~前回のあらすじ~
九相図兄弟との戦いに勝利した虎杖と野薔薇。
斃した相手が純粋な呪霊ではなく、受肉した命を持った存在だったと気づき、二人は命を殺めた共犯者となります。
虎杖と野薔薇は伏黒に合流。
伏黒から宿儺の指を預かろうとする虎杖でしたが、宿儺が食べて取り込んでしまいます。
今回の任務はこれで終了。
五条は内通者探しを進める傍ら、東堂と冥冥の協力を得て、虎杖たちを一級へ推薦するのでした。
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と、ここまでが前回の内容でした。
という事で、さっそく本題である第64話のネタバレを紹介していきますよ~!
※ここからはネタバレ内容を含みますので、あらかじめ認識をお願いします!
目次
呪術廻戦64話のネタバレ!
1級術師になる条件!
東堂と冥冥が卓球で対決しながら、1級術師になるための条件が説明されます。
2名以上の一級術師から推挙された者は、現役の1級、もしくは1級相当の術師と共に幾度か任務をこなし、適正アリと判断されればまず純一級へ昇格。
そして単独で1級任務をこなすことになり、その結果次第で1級術師に昇格できるようです。
虎杖を1級に推薦した東堂は、もちろんすでに1級術師です。
「虎杖は絶対に推薦を受ける。宿儺が協力的でない以上、指との遭遇率を上げるため、任務の危険度も上げねばならんからな。これが何を意味するか分かるかな?」
東堂は冥冥との卓球対決を続けながら、自分が虎杖と一緒に任務へ立ち向かうことになる「青い未来」を思い描き、ノリノリで語り続けます。
「もげたリンゴが地に落ちるがごとく!!俺たちは惹かれ合う!!そう、まさに、運命!!」
そんな東堂の確信めいた想いを、冥冥がばっさり切り捨てます。
「いやだから、被推薦者が同行するのは、推薦者以外の術者だよ。虎杖君を推薦したのは私たちだから、彼が同行するのは私たち以外の術者だよ」
虎杖と任務を共にできないと知った東堂は、それまでのノリノリだったテンションから一転、真顔になって絶望します。
「お疲れ。先にあがるよ、Mr.東堂」
冥冥はそんな東堂を追いて、そのまま帰ってしまうのでした。
虎杖に恋する少女、優子が登場!
任務が終わり、一人で街に出ていた野薔薇は、背の高い少女から声をかけられます。
「あのっ、スミマセン…さっき、虎杖君と一緒にいませんでした?」
「……へ?」
近くのファミレスで話をすることになる二人。
少女の名前は小沢優子、虎杖の中学時代の同級生でした。
「コレ、中学卒業式の時の私です」
卒業式が終わった直後の写真を見せる優子。
写真の中の優子はかなり太っていますが、その時から身長だけ15センチ伸び、さらに東京に出て環境の変化やストレスもあり、今では長身スリムな体形に変化していたのでした。
佐藤黒呼かよ、とツッコみながら写真を見ていた野薔薇は、優子と並んで虎杖も一緒に写っていることに気づきます。
実は優子は虎杖に恋心を秘めており、卒業式の日に勇気を出して一緒に撮ってもらったのですが、連絡先などは聞けなかったそうです。
しかし東京に引っ越し、そして虎杖の姿を見かけて、今の自分なら…と思い、一緒にいた野薔薇に声をかけてきたのでした。
事情を察した野薔薇は、自分より虎杖に詳しい奴として、その場で伏黒に電話をかけて呼び出します。
優子は野薔薇もまた虎杖のことが好きなのでは、と聞こうとしますが、野薔薇は即座に否定します。
「ない。天地がランバダを踊っても、ない」
即答しつつ、なぜか胸にもやっとしたものを感じる野薔薇。
そうこうしている間に伏黒が到着します。
「実はこの子がかくかくしかじか」
野薔薇の簡潔な説明を受け、事情を知った伏黒も、優子に協力的な姿勢を見せます。
「彼女はまずいないだろ」
伏黒は、虎杖が東京に来ることになっても困った様子を見せなかったことや、部屋にグラビアポスターが貼ってあることなどからそう推理し、さらに虎杖が背が高い子が好きだと言っていたことを教えてあげます。
「勝算アリ!虎杖を召喚するわ!!いいわね優子!!」
「はい!!」
虎杖も優子のことが好き!?
野薔薇にラインで呼び出され、虎杖もファミレスにやってきます。
しかし、野薔薇があることに気づいて焦ります。
(あ、しまった。私まだ虎杖に優子のこと言ってない!!)
優子は見た目が大きく変わっているため、虎杖が気づかない可能性がありました。
もしも虎杖が優子を見て「誰?」などと発言してしまえば、それはあこがれの人から一番言われたくない言葉であり、野薔薇はあわてて説明しようとするのですが…。
「あれ、小沢じゃん。なにしてんの?」
説明されなくても、目の前の相手が誰であるか、虎杖はちゃんと認識できました。
他の誰よりも優子本人が驚き、そして野薔薇と伏黒はというと、ちょっと冗談っぽく10点の札をかかげて虎杖の反応をたたえます。
…中学時代、虎杖はクラスメートから、クラスの女子で誰が好きかをしつこく聞かれたことがありました。
その時に、強いて言うなら、と名前を上げたのが小沢優子でした。
教室の壁を一枚へだてた向こう側で、優子本人もたまたまそれを聞いていました。
「えー…デブじゃん」
虎杖の答えに対するクラスメートの言葉を聞いて、傷つく優子。
壁の向こうで優子本人が聞いていると知らないまま、虎杖は優子を選んだ理由を語ります。
「そう?でもさアイツ、食い方とか字とか色々、すげー綺麗なんだよ」
優子は顔を赤くしながらその場を離れていきます。
(虎杖君は、私が知らない私を見てくれる)
昔も今も、優子は虎杖の言葉をうれしく思う反面…
背が伸びて痩せた自分が、見た目が変わったてデブではなくなったことを理由に、今の自分ならいけるんじゃないか、と…
自分を馬鹿にしていた人たちと同じ尺度で生きていることに気づきます。
「またな」
虎杖と別れた優子は、駅のホームで電車を待ちながら、一人で涙を流します。
虎杖とはまた連絡先を交換できませんでしたが、野薔薇とは交換していました。
そして野薔薇は、途中で感じた、もやっとした気持ちの正体に気づいていました。
「私が彼氏を作るより先に、虎杖に彼女ができるのがなんかムカつく。私の後ろを歩けよ」
呪術廻戦64話を読んでみた感想!
新章に突入し、東堂がまた活躍するのかな?と思っていましたが…
そんなことは全くなかったようです!!
虎杖と任務を共にできないと知って東堂が落ち込んでいましたが、東堂は本当に虎杖のこと大好きですよね。
東堂の想いが実らない一方、今回は虎杖に恋をしている少女、小沢優子も登場しましたね。
太っていた中学時代から、身長だけ伸びてスリムになったと知った野薔薇が「佐藤黒呼かよ」と突っ込んでいましたが、佐藤黒呼は幽遊白書の登場人物ですね。
優子と同じく、昔は太っていたけれど身長だけ伸びてスリムになった女性でした。
そんなにメジャーなキャラじゃないと思うのですが、すぐに名前が出てくるあたり、野薔薇はけっこう幽白を読み込んでいるのかもしれませんね。
ちなみに虎杖は、これまで背と尻がデカイ女が好き、と言っていましたし、今回もそこに触れられていましたが…
それはそれ、らしいです。
一級術師への昇格をかけて、困難な任務に挑むのが新章の大筋になりそうです。
今回登場した小沢優子も、何らかの形でかかわってくるのでしょうね。
以前登場した順平のように、悲しい結末になってしまわなければいいな、と思います。
(ハードなストーリーも呪術廻戦の魅力ではあるのですが…)
呪術廻戦 ネタバレ最新64話の感想!『虎杖に恋する少女が登場!』まとめ
今回の『呪術廻戦 じゅじゅつかいせん』の第64話についてはいかがでしたでしょうか?
今回のネタバレ感想を以下にまとめてみるとこのようになりました!
- 呪術廻戦64話のネタバレ!
- 1級術師になる条件!
- 虎杖に恋する少女、優子が登場!
- 虎杖も優子のことが好き!?
- 呪術廻戦64話を読んでみた感想!
次回は人気投票の結果発表もあるようで楽しみですね!
それでは、最後までお読みくださり、ありがとうございました!
また次回のネタバレ感想もお楽しみに!
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ネタバレ感想・考察の庭へようこそー!
今回は少年ジャンプに連載中の人気漫画である
『呪術廻戦 じゅじゅつかいせん』の第64話についてのネタバレ感想内容を
『呪術廻戦 ネタバレ最新64話の感想!『虎杖に恋する少女が登場!』』としてわかりやすくまとめてみたいと思います!
さっそく前回のあらすじからおさらいしておきましょう!