~前回のあらすじ~
李牧に攻められないように、あえて秦右翼に援軍を送らなかった王翦将軍。
飛信隊は、どんなに過酷な状況でも勝利を諦めず、防御を捨てて攻めに専念します。
大将となった信は、趙峩龍を倒すことができるのでしょうか…。
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と、ここまでが前回の内容でした。
という事で、さっそく本題である第591話のネタバレを紹介していきますよ~!
※ここからはネタバレ内容を含みますので、あらかじめ認識をお願いします!
目次
キングダム591話のネタバレ!
河了貂が考えた作戦
攻めに専念する飛信隊は凄まじいものでした。
楚水副長の騎馬隊が敵を押し込んでいきます。
松左に助けられた尾平達は、その強さに驚いていました。
「楚水隊、第二陣も突破っ」
「中央の崇原歩兵団も敵第二陣を抜いたっ」
河了貂の周りにいる仲間が、現状を報告してきます。
攻める姿を見て喜ぶ仲間を差し置いて、河了貂は冷静でした。
なぜなら、趙峩龍軍と戦うのは初めてです。
そのため、飛信隊の本当の実力を知らない趙峩龍を惑わすため、飛信隊の力はこれくらいだと勘違いさせるのが目的でした。
河了貂は力強く仲間に言いました。
「本命が最前線に出た時
飛信隊の力は趙峩龍を読みを上回る!!
それで一気に趙峩龍の首を取る!!」
ただ、飛信隊が趙峩龍軍に集中できるのは、亜光軍と玉鳳隊のおかげでした。
昨夜の右翼軍議での出来事です。
「馬南慈軍と岳嬰軍は亜光軍が引き受ける」と段茶が言いました。
「尭雲軍は玉鳳が止める」と番陽が言ったのです。
それでも、河了貂は不安でした。
玉鳳隊は王賁が討たれ瀕死の状態です。
それでも、番陽の意志は変わりませんでした。
「死力を尽くして足止めしてやる
だから必ず、趙峩龍を倒せ
今、趙左翼を動かしているのは
間違いなく、あの男だ」
河了貂は、軍議での段茶と番陽の言葉を信じるしかありませんでした。
番陽と亜光錦の想い
同じ頃、玉鳳隊は尭雲軍相手に奮闘していました。
番陽も自らの体に矢が刺さろうとも、後退する事はしません。
そこへ現れたのは、尭雲の精鋭兵団です。
王賁を追い詰め、宮康の命を奪った集団です。
敵の一人が叫びました。
「さっさと玉鳳の残党を皆殺しにして
横の飛信隊に横撃をかけるぞォ」
早く玉鳳を倒し、中央の飛信隊を邪魔するつもりのようです。
しかし、番陽も負けるものかと仲間に呼び掛けました。
「ひるむなァ!この場を死守せよ
一人も飛信隊には行かせるなァ」
一方で、気付いた兵達が大分戻り、兵力が充実した馬南慈軍が出陣しようとしていました。
それを見た亜光軍も前へ進み始めます。
隊長の段茶が、大きな声で部下に呼び掛けました。
「一歩も退くでないぞっ
今日の戦いに後退はない
後退は即ち敗北と心得よォ」
「オオ」と威勢の良い返事をする部下たち。
段茶の隣で黙っていた亜光錦は、なぜか一人前へ馬を走らせました。
疑問に思った段茶が尋ねると、なんと馬南慈の首を狙いに行くと言うのです。
「あわよくばな」
そう言ってニヤリと笑い、余裕そうな亜光錦。
しかし、本当は単純なぶつかり合いでは馬南慈に勝てないと気付いていました。
だからこそ、誰かが命がけでかき乱す役をしなくてはなりません。
その役を自ら果たすため、段茶には何も説明せずに前へ出たのでした。
鉄壁の守り
順調に攻め続ける飛信隊。
仲間からは「今じゃないのか」と言われても、河了貂は「まだだ」と否定します。
河了貂の予想では、趙峩龍の守りはこんなものではないはずでした。
河了貂の予想通り、趙峩龍は部下に指示を出していました。
「第三防陣の〝土雀″を入れて〝隔砂陣″を敷け
入って来ている飛信隊の全部隊の足を止める」
趙峩龍は自信がありました。
「これで飛信隊の刃は止まる
戦は〝流れ″だ
〝流れ″が変わるぞ、飛信隊」
趙峩龍の言う通り、飛信隊の勢いがピタッと止まりました。
どんなに攻めても前へ進めないのです。
それは、指示を出していた河了貂も仲間も気付いていました。
まさに、これこそが趙三大天の鉄壁の守りだったのです。
河了貂からすれば、今こそ本命が前へ出る時でした。
「抜くに決まってる
だってあいつは
三大天や六将らと並ぶ
いやそれ以上を追い抜く
大将軍になる男だから!!」
雄叫びと共に、勢いよくなぎ倒されていく敵。
そこにいたのは、鉄壁の守りを突破した信でした。
信の勢いに引っ張られるように、勢いを取り戻す飛信隊。
これには、さすがに趙峩龍も驚きます。
河了貂は信に向かって叫びました。
「そのまま皆を率いてぶち抜け、信
この流れのまま、趙峩龍を討つんだ!!」
理屈を超えた感情
勢いを取り戻し、前へ進む飛信隊。
そこから少し離れたところで、救援の役割を頼まれた松左が仲間に声を掛けていました。
「俺達も行くぞ、立てるか?」
戦えそうな仲間を連れて、前へ進む飛信隊に合流しようとしています。
ところが、ふと見た先に、今にも敵にやられそうな小隊が目に入りました。
「あれは・・・もう助けられませんよ」
近くにいた仲間に言われ「分かってる」と返事をする松左。
しかし、他の仲間が気付きました。
「あれは・・・安丁のところだ
干斗ら新人がいるところか・・・」
その言葉にハッとする松左。
松左は立ち止まり、脳裏をよぎるのは軍師である河了貂の指示です。
「助からないと思うところは
最初から助けに行かないで」
それでも、干斗が笑顔で話していた言葉を思い出しました。
「松左さん、俺・・・
本っ当に飛信隊に入ってよかったス」
歯をくいしばる松左。
「スマン、十人ばかしついて来てくれ
他は先に行ってろ」
そう言って、松左は小隊へ向かって走り出したのです。
キングダム591話を読んでみた感想!
大将軍を目指す孤児・信(しん)
若き秦王・嬴政(えいせい)
山民族の末裔・河了貂(かりょうてん)
彼らが出会う時、時代が動き出すー⚔️#絆の日 #キングダム pic.twitter.com/retbZxn1bn
— 映画『キングダム』公式アカウント (@kingdomthemovie) 2019年2月27日
亜光軍と玉鳳隊の協力もあって、ついに趙峩龍の鉄壁の守りを突破する事ができました。
諦めかけた空気を変えたのは、やはり信の存在でしたね!
ただ、気になるのは松左の行動です。
今まで飛信隊はこんな戦い方をしてこなかったので、仲間を見捨てられない気持ちは理解できます。
しかし、飛信隊は攻めに専念しているため、援軍を集められない状態です。
それでも助けに行くという事は、松左自身の命すら危うい状態になってしまうという事です。
松左の判断が良い方向へ進んでくれることを願います!
キングダムネタバレ591話の感想『突破した飛信隊!』まとめ
楊端和(ようたんわ)
/#長澤まさみ山の民を武力で束ねる山界の死王。
その存在は謎に包まれている。「王宮は
血の海になるやもしれぬが
構わぬか」#キングダム#4月19日公開 pic.twitter.com/02wCQ0WEfX— 映画『キングダム』公式アカウント (@kingdomthemovie) 2019年2月27日
今回の『キングダム』の第591話についてはいかがでしたでしょうか?
今回のネタバレ感想を以下にまとめてみるとこのようになりました!
- キングダム591話のネタバレ!
- 河了貂が考えた作戦
- 番陽と亜光錦の想い
- 鉄壁の守り
- 理屈を超えた感情
- キングダム591話を読んでみた感想!
鉄壁の守りを突破できた飛信隊。
次は、趙峩龍との直接対決となるのでしょうか?
また、松左が干斗ら新人を助けられるのか気になります。
松左の運命はいかに!?
それでは、最後までお読みくださり、ありがとうございました!
また次回のネタバレ感想もお楽しみに!
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ネタバレ感想・考察の庭へようこそー!
今回は週刊ヤングジャンプに発表された
『キングダム』の591話についてのネタバレ感想内容を
『キングダムネタバレ591話の感想『突破した飛信隊!』』としてわかりやすくまとめてみたいと思います!
さっそく前回のあらすじからおさらいしておきましょう!