~前回のあらすじ~
ドミニクが順調に回復しつつある一方、まだ意識が戻らないクリスを心配するエマとレイ。
エマはノーマンの部下であるバーバラ達とのお茶会を通して、彼女たちが鬼に対して底知れない憎しみを抱いていることを感じ、ただ怖かった、とレイに打ち明けます。
鬼を全滅させることに納得がいかないエマ、一定の理解を示すレイ、そこへギーラン卿との会談を終えたノーマンが帰還し、三人で話し合いが行われます。
鬼同士で争わせ、食用児の血は一切流さずに勝つ、というノーマンの策を聞いたエマとレイは、懸念していたムジカやソンジュ…人を食べなくても退化しない鬼の存在をノーマンに明かします。
二人の話を聞いたノーマンは血相を変え、ムジカのことを呪血の少女の一族と呼びながら、その生存を脅威に感じ驚くのでした。
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と、ここまでが前回の内容でした。
という事で、さっそく本題である第127話のネタバレを紹介していきますよ~!
※ここからはネタバレ内容を含みますので、あらかじめ認識をお願いします!
目次
約束のネバーランド127話のネタバレ!
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邪血の少女とは!?
今回は700年前の回想シーンから始まります。
「農園からの人肉はまだか。もう2年、まともに人間を食えてない」
さびれた鬼の村で、飢えに苦しむ鬼達が、人間を食べれないことでじきに野生化してしまうことを恐れています。
そこへある鬼の一族があらわれ、その中にいた鬼の少女(ムジカ?)が手を差し伸べてきたのでした。
「大丈夫。もう大丈夫よ」
そして場面は現在に戻り…
邪血の少女の一族について、ノーマンが伝え聞いた限りの情報を、エマとレイに解説します。
「その鬼は生まれて一度も人間を食べたことがない」
「人を食べなくても人型の形質と知能を保てる超特異個体」
いつどうやって生まれたのかは不明、記録上で初めて存在が確認されたのは700年前…
約束以後、まだ農園のシステムが確立する前の頃でした。
邪血の少女は人間を食べなくても平気なだけでなく、たった一滴の血を分け与えるだけで、その力を他の鬼に伝染させることができました。
血を飲んだ鬼は人を食べなくても知能や姿を維持できるようになり、他の鬼に血を飲ませることで力を与える能力までをも受け継ぎ、血を分け合うことで飢餓から救われたのでした。
そしてウワサを聞いた王家・五摂家は調査を開始し、邪血の少女の一族を見つけ出すと、全員を捕らえ…
その血を持つ全員を食い殺してしまったのでした。
ノーマンの話を聞きながら、途中までは希望を見出したような反応をしていたエマでしたが…
「…え…?なんで…!?」と話についてけず、混乱します。
「彼女の血を恐れたからさ」
ノーマンは簡潔にそう答えますが、やはりエマは理解できずに困惑します。
優しいエマと私利私欲の世界…!
解説を終えたノーマンは、先ほどエマ達から邪血の少女の生存を知り、口元を抑えて険しい表情を浮かべます。
かつて出会ったソンジュが旅の理由を聞かれた時、「さあなんでかな」と口を濁していたのですが…
どうやら王家・五摂家・ラートリー家から今なお追われ続けているから、というのが理由のようです。
ノーマンの話を聞いたレイは、ソンジュはムジカの血で退化を免れた生き残りであり、そして王家と五摂家もその血を取り入れた例外か、と推察します。
「その通り。ギーランもそれを知っていてその意味でも王家と五摂家を食べたがっている。だからこそギーランを王・貴族にぶつけて一層するんだ」
前回ノーマンが言っていたもう一つの事情とはこれか…とレイが察します。
王家・五摂家という例外については、数も限られているため直接始末すればよいだけの話であり、作戦上の支障はない、とノーマンは言います。
それよりも危ないのは…とノーマンが続けようとしたところで、エマがストップをかけます。
「私よくわかんないんだけど…!」
「なんで!?なんで王家や貴族たちはムジカの仲間を食べちゃったの!?」
その血を上手く使えば、退化に悩むことも、人間を食べる必要もなくなるのに…
そう訴えるエマに、「邪魔だったから」とレイがぽつりと答えます。
「王たちからすれば農園により人肉の供給を握れている今、いつどいつにどれだけ肉を与えるかで意図的な格差をつくれる」
そうすることで鬼社会を好きなように支配できる王や貴族たちにとって、農園を必要としなくなるムジカ達の存在は邪魔でしかないのでした。
「だから捕らえて殺して独占した。そういうことじゃね?」
レイの推察に、ノーマンが無言でうなずいて肯定します。
そもそも王達は人間との不戦以上に、自分達の利益優先で約束を結んだのかも、とレイが推察を深めていく一方で、「そんな…」とエマは顔を青ざめていきます。
そんなエマにノーマンが、「別に驚くことじゃない」と諭すように言います。
みんな私利私欲で動いている、これが世界なんだ、と。
「みんながみんなエマみたいに優しい気持ちで考えるわけじゃないんだよ」
エマの本心!ノーマンの返答!
「それよりも警戒すべきは、そのソンジュとムジカ」
退化した鬼を人型に戻す力を持ったその二人が、食用児の反乱を知ったらどう動くか…。
ラートリー家に先に捕らえられても不都合であり、食用児の安全上、極めて不確定な危険要素だ、とノーマンは警戒をあらわにします。
「探し出して殺さないと」
どこかお茶会のバーバラ達を思わせるような、狂気を感じさせる表情で、ノーマンがそう言います。
「待って!ソンジュとムジカは大丈夫だよ!友達なの恩人なの!殺すなんてやだ!!」
取り乱すエマに、ノーマンは困ったように眉をしかめながら、その手を握って言います。
「でも彼らも鬼なんだよ?」
「僕らは鬼を滅ぼすのを黙って見ていると思う?許せると思う?」
「じゃあ絶滅させなければいい!!」
エマはそう叫び、自分の本心を苦しそうに打ちあけます。
「ノーマン…私、鬼を滅ぼしたくない」
これまではその方法がわからなかったエマでしたが、ムジカ達を見つけるか王や貴族の血があれば、それができるはず…。
しかしノーマンは否定します。
「必要がなくても食べたければ襲ってくる」
700年間、人間を食べる必要がなかった王や貴族達がそうだったように、そもそも人間だってそうじゃないか、とノーマンは言います。
「大好きなごはんに、私を食べるなと言われて、はいわかったと我慢できる?」
エマは我慢できたとしても、弟妹たちはどうか、すべての鬼が食料にすぎない人間なんかに情けをかけてくれるのか…?
「じゃあ人間の世界へ逃げようよ!」
エマは必死にそう提案しますが、人間の世界が安全で受け入れてもらえるかもわからない、とやはりノーマンに否定されます。
「エマ、何もかも選びとれるほど世界は甘くないんだよ」
「断言する。鬼を絶滅させなければ家族で笑える未来はない」
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今回は邪血の少女の正体判明から始まり、鬼を殺したくないというエマの本心打ちあけ、そしてそれに対するノーマンの返答まで、怒涛の勢いで一気に描かれましたね!
ムジカとソンジュがその気になれば自分達のような鬼をいくらでも増やせると思うのですが、700年前に王や貴族に目を付けられてしまったため、今はもう自分達のような存在を生み出さないようにしているのでしょうか…?
ただ追手から逃げ回るだけの生活をしているのか、それともひそかに仲間を増やしていて、いずれ第三勢力として登場する、なんて展開もあるのかも?とちょっと想像しました!
鬼を滅ぼしたくない、ソンジュとムジカは大丈夫、エマは必死にそう訴えていましたが…。
ムジカはともかく、ソンジュはいずれまた腹いっぱい人間を食べたいという願望を秘めているので、全然大丈夫ではないんですよね…。
必要がなくても食べたければ襲ってくる、まさにノーマンが言う通りなのですよね…。
人減だってそうじゃないか、というノーマンの発言も、考えさせるものがありましたよね!
何もかも選びとれるほど世界は甘くないんだよ、という言葉にも、ぐうの音も出せないような暴力的な説得力がありますね…!
約束のネバ―ランド ネタバレ127話の感想『正論!』
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今回の『約束のネバーランド』の第127話についてはいかがでしたでしょうか?
今回のネタバレ感想を以下にまとめてみるとこのようになりました!
- 約束のネバーランド第127話のネタバレ!!
- 邪血の少女とは!?
- 優しいエマと私利私欲の世界…!
- エマの本心!ノーマンの返答!
- 約束のネバーランド第127話を読んでみた感想!
ノーマンの正論を受けて、エマは、そしてレイはどうするのか、早く次回が読みたいですね…!
それでは、最後までお読みくださり、ありがとうございました!
また次回のネタバレ感想もお楽しみに!
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ネタバレ感想・考察の庭へようこそー!
今回は少年ジャンプに連載中の人気漫画である
『約束のネバーランド』の第127話についてのネタバレ感想と考察内容を
「約束のネバ―ランドネタバレ127話の感想『正論!』」としてわかりやすくまとめてみたいと思います!
さっそく前回のあらすじからおさらいしておきましょう!