマンが一人でGFから出荷されていった場面が回想されます。
二人に背を向けて部屋を出ていくノーマン、悲痛な表情で見送るエマ、そしてがっくり肩を落としているレイ…。
(エマ…レイ…僕は…僕は…)
ノーマンの手がエマの背中に伸びかけますが…その腕がエマを抱き返すことはなく、スッと降ろされてしまいます。
「やだなァ、僕はもうどこにも行かないよ」
つらそうな表情を浮かべるエマに、ノーマンは笑顔でそう言うと、再び険しい表情に戻って自分の考えを話します。
「エマの考えはわかった。でも僕の考えも変わらない」
計画を止める気も、遅らせる気も待つ気もない、エマが絶滅を止めたいなら…
ノーマンが王家・五摂家を殺させる前に戻ってくれば、その時に初めて考えよう…ノーマンはそう言います。
「うん!わかった、ありがとう。それで十分だよ」
レイ、とノーマンが呼びかけると、それだけで伝わったのか…「ああ、もちろん俺も行く。任せろ」と、言葉少なく応じたレイが立ち上がります。
「二人とも必ず無事に戻ってきてね」
「うん!」
三人は軽く手を握り、肩を寄せ合って別れます。
部屋を出たエマは、隣を歩くレイに決心を語ります。
「私、決めた。わかった!もう迷わない!」
「殺戮なんてさせない、絶対別の選択見つけ出そう、もう二度とノーマンを一人で行かせたりしない…!」
「おう!」とレイも応じます。
そして部屋に残されたノーマンは、自分の手を見つめながら、どこか寂しそうな表情を浮かべるのでした
約束のネバーランド128話を読んでみた感想!
https://twitter.com/wixoss_TCG/status/1108926269867978753
前回はノーマンの正論すぎる正論をこれでもかと並べられ、どうなることかと思いましたが…
今回はようやくエマらしい反応が見られて、読んでいてどこか安心しました!
あっけにとられるノーマンに対し、自分でどんどん突っ走ってしまうエマ、そして冷静に捕捉を入れるレイのやり取りを見ていると…
どこかGF時代の三人を見ているような懐かしさがありました!
ノーマンがエマを抱き締め返そうとする素振りを見せながら、スッとエマの手を降ろしてしまったシーンは、読んでいてとても切ない気持ちになりました…!
一旦三人の道は別れてしまったかのように見えますが、エマが追い求める理想の先で、ノーマンもまた救われることを願います…!
約束のネバ―ランドネタバレ128話の感想『決心!』まとめ
https://twitter.com/yakuneba_staff/status/1108778359637463040
今回の『約束のネバーランド』の第128話についてはいかがでしたでしょうか?
今回のネタバレ感想を以下にまとめてみるとこのようになりました!
- 約束のネバーランド第128話のネタバレ!!
- ノーマンの正しさ!
- エマの閃き!!
- エマの決心!!
- 約束のネバーランド第128話を読んでみた感想!
ノーマンのためにも、迷いを吹っ切ったエマが今後どう動いていくか、楽しみな展開になってきましたね!
それでは、最後までお読みくださり、ありがとうございました!
また次回のネタバレ感想もお楽しみに!
\こちらもおすすめです/
ネタバレ感想・考察の庭へようこそー!
今回は少年ジャンプに連載中の人気漫画である
『約束のネバーランド』の第128話についてのネタバレ感想内容を
『約束のネバ―ランドネタバレ128話の感想『決心!』』としてわかりやすくまとめてみたいと思います!
さっそく前回のあらすじからおさらいしておきましょう!