
~前回のあらすじ~
前回はノーマンがギーラン家という鬼の一派の元を訪れ、同盟を結ぶまでが描かれました!
ザジを引き連れ、高級農園の職員の首を手土産として持参したノーマンは、W・ミネルヴァとしてギーラン家を率いるギーラン卿との対談に臨みます。
ギーラン家はかつて鬼社会の中枢に位置した貴族鬼でしたが、700年前に濡れ衣を着せられ追放されてしまい、復讐を誓っていたのでした。
ノーマンは王家と五摂家を排除した後、新たな王の座をギーラン卿に差し出す代わりに…
食用児の解放と自治を要求、そして食用児の代わりの食料としてラートリー家と農園設備も差し出すと提案します。
ギーラン卿とノーマンは同盟を結ぶに至りますが…
腹の底ではお互いの目的が達成されるまで利用しあうだけであり、互いの寝首を狙っているのでした。
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と、ここまでが前回の内容でした。
という事で、さっそく本題である第125話のネタバレを紹介していきますよ~!
※ここからはネタバレ内容を含みますので、あらかじめ認識をお願いします!
目次
約束のネバーランド126話のネタバレ!
https://twitter.com/yakuneba_staff/status/1103944276742856704
目覚めないクリス!戦争は止められない…!?
治療を終えて順調に回復しつつあるドミニクは、みんなに応援されながら、松葉杖をついてのリハビリを開始していました。
一方クリスはまだ意識が戻らないようで、病室ではエマとレイが様子を見守っています。
体は回復しており、脳にも損傷はないようで…心配そうなエマに対して、「大丈夫。じき目覚めるよ」とレイが声をかけます。
「それよりもノーマンだ」
「昨日も帰ってこなかったね…」
あの日からずっと考えている、とエマは言います。
お茶会を通してバーバラ、シスロ、ヴィンセントと仲良くなれたと感じたエマでしたが…
鬼のことになると憎しみ一色に変わってしまったバーバラたちを見て、エマはただ怖かった、と打ちあけます。
「あんな果てのない憎しみは初めて…」
「鬼への同情じゃない…私あの時、目の前の憎しみの深さが怖かったの」
でも、とエマはムジカ達やまだ子供の鬼達のことをあげて、それを全部憎しみの対象としてみなすことをおかしいと言いますが…
「ああ、けどやられた当事者にゃそんなことは関係ない」
これが戦争ってヤツなんだろうな、とレイは言います。
「そもそも相手を思える余裕があったら殺しちまおうなんて思やしないし、憎しみの連鎖がそこに生まれちまったらもう戦争は止まらない」
殺し合い、憎み、また殺す、人間同士ですら何前年と繰り返してきたことだ、と…
どうしようもないことだと言わんばかりのレイに、「私は―」とエマが口を開こうとしたとき…。
部屋の外からワッと歓声が上がり、「ボスだー」という声が聞こえてきます。
ついにノーマンが帰ってきたのでした。
ノーマンの帰還!
みんなに歓迎されながら帰還したノーマンは、駆け寄ってきたヴィンセントに、同盟が無事締結されたことを伝えます。
沸き立つ一同に向かって計画を次の段階に移すことを告げると…
そんなノーマンの前に、「話があるの」とエマとレイが現れます。
ミネルヴァの部屋で三人きりになると、まずレイがノーマンの策を聞き出します。
「誰一人失わず鬼を滅ぼすってどうやる?内乱か?」
「そう!君は話が早くていいね、レイ」
鬼達の社会は王、貴族、平民、さらにその下、というピラミッド式の身分階層で成り立っており、王家と五摂家と呼ばれる5つの貴族が支配している、とノーマンが説明します。
しかし、年々広がる格差に不満を持つ鬼達も中にはいるようで、今回ノーマンが同盟を結んだ元貴族・ギーラン家もその一つでした。
700年前の野良落ちで人肉を許可されない身分にされ、歴史的には退化して野良落ちと化して潰えたことになっている一族…
ですが実際は、農園や市井からの盗難でギリギリ人の姿と知性を保ちながら、復讐の機会をうかがっていたのでした。
「確かにリスクも少なからずある。現に彼らも僕らに利用価値がなくなれば僕らを食らうつもりでいるだろう」
しかしそれは共倒れを狙うこちらも同様であり、お互い様の駆け引き…
そしてギーラン家には復讐を遂げたいという執念意外にも、その時まで手を出せないもう一つの事情がある、とノーマンは言います。
「上手くやれば食用児は誰も死なない。僕らが僕らで鬼と正面戦争を起こすより何百倍も収益は大きいよ」
だろうな…とレイが内心で同意します。
「それに化かし合いなら僕は負けない」
奢りでも自信過剰でもなく、これは覚悟だ、とノーマンは言います。
「必ず無血で食用児が勝つ」
ムジカは呪血の少女の一族…!?
ノーマンの話を聞いていたエマは、自分の頭の中でその策略を整理します。
鬼達をたきつけ、戦わせ、共倒れさせたところで漁夫の利を得る。
王と貴族が全てを握っている社会だから、そこを壊せば一気に崩せる。
王・貴族・社会・農園・全て壊し、人を食べられなくすることで、鬼達を退化させ、絶滅させる…。
「でも…ノーマン知ってる?そうじゃない鬼もいるんだよ」
エマとレイはムジカやソンジュのような、人を食べなくても退化しない鬼の存在を伝えます。
もしそういう鬼達がたくさんいて人を食いたがっていたら作戦が土台からダメになってしまう、と。
「だから一応聞いておきたかったのと、それにね」
おそらくレイにも打ち明けた本心を、ノーマンにも話そうとするエマでしたが…
突然顔をおさえ、二人が見たこともないようなけわしい表情を浮かべるノーマンの豹変ぶりに…エマは言葉を紡げなくなってしまいます。
「なぜ…2人がそれを知っているの?その話一体どこで」
ノーマンにうながされ、エマとレイは、ムジカやソンジュたちのことを説明します。
「…見た?会った?エマ達は彼女に会ったの?」
ノーマンは冷や汗を浮かべ、まさか…信じられない…と動揺し始めます。
「”邪血の少女”の一族はまだ生きていたのか」
そんなノーマンの言葉と共に…
一体何を示しているのか、無数の鬼達の死体に囲まれた、鳥かごに入ったムジカの姿が描かれるのでした。
約束のネバーランド126話を読んでみた感想!
https://twitter.com/aniplex_plus/status/1103693567074033664

今回の約ネバのタイトルは「鼎談」という難しい漢字が使われていましたが、これはていだんと読み、三人で話し合うことを意味するようですね!
そんなタイトル通り、ノーマンとようやく話すことができたエマとレイでしたが…
「鬼を殺したくない」という本心を伝えることはできませんでしたね…!

ムジカを邪血の一族と呼び、その存在を知っていたようなノーマンですが…どうやらすでに死んだものと思っていたようですね!
ノーマンの口ぶりからすると、ムジカと会ったことはなく、知識として知っていただけのように思えますね。
知識の出どころはΛ7214か、それとも支援者スミ―から託されたという情報の中に含まれていたのかもしれませんね!

明かされるムジカの真実…ラストのコマにそんな煽り文が添えられていましたが、長く謎だったムジカの正体が、次回ついに明かされるようですね!
邪…という字は「よこしま」とも読み、正しくない、とか、まがっている、などという意味も含まれています。
邪血の一族と呼ばれるムジカは、よこしまな、正しくない、まがった血の持ち主、ということなのでしょうか?

ムジカは角、仮面、足などは鬼らしい容姿をしていますが、他の部分はかなり人間に近く描かれています。
ひょっとしたらムジカ、あるいはムジカの先祖にあたる鬼?が、人間とのハーフなのでは?と予想してみます!
約束のネバ―ランドネタバレ126話の感想『話し合い』まとめ

今回の『約束のネバーランド』の第126話についてはいかがでしたでしょうか?
今回のネタバレ感想を以下にまとめてみるとこのようになりました!

- 約束のネバーランド第126話のネタバレ!!
- 目覚めないクリス!戦争は止められない…!?
- ノーマンの帰還!
- ムジカは呪血の少女の一族…!?
- 約束のネバーランド第126話を読んでみた感想!

次回はついに明かされるムジカの正体?
次々謎が解き明かされていく約ネバから引き続き目が離せませんね!
それでは、最後までお読みくださり、ありがとうございました!
また次回のネタバレ感想もお楽しみに!
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ネタバレ感想・考察の庭へようこそー!
今回は少年ジャンプに連載中の人気漫画である
約束のネバーランドの第126話についてのネタバレ感想内容を
『約束のネバ―ランドネタバレ126話の感想「話し合い」』としてわかりやすくまとめてみたいと思います!
さっそく前回のあらすじからおさらいしておきましょう!