~前回のあらすじ~
野薔薇によって仕留められた血塗。
兄の壊相は血塗の死を悲しみながらも、乱入してきたトラックを乗っ取り、再戦を誓いながら逃走を図ります。
しかし、黒閃を決めた直後でゾーン状態に入っていた野薔薇が、残されていた壊相の片腕に渾身の共鳴りを叩きこみます。
共鳴りを食らってトラックから落下する壊相。
そこへ走って追いかけてきた虎杖がとどめを刺そうとします。
虎杖は壊相が弟の死に涙を流しているのに気づき、謝罪の言葉をかけながらも、渾身の一撃で壊相を仕留めます。
血塗に続いて壊相もまた倒れたことを、兄である腸相が、離れた場所にいながらも感じ取ります。
そして腸相と共にいた真人、夏油の元に、壊相と血塗を殺したのが虎杖たちである、という報告が入るのでした。
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と、ここまでが前回の内容でした。
という事で、さっそく本題である第63話のネタバレを紹介していきますよ~!
※ここからはネタバレ内容を含みますので、あらかじめ認識をお願いします!
目次
呪術廻戦63話のネタバレ!
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殺した命の重さを感じ合う虎杖と野薔薇!
「釘崎大丈夫か?」
九相図兄弟を撃破した虎杖は、野薔薇を心配して声を掛けます。
野薔薇は腕に傷痕が残るかもしれないことや、トラックに乗っていたオッサンのこと、毒のことなどを口にしますが、虎杖が一番心配していたのは別のことでした。
「初めてなんじゃねぇかと思って。祓ったんじゃなくて殺したの」
「……アンタは?」
野薔薇に逆に聞かれて、虎杖はこれまでに3人、祓ったのではなく殺した経験があることを、辛そうに明かします。
「私より、アンタの方、大丈夫じゃないでしょ」
自分はぶっちゃけなんともない、と野薔薇は言います。
「私の…人生の席…っていうか。そこに座ってない人間に、私の心をどうこうされたくないのよね」
野薔薇を心配していたはずの虎杖でしたが、逆に野薔薇から心配されてしまいます。
どうしようもなかったことだ、とフォローの言葉をかけられますが、それでも虎杖の表情は晴れません。
「…でも。あいつ…泣いたんだよ。目の前で、弟が死んで」
「…そっか」
「俺は自分が…釘崎が助かって…生きててうれしい。ホッとしてる。それでも俺が殺した命の中に、涙はあったんだなって…それだけ」
「…そっか。じゃあ、共犯ね。私たち」
伏黒と合流!宿儺が指を取り込む!!
虎杖と野薔薇が八十八橋の下へ戻ると、そこには伏黒が死んだように倒れていました。
「ふっ…伏黒?」
伏黒が死んだと思った虎杖と野薔薇は、ゴクリ…と生唾を飲み込んで焦ります。
「おっ、戻ったか。良かった無事で」
二人の心配をよそに、ムクッと起き上がった伏黒がそう言います。
「ビビッたーっ!死んでんのかと思った―!!」
虎杖と野薔薇は伏黒が生きていたことに驚きながら喜びます。
伏黒は回収した宿儺の指を、一番元気そうな虎杖に預けることにします。
食うなよ、と念押しする伏黒でしたが…
虎杖が指を受け取った瞬間、手の平に宿儺の口が現れ、渡された指をパクッと飲み込んでしまいます。
「食うなっつったろ!!」
「え、俺ェ!?」
伏黒と野薔薇の二人に突っ込まれ、虎杖が戸惑っているところへ、ようやく新田が現場に到着します。
「クラァッ!!オマエらぁ!!」と橋の上からブチ切れ気味に叫んでくる新田の元へ、三人で向かいます。
「じゃ、帰るか」
内通者探しと五条の手回し!
事件から2日後、五条が歌姫とスマホで話しています。
五条は虎杖たちが特級相当を各個撃破したことを喜び、僕の指導者としての腕がいいのかな、と上機嫌に語ります。
事件のあらましを一通り語り終えると、二人はかねてから動いていた内通者探しの話題に移ります。
「どう?目星はついた?」
「全然。私含め皆忙しいの。どうする?学生にも声かけてみる?」
誰にどこで聞かれているかわからないため、二人は飲み会の幹事について話している風を装いながら、お互いに情報を交換し合います。
現状ではまだ内通者を見つけられておらず、歌姫との通話を終えた五条は次の手に移ります。
「あとは頼むよ、冥」
そうつぶやきながら、五条はスマホを操作して、冥冥の口座に10000000円もの大金を振り込みます。
冥冥もATMでお金が振り込まれたのを確認し、声を上げて嬉しそうに笑うのでした。
互いを気遣う虎杖と伏黒!!
「……それって確定なの?」
伏黒と野薔薇は虎杖抜きで、公園で秘密の会話をしていました。
「ほぼな。終わった案件だ。気づく可能性があるとすれば、俺達か新田さんくらいだと思う」
伏黒は八十八橋の呪殺が始まったのが、虎杖が宿儺の指を飲み込んだことがきっかけだと気づいていました。
八十八橋の呪いはいつ始まってもおかしくありませんでしたし、虎杖が指を飲み込んだのは伏黒を助けるためでしたが、それでも虎杖は納得しないだろう、と伏黒は言います。
「だから、言うな」
「…言わねえよ。レディの気遣いナメんな」
伏黒と野薔薇がそう話している頃…
まったく同じ事実を、虎杖は宿儺から直接聞かされていました。
「お前が俺を取り込んだ。目覚めたんだよ、切り分けた俺の魂たちが」
オマエのせいだ、と宿儺は愉快そうに虎杖を責め立てます。
「おい、それ、伏黒に言うなよ」
虎杖は、以前伏黒が言っていた言葉を思い出していました。
(自分が助けた人間が将来人を殺したらどうする)
伏黒が虎杖を気にかけているのと同様に、虎杖もまた伏黒を気にかけ、「言うなよ」と宿儺に念押しするのでした。
その頃、楽巖寺の元に東堂と冥冥が訪ね、ある提案をしていました。
内容は、5人の人物を、東堂葵と冥冥の名の元に、1級術師に推薦すること。
そしてその5人とは、禪院真希、パンダ、伏黒恵、釘崎野薔薇、虎杖悠仁でした。
呪術廻戦63話を読んでみた感想!
最近はあまり表に出てこなかった宿儺ですが、今回は久々に存在感を発揮していましたね!
指を渡されたらちゃっかり飲み込んだり、虎杖をゲラゲラ笑いながら責め立てたりと…呪いらしい、下卑た感じが全開でしたね…!
タイトルにもなっていた共犯、というのは、共に命を殺めてしまった虎杖と野薔薇のことだと思うのですが…
お互いに重要な事実を知りながら、やはりお互いに黙っていようとする伏黒と虎杖もまた、奇妙な共犯関係というか、同罪関係?にあるのかな、と感じました!
五条が歌姫に頼んでいる内通者探しですが、なかなか思うように進んでいないようですね。
学生の中にいるのか、それとも見落としている盲点があるのか、まだまだ難航しそうな感じです。
結構ひっぱっていますし、内通者の正体に関しては、読者があっと驚くような意外な人物になるんじゃないかな、と感じています!
そして久々に登場した東堂、それに五条に買収された?冥冥の推薦で、虎杖たち5人が一級に推薦されましたね!
実力的には充分でしょうが、楽巖寺は納得いっていない様子なので、また一波乱ありそうですね!
呪術廻戦ネタバレ63話の感想『八十八橋の呪い編、完結!』まとめ
今回の『呪術廻戦 じゅじゅつかいせん』の第63話についてはいかがでしたでしょうか?
今回のネタバレ感想を以下にまとめてみるとこのようになりました!
- 呪術廻戦63話のネタバレ!
- 殺した命の重さを感じ合う虎杖と野薔薇!
- 伏黒と合流!宿儺が指を取り込む!!!
- 内通者探しと五条の手回し!
- 互いを気遣う虎杖と伏黒!!
- 呪術廻戦63話を読んでみた感想!
次回からまた新章突入のようですね!
虎杖の前にある女性が現れるようなのですが、新キャラでしょうか!?
東堂がらみで回想に出てきた呪術師らしき女性が出てくるのでは?と予想してみます!
それでは、最後までお読みくださり、ありがとうございました!
また次回のネタバレ感想もお楽しみに!
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ネタバレ感想・考察の庭へようこそー!
今回は少年ジャンプに連載中の人気漫画である
『呪術廻戦 じゅじゅつかいせん』の第63話についてのネタバレ感想内容を
『呪術廻戦ネタバレ63話の感想『八十八橋の呪い編、完結!』』としてわかりやすくまとめてみたいと思います!
さっそく前回のあらすじからおさらいしておきましょう!