~前回のあらすじ~
鬼を殺したくない、自分の本心をレイに打ち明けたエマはノーマンの元へ相談に行きますが、あいにく不在であり、なぜかノーマンの部下達からお茶にさそわれます。
ノーマンの腹心の部下とおもわれる三人はシスロ、バーバラ、ヴィンセントと名乗ります。
紳士的にふるまうヴィンセントとは対照的に、シスロとバーバラは昭和のヤンキーのようにエマとノーマンに圧をかけてきます。
しかし実は三人ともノーマン大好きであり、エマとレイからノーマンの昔話を聞くと、なんだかんだで盛り上がります。
シスロ、バーバーら、ヴィンセント、そしてザジの四人はΛ7214でノーマンと出会い、ノーマンの指示の下、たった五人で農園を潰しまわってきたそうです。
話題が農園を潰し鬼を滅ぼすことに移ると、エマが乗り気でないことが表情でばれてしまい、バーバラの怒りを買いますが、シスロの制止でその場はことなきを得ます。
その頃ノーマンは、ザジを引き連れてとある鬼の一族の元を訪ね、何らかの同盟を結ぼうとしているのでした。
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と、ここまでが前回の内容でした。
という事で、さっそく本題である第125話のネタバレを紹介していきますよ~!
※ここからはネタバレ内容を含みますので、あらかじめ認識をお願いします!
目次
約束のネバーランド125話のネタバレ!
https://twitter.com/DemizuPosuka/status/1102215258960125952
新たな鬼!ギーラン卿!
とある鬼の一族の元を訪ねたノーマンとザジ。
彼らの周りには無数の鬼達が群がり、フーッ、ハァッハァツと息を荒くしています。
警戒したザジが刀に手をかけますが、ノーマンが制止します。
「すまないね、君があまりにもおいしそうだから」
比較的おだやかそうな鬼がノーマンにそう語り掛けてきます。
「構いません。皆さんの食事の不自由は十分にお察ししています」
それに、とノーマンは続けます。
今ここでノーマンとザジを食べてしまうより、同盟を結んだ方が何倍も有益であることはわかっているはずだ、と。
「それで、卿はどちらに?」
ノーマンが問いかけると、シャラン、と音をたてながら、杖をついた巨大な鬼が姿をあらわします。
ノーマンとザジを見て興奮状態だった鬼達も、ビシッと姿勢を正し、卿と呼ばれた鬼を出迎えます。
「遠路ご苦労、W・ミネルヴァ」
「お久しぶりです、突然の訪問お許しいただき感謝します。ギーラン卿」
ギーラン卿との会談!
現れたギーラン卿は、周囲の鬼よりさらに巨大な体躯を持ち、厳かな衣装に身を包みながら…
容姿も振る舞いからも、どこか老いた印象を感じさせる鬼でした。
ノーマンは以前も腹心の部下四人を連れてギーラン卿を訪ねたことがあるらしく、次はノーマンと部下一人だけで来い、と言われていたようなのですが…
本当にその通りにやって来たことを、ギーラン卿に驚かれます。
「まずは信頼。目的は同盟を結ぶことです」
これも信頼を得るための手段の一つなのか、ノーマンは手土産として、量産農園の上級職員達の首をギーラン卿に差し出します。
「よろしければ後で皆さんで召し上がってください」
「気が利くね、助かるよ」
ギーラン卿にうながされ、ノーマンが着席すると、さっそく本題に入ります。
「今一度聞く。君達は我らに何を求め、何をよこす?」
ギーラン卿の問いに、ノーマンは簡潔に答えます。
「欲しいのは戦力。差し出せるものは勝利…そして復讐の成就です」
ノーマンの恐るべき提案!?
「700年前、貴家を裏切り陥れ、そのような姿に堕としめた、王家と現五摂家全ての首の献上をお約束する」
ノーマンの策で現体勢を一掃し、ギーラン卿を政権中枢に返り咲かせ、鬼世界の王にする…
その見返りとして、ノーマンは全食用児の解放と自治権を要求します。
それでは人肉が食べられなくなるのでは?とざわめく鬼達に、食用児の代わりにラートリー家と農園の設備を差し上げるので、食べるも増やすも好きになさるといい、とノーマンは提案します。
ラートリー家の技術なら髪の毛一本からでも何百者人間を増産可能、お望みならラムダの研究データも全てお渡しする、と。
「食用児も1000年の意趣返しというわけか。それとも一族を追われた君の報復か?J・ラートリー」
ノーマンは笑顔で応えます。
ギーラン卿にとっても、王家・五摂家と強く癒着しているラートリー家は邪魔な存在であり、食えて消せるなら一石二鳥、とノーマンの提案を好意的に受けとったような反応を見せます。
「手を組みましょう。生き残るためにも。互いの復讐のためにも」
命を賭けたはかりごと!
ノーマンには策と情報があるが戦力が足りず、そしてギーラン卿には戦力があるが勝つ術がなかった…
しかし手を組めば、互いに足りなかったものが揃い、全てが叶えられる…。
「700年待ち望んだ復讐と勝利を。共に忌まわしきこの世界を破壊しましょう」
演説でもするかのように、両手を広げて語るノーマンの話を聞いていたギーラン卿は…
かつて鬼社会の中枢から追放された時の苦い記憶を思い出します。
(ギーラン卿は無実の罪で一族そろって野良落ちという刑に処され、自分を謀った連中に復讐を誓っていたのでした)
「よかろう、自治を認める。我らは約束を守る。手を組もう」
あとは署名にお互いの血判を押すだけ…というところで、ギーラン卿は「だがのう」と口にします。
「もし君が盟約を守れなかったら?」
ノーマンが約束した勝利をギーラン卿とその一族にもたらせなかったら、その時はどうするのか、と。
「その時はどうぞ、私もろとも我が仲間達を食らい尽くせばいい。煮るなり焼くなりご随意に」
「それでいい、成立だ」
ノーマンとギーラン卿は、書面に血判を押しあうと、立ち上がってお互いの手を握り合います。
「共に新たな世界を築こう」
…そして会談が終わり、ノーマンとギーラン卿は、互いの姿が見えなくなったところで真意をさらけ出します。
戦力がない、自治を認めろ、農園は渡す、ノーマンのその言葉は全てウソでした。
無血での勝利を目指すノーマンは、鬼に鬼をぶつけることでの共倒れを狙っており、ギーラン家はそのための駒の一つにすぎません。
そしてギーラン卿はというと、血判状に押されたノーマンの血をレロッと舐め、美味い、とつぶやきます。
ギーラン卿とその一族は、本物のJ・ラートリーが何年も前に死んだことを知っており、ノーマンは偽物、おそらくGFから逃げ出した特上の一匹だ、とその正体にあたりをつけます。
「あやつは王すらも食えない○○○○の御膳」
それに気づいたギーラン卿が、全てを成し遂げた後…ノーマンを殺し、脳を食べようとするであろうということまで…ノーマンは見抜いていました。
(互いに手を組むのは表面だけ。腹の底では互いに相手の寝首を狙っている)
「せいぜい僕を食い殺す夢でも見ておくがいい」
「最後に笑うのは食用児だ」
約束のネバーランド125話を読んでみた感想!
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前回シスロたちから、「キリッ、冬、帝王」と形容されていたノーマンですが…
今回の話を読むと、確かに帝王と呼びたくなるのもわかる気がしました!!
量産農園の上級職員たちの首を手土産として差し上げたノーマンですが…
気が利くね、というギーラン卿のセリフから察するに…
そういうものを持ってこい、などとギーラン卿側から要求したわけではなく、まさにノーマンが気を利かせて、今ギーラン卿たちが求めているものを察して持参したのでしょうね。
ギーラン家が700年前に課せられた野良落ちというのは、野に放たれ、人肉を食べれなくなることでいずれ野生化する…そんな刑なのかな、と想像します。
ギーラン家の容姿がレウウィスなどと比較して野性的に見えるのは、野良落ちによって滅多に人肉を食べれなくなり、主に他の動物を食べていたからなのでしょうね。
それでも知性を維持できているのは、ノーマンが持参した上級職員のように、良質な人肉を食べている鬼を食べることで間接的に人間の遺伝子を取り込んでいたからなのかな…と推測します。
あとは以前、ソンジュが言っていた農園からの盗難を働いていたのは、正式なルートでは人肉を手に入れられなくなってしまった、ギーラン家のような鬼だったのかもしれませんね…!
五摂家という言葉が出てきましたが、摂家というのは鎌倉時代にできた公家の家格の頂点を意味する単語のようですね。
今後はこの五摂家や王家、そして王をも超える存在らしい〇〇〇〇など…
長く謎だった存在達が、物語の表舞台にいよいよ出てくるかもしれませんね!
約束のネバーランドネタバレ125話の感想『密謀!』まとめ
https://twitter.com/yakuneba_staff/status/1101408269786996736
今回の『約束のネバーランド』の第215話についてはいかがでしたでしょうか?
今回のネタバレ感想を以下にまとめてみるとこのようになりました!
- 約束のネバーランド第125話のネタバレ!
- 新たな鬼!ギーラン卿!
- ギーラン卿との会談!
- ノーマンの恐るべき提案!?
- 命を賭けたはかりごと!
- 約束のネバーランド第125話を読んでみた感想!
エマの想いとは裏腹に、動き出してしまったノーマンの計画!
次回も引き続き楽しみですね!!
それでは、最後までお読みくださり、ありがとうございました!
また次回のネタバレ感想もお楽しみに!
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今回は少年ジャンプに連載中の人気漫画である『約束のネバーランド』の第125話についてのネタバレ感想内容をわかりやすくまとめてみたいと思います!
さっそく前回のあらすじからおさらいしておきましょう!