~前回のあらすじ~
攻めに専念したおかげで、趙峩龍の守りを突破する事に成功した飛信隊。
そんな中、松左は新人を見捨てる事ができず、助けに向かっていました。
敵が囲む中、松左は新人達を救う事ができるのでしょうか?
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と、ここまでが前回の内容でした。
という事で、さっそく本題である第592話のネタバレを紹介していきますよ~!
※ここからはネタバレ内容を含みますので、あらかじめ認識をお願いします!
目次
キングダム592話のネタバレ!
【3月6日は #弟の日⚔️】
王弟・
成蟜(せいきょう)#本郷奏多#キングダム #4月19日公開 pic.twitter.com/2kXSeHt7DB— 映画『キングダム』公式アカウント (@kingdomthemovie) 2019年3月6日
渕副長の迷い
体に敵の矢が刺さろうとも、攻撃を止めない飛信隊。
趙左翼を指揮している趙峩龍まで、あともう少しのところまで近づいていました。
そんな中、救援の役割を任された渕副長は、できる限り仲間を助けに走っていました。
飛信隊が前へ進めば進むほど、隊は間延びして中間を助けるのにも限界があります。
軍師である河了貂の言う通り、本当によく判断して助けに行かねばなりません。
悩んだ渕副長は、同じ役割を任された松左に相談する事にしました。
近くを通った仲間に尋ねます。
「お前達!
松左の隊の者達だな
松左はどこだ」
松左の隊の者が言うには、もう助けられないくらい敵に囲まれていたのに、新人を助けに向かったと言うのです。
渕副長はそれを聞いて、言葉を失いました。
この状況で後方を助けに行くのは、あまりにも無謀な行為だからです。
渕副長は、松左の身を案じたのでした。
助けに来た松左
敵に囲まれた飛信隊の新人達。
必死に攻撃するも、次々と仲間が倒されていきます。
涙ぐむほど悔しがる干斗。
それでも負けじと槍を振りかざすも、あっさりと敵に奪われてしまいました。
「変な頭だな、お前」
そう言って、敵は干斗の頭をガシッと掴みました。
そして干斗の首めがけて、剣を振り下ろしてきたのです!
ズッ!
鈍い音と共に、貫かれたのは敵の首でした。
松左が助けてくれたのです。
休む事なく、次々と敵を倒していく松左。
おかげで他の新人達も助かりました。
干斗がお礼を言うも、振り向く事なく周囲を警戒する松左。
助かるどころか、それどころではない状況だったのです。
「ここは絶望的なくらい敵に包囲されてる
皆さっさと立て、走るぞ!」
松左達が走っていく姿に気付き、敵も奥から攻めてきます。
それと同時に、生き残っていた仲間も合流してきました。
必死に抵抗する新人達。
松左も必死に脱出する方法を考えますが、敵が多すぎて思うように前へ進めません。
その時でした。
ドス!!!
背中に突き刺さる痛み。
一瞬の隙を狙って、敵が背後から松左を槍で刺してきたのです!
松左は血を流しながら、前へ倒れこみました。
信を支える存在
松左を刺した敵は、側にいた干斗がすぐに倒しました。
「松左さん!」
新人達は心配して名前を呼びます。
しかし、何事もなかったかのように立ち上がり、前へ進み始めた松左。
その姿を見て、干斗は気付きました。
(ここから脱出は無理だ・・・)
ただ、自分の命よりも心配したのは松左でした。
自分達のために、松左が死ぬ事があってはならない・・・
そんな思いから、干斗は松左に提案します。
「一度、俺らの後ろに下がってくれ!
俺らが命捨てて突破口を開くから!
松左さんら
先輩達だけでも脱出してくれ!!」
新人達も干斗と同じ気持ちでした。
しかし、そんな新人に対して松左は激怒したのです。
「そんなんなら初めから
飛信隊に入って来んじゃねェよ
バカヤロォ共が!」
松左からすれば、新人が足手まといなのは当然でした。
それよりも、信と同じ景色を見るために飛信隊に入って来たのにも関わらず、自分の為に命捨てるなんて許せなかったのです。
厳しい状況であっても、松左は飛信隊が勝つと信じていました。
そして、朱海平原で奇跡を起こし、それが大将軍になる道へ繋がると確信していました。
だからこそ、これから大将軍になる信を支える存在が必要なのです。
松左は力強く言いました。
「それを支えんのが俺や
お前達なんだ
ここはまだ
お前達の死に場所じゃない」
松左の言葉は、確実に新人達に届いていました。
死を覚悟していたにも関わらず、再び闘志が燃え始めたのです。
かっこいい後ろ姿
松左を先頭に、新人達はひたすら攻撃をし続けました。
刺された傷からは血が流れているにも関わらず、松左は敵の攻撃にひるむ事なく進み続けたのです。
干斗は松左の後ろ姿を見て、悔しい想いでいっぱいでした。
(全然追いつけねェ!
あんなにズタボロなのに・・・
何であんなに・・・
くそっ
ちくしょう、何なんだよ
強ェし・・・
すげェかっこいいな
俺らの先輩は―)
気付くと、敵が少なくなり包囲を抜けつつありました。
嬉しそうに前へ走り出す新人達。
ところが、松左の足がピタリと止まったのです。
新人達が話しかけても、前へ進もうとしません。
松左は安らかに微笑み、干斗にお願いをしました。
「俺を・・・
できるだけ・・・
前の方へ運んでくれねェか
信のいる前の方に・・・
わがままで悪いが
最後はできるだけ
信の近くに・・・
信の・・・」
力尽きたように、松左はその場に倒れたのです。
キングダム592話を読んでみた感想!
いつも飄々としていて、頼りになるお兄さん的存在の松左。
正直、ここで死んでほしくないです。
これからも新人の指導をして欲しいし、飛信隊古参として活躍して欲しかったです。
ただ、今回はあまりにも無謀でした。
それは、助けに行った松左自身が一番分かっていたはずです。
最後まで諦めず、飛信隊の誇りを胸に新人達に見せつけた生き様は、とにかくかっこよかったです。
その後ろ姿を目に焼き付けた干斗達は、きっと松左の意志を受け継いでいく事でしょう。
悲しくても、辛くても、前へ進まなければいけません。
犠牲になった仲間のためにも、大将軍となる信の景色を一緒に見るためにも。
それだけに、松左の最後の言葉は胸に突き刺さりましたね。
キングダムネタバレ592話の感想『松左の最期』まとめ
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今回の『キングダム』の第592話についてはいかがでしたでしょうか?
今回のネタバレ感想を以下にまとめてみるとこのようになりました!
- キングダム592話のネタバレ!
- 渕副長の迷い
- 助けに来た松左
- 信を支える存在
- かっこいい後ろ姿
- キングダム592話を読んでみた感想!
助けた新人を見届け、その場に倒れた松左。
ついに、飛信隊の副歩兵長としての足取りが止まってしまいました。
希望を次の世代へ託し、飛信隊はそれでも前へ進み続けます。
次回は、趙峩龍の首を討ち取る事ができるのでしょうか!?
それでは、最後までお読みくださり、ありがとうございました!
また次回のネタバレ感想もお楽しみに!
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ネタバレ感想・考察の庭へようこそー!
今回は週刊ヤングジャンプに発表された
『キングダム』592話についてのネタバレ感想内容を
『キングダムネタバレ592話の感想『松左の最期』』としてわかりやすくまとめてみたいと思います!
さっそく前回のあらすじからおさらいしておきましょう!