鬼滅の刃ネタバレ168話の感想「百世不磨」

かんそう君
こんにちは!

ネタバレ感想・考察の庭へようこそー!

 

今回は2019年7月29日発売の少年ジャンプに連載中の人気漫画である

『鬼滅の刃』の168話についてのネタバレ感想内容を

『鬼滅の刃ネタバレ168話の感想「百世不磨」』としてわかりやすくまとめてみたいと思います!

さっそく前回のあらすじからおさらいしておきましょう!

 

~前回のあらすじ~

ついに刀を抜いた黒死牟。 

黒死牟は実弥との激しい戦いで「やりおる・・・」と実弥が肉体的にも技の全盛に見える、と感心します。 

実弥は、攻防を続けながらこの上弦の壱の技に鳥肌が止まりませんでした。 

 

一振りの斬撃の周りに不規則で細かな刃が付いており、それは常に長さ大きさが変化して定型ではない。 

「時透がやられる筈だ」と納得します。 

再生力・身体力が異常に高い鬼がさらに呼吸を使い、さらに速度と攻撃力を高めているわけです。 

お互い斬撃の応酬。 

 

激しい斬り合いの中、黒死牟はまだ自分の技についてくる実弥に感心し、懐かしい感覚を覚え高揚を感じていました。 

古くは戦国の世。黒死牟は風の柱とも剣技を高めあったことを思い出しました。 

 

黒死牟の月の呼吸の攻撃で、血を滴らせる実弥。 

「ふむ・・・ 随分堪えたがここまで・・・ 。 動けば臓物が まろび出ずる・・・」 

冷静に様子を見る黒死牟だが、“ドクン”と自分の脈拍が上がっていることに気づき、何ごとかと考えます。 

「猫にまたたび 鬼には稀血」 

 

ニヤリと笑うと、実弥は刀で黒死牟に斬りかかる。 

後ろに避けるも、足がふらつく黒死牟。 

俺の血の匂いで鬼は酩酊する 稀血の中でもさらに稀少な血だぜ 存分に味わえ!」 

上限にも効く、実弥の血。ここから逆襲がはじまるーー。 

 

▽前回のネタバレ記事はこちらです▽

鬼滅の刃 ネタバレ167話

 

こうさつ君

と、ここまでが前回の内容でした。

という事で、さっそく本題である第168話のネタバレを紹介していきますよ~!

ここからはネタバレ内容を含みますので、あらかじめ認識をお願いします!

 

鬼滅の刃168話のネタバレ!

きっかけ

風柱・不死川実弥は、自分の血が特別だと気づいたのは鬼を狩り始めてすぐの頃。 

鬼にされた母が、実弥が出血した途端に動きが鈍くなったのです。 

母を殺めた後、実弥はこの世の全てが色を失っていき夜の中を藻掻き回ってきたのでした。 

 

鬼殺隊も日輪刀も存在すら知らず、刃物で武装し鬼を捕らえて日の光で灼き殺す。 

今思えばとんでもない自殺行為だが、死ななかったのはこの鬼を酔わす血のおかげで運がよかっただけ。 

同じ鬼を追っていて出会った鬼殺隊の粂野匡が“育て”を紹介してくれたおかげでした。 

 

でも、善良な人間から次々死んでいく不条理な世の中。 

下弦の壱は実弥と匡近が二人で倒しましたが、柱になったのは実弥だけでした。 

戦いの中で匡近は命を落としてしまったのです。 

 

そして今、目の前の上弦の壱・黒死牟と戦う実弥。 

“風の呼吸 陸ノ型 黒風烟嵐” 

大きな動きで技を繰り出すが、黒死牟は軽々と避けます。 

 

黒死牟は、実弥がこの傷でまだ動くのか今までの柱ならすでに勝負はついているはずだと思います。 

しかし、実弥は自ら出血を止めました。 

血を凝固させているのか?呼吸で? 筋肉を使って臓物が飛び出るのを止めているのか? 

どちらにせよ人間にはできない芸当に初見だと面白がります。 

 

ここでよろける黒死牟。 

すかさず実弥が斬りかかり激しい攻防に。 

黒死牟は、ほろ酔う感覚もいつぶりだろうかと稀血を愉快だと感じます。 

 

実弥の刀が大きく斬りかかるが、なんと黒死牟は刀を足で踏み、床に叩きつけました。 

床にはいつくばるような体勢になった実弥の首めがけ黒死牟のおぞましい刀が振り下ろされます。 

 

眼差し

過去、お館様と相対する実弥。 

自分の手を汚さず、命の危機がなく、一段高い所から指図だけするような奴が頭にくると思っていました。 

「いい御身分だなァ 産屋敷様よォ」 

 

そう言い放つ実弥に、他の柱たちが驚きます。 

口の利き方がわかってないと怒りをのぞかせる者もいたが、お館様は構わないとなだめます。 

「白々しいんだよ 鼻につく演技だぜ。 隊員のことは使い捨ての駒としか思ってねェくせに」 

武術も何もやってない奴が鬼殺隊の頭なんて虫唾が走る、とまくし立てる実弥 

 

「ごめんね」 

穏やかな笑みを浮かべお館様は一言。 

驚く実弥に向かい、お館様は刀は振ってみたが十回もできなかったことを話します。 

できるなら自分もみんなのように、体ひとつで人の命を守れる剣士になりたかった、でもどうしても無理だったと謝りました。 

 

つらいことを君たちにさせてごめんと話すお館様を見て、実弥は言葉が出なくなりました。 

このお館様の眼差しは、母を思い起こさせました。 

親が我が子に向ける溢れるような慈しみに、優しく頬をくるまれる感覚 

君たちが捨て駒ならば自分も捨て駒、鬼殺隊を動かす駒の一つにすぎないし、自分が死んでも何も変わらないと言うお館様。 

 

実弥は柱合会議に来たのが始めてだから勘違いしたのだろうが自分は偉くない、みんなが善意でそう扱ってくれているから嫌なら同じようにしなくていいと語ります。 

「それよりも実弥は柱として人の命を守ってほしい。それだけが私の願いだよ。匡近が死んで間もないのに呼んですまなかったね」 

お館様が名前を言ったことに驚く実弥。 

 

遺書

実弥は周りにいた柱から、お館様は当主になってから亡くなった隊員の名前と生い立ちを全て記憶していると聞かされます。 

自分でさえ、一緒に戦った隊士全ての名前は憶えきれていません。 

お館様は、鬼殺隊の子供たちは皆遺書を書いているが、内容が不思議なことにほとんど似通っていて匡近も同じだった話すと、渡そうとと思ってたものがあると実弥にそれを差し出します。 

 

震える手で受け取り、中を開く。 

匡近は失った弟と実弥を重ねていたんだとお館様が想像し、光り輝く未来を夢見ている内容自分の夢と同じだと話します。 

「大切な人が笑顔で幸せに暮らせるよう、決してその命が理不尽に脅かされることがないよう願う。例えその時自分が生きてその人のそばにいられなくとも」 

 

生きていて欲しい、生き抜いて欲しいという思い。 

実弥は弟の玄弥を思い浮かべ、匡近の思いに涙がこぼれたのでした。 

 

そして現在 

黒死牟の振り下ろされた刀を、実弥は銃で受けて止めました。 

そのまま二発撃ちますが、かすり傷すら負わすことができない。 

そして黒死牟は月の呼吸を放ち実弥は近距離で絶体絶命。 

 

しかし、黒死牟の前に実弥の姿はありませんでした。 

斬撃で巻き上がったけむりの中、人影が。 

「次々と降って湧く…」 

 

そこにいたのは、鬼殺隊最強の男、悲鳴嶼行冥 

「我ら鬼殺隊は百世不磨 鬼をこの世から屠り去るまで…」 

上弦の壱の前に、鬼殺隊最強の男が到着。 

行冥は、険しい顔で黒死牟を見据えるのだった―――――

 

鬼滅の刃168話の感想!

 

こうさつ君

鬼殺隊最強の男、悲鳴嶼行冥が出てきました! 

強さの次元が違う黒死牟にはやはり最強じゃないと勝てないのでしょうか? 

 

かんそう君

行冥と、実弥の稀血でなんとか撃破してほしいものです。 

行冥vs.黒死牟楽しみです! 

 

こうさつ君

そして過去、実弥はお館様にかみついてましたねー。 

キャラ的にはイメージ通りなんですが、お館様の思いと名前を覚えていることに触れ、最後遺書を読んで泣いちゃってました。 

 

かんそう君

こういう粗暴なんだけど直情型の人間は、人の思いとかにも熱くなりやすいですよね。 

普段が乱暴なだけに、涙をながすとより感情が伝わってきます。 

 

鬼滅の刃ネタバレ168話の感想「百世不磨」まとめ

かんそう君

今回の『鬼滅の刃』の168話についてはいかがでしたでしょうか?

今回のネタバレ感想を以下にまとめてみるとこのようになりました!

 

こうさつ君

  1. 鬼滅の刃168話のネタバレ!!
    1. きっかけ
    2. 眼差し
    3. 遺書
  2. 鬼滅の刃168話の感想!

 

かんそう君

臓物が飛び出るほどの深手を負ったはずなのに戦い続ける実弥。 

鬼になった母を殺めて性格があんな感じになったのですね。 

稀血の効果を始めて感じたのは母だったとは…。 

 

そして出会った粂野匡近。 

実弥が鬼殺隊に入ったきっかけの人物共に戦ってきたのに死んでしまいました。 

登場人物みんなそうなんですが、やはりつらい過去を持ってましたね。 

 

お館様の話が出てきて、ここでお館様がやられてしまったのも思い起こされました。 

お館様の夢でもあった光り輝く未来を鬼殺隊のみんなで手にして欲しいです。 

行冥の言った、「鬼殺隊は百世不磨」 

これは、永久に消えずに残る、いつまでも消滅しないことという意味です。 

鬼がこの世からいなくなるまで鬼殺隊は消えないと言う意思表示ですね。 

ぜひ、その通り滅殺して欲しいです! 

 

それでは、最後までお読みくださり、ありがとうございました!

また次回のネタバレ感想もお楽しみに!

 

▽前回のネタバレ記事はこちらです▽

鬼滅の刃 ネタバレ167話

 

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