
~前回のあらすじ~
前回は鯉登の過去編に決着がつき、再び現在に視点が戻りました。
誘拐されてしまった鯉登でしたが、鯉登父と鶴見の活躍で無事に救出されます。
鯉登は父との絆を取り戻し、鶴見を尊敬するようになります。
成長した鯉登は陸軍士官学校へ入ることになるのでした。
そしえ現在、ロシア人の病院で鯉登を組み伏せていた尾形は、ロシア語でボンボンが、と発言し、鯉登を蹴り飛ばして馬で逃走。
気づいた杉本が尾形に発砲しますが外れ、そのまま逃げられてしまうのでした。
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目次
ゴールデンカムイ201話のネタバレ!
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部隊は再び日本へ!
「トホトホトー!トホトホトー!」
杉本達は犬ぞりに乗って一気に国境を抜け、日本へ戻ります。
「あばよロシア!!」と白石。
そして樺太アイヌの集落へ到着。
一行はそこで「おばあちゃんの口噛み団子」というおやつを食べさせてもらいます。
樺太アイヌの伝統的なものか定かではないようですが、証言記録は実在し、食べた孫たち曰く、「とにかく美味しかった」とのこと…。
杉本と白石はおいしそうに口噛み団子を食べます。
さらにちょっと酒が入っているのか、二人は顔を赤くしながら、「もっとちょうだ~い?」おばあちゃんにすり寄って甘え始めます。
口噛み団子には味噌が合いそうだ、と谷垣が言うと、杉本も同意します。
「でもなぁ~俺の味噌入れた曲げわっぱ、いつの間にか荷物から無くなってたんだよなぁ!!どこかに忘れたのかも…ちくしょう!!」
「残念だな杉本、残念だ…」
アシリパがしれっとした顔で言います。
酔っぱらった杉本と白石がじゃれ合う中、ふと鯉登が月島にたずねます。
「ロシア語でバル…バルチョーナクとは、どういう意味だ?」
「貴族の少年とかそういうものをからかう感じでつまり…ボンボンです」
どこでそれを?と今度は月島が訪ね返しますが、鯉登は黙ってしまい、何も答えません。
味噌を補充する杉本!狙撃手の襲来!
ロシアとの国境からやや下、静香という町で、杉本達は日用品の買い出しをします。
それぞれ必要なものを買っていく一行でしたが…
何者かがどこかから孫眼鏡で見ています。
双眼鏡で見ていた人物は、シルエットになっていて正体がわかりませんが…フードのようなものをかぶっており、銃のようなものを持っています。
何者かはバッと身をひるがえし、どこかへ向かいます。
「よし出発だ。明るいうちにできるだけ距離を稼ぐぞ」
谷垣に支えられながらですが、歩けるくらいまで回復した様子の月島がそう言ます。
物資を犬ぞりに固定し、出発しようとする一行でしたが、なぜか杉本の姿がありません。
そのころ杉本はというと、こっそり味噌を買っていたのでした。
「味噌補充完了!アシリパさん喜ぶだろうな」
(いっぱい出たな杉本!)と目を輝かせて喜ぶアシリパを想像し、杉本は自然と笑顔になります。
「さっきまでそばにいたのに、どこ行ったんだあいつ」
白石が杉本を探しに出ようとしますが…
シュパァァという音と共に、白石の左足が狙撃されます。
「!?伏せろ!!」
一行は何者かに狙撃されていることを即座に理解し、全員その場で身を伏せます。
狙撃手の正体は尾形…ではなくヴァシリ!!
「白石動けるか!?建物の陰に逃げろッ!」
アシリパが叫びますが、脚を撃たれた白石は自力では動けない様子です。
「店の中へ!!アシリパも来い!」
チカパシとエノノカを保護しつつ、谷垣が近くの店の戸を開けようと手を伸ばしますが…
伸ばした手の先にある店の戸がシュパンッと狙撃されます。
谷垣は店に入るのを諦め、チカパシとエノノカをかかえたまま、身を低くします。
「そこから動くなアシリパ!シライシの脚を売ったのは助けに物陰から出てくるものを狙うため…狙撃手の常套手段だ!」
白石を助けに行こうとしていたアシリパを谷垣が止め、鯉登と月島が動き出します。
「月島、手鏡を貸せ!相手を確認する!!」
「てか…がみ?」
「手鏡も持ってないのかお前は!!汚い顔しおって!!そっちの私の荷物から出せ!!」
雑な感じで手鏡を取り出す月島でしたが、指紋がつくだろバカタレッと鯉登に怒られます。
鯉登はこの非常時に、手鏡を使ってササッと前髪を整えてから、スー…と物陰から手鏡だけをだし、狙撃手が誰か確認しようとします。
しかし、相手の顔を確認する間もなく、鯉登の手鏡がパキャアアンと撃ち抜かれます。
「かなりの距離から撃っている。こんな射撃ができるのはアイツしかいない」
顔は見えなくても、この正確な射撃の腕前から、月島が犯人にあたりをつけ、その名を叫びます。
「尾形百之助だ。尾形がもう戻ってきた!」
その場の全員が冷や汗を流し、焦りの表情を浮かべます。
狙撃手は背の高い建物の窓辺に潜んでいました。
ここで狙撃手の顔と正体が明らかになるのですが、なんと尾形ではなく、ロシアの国境付近で尾形と狙撃手対決をしたヴァシリでした。
鯉登やアシリパ達は建物の陰から動けず、白石も放置されたままです。
そんな中、狙撃の音を聞いて駆け付けたのか、味噌を抱えた杉本が、目を輝かせながら走ってきます。
「あたまカチ割ってこの味噌突っ込んでやるッ!」
ゴールデンカムイ201話を読んでみた感想!
【大台超目前シリーズ累計970万部突破!!】
今月6/19(水)より発売の『ゴールデンカムイ』最新18巻、
待望のカヴァーが完成しました!!止まらない北の大地のダンディズム!!
まさかのタッグで門倉看守部長&キラウ(シ)参上ッ!!!銀世界駆け抜ける二人をぜひお手元へどうぞッ!!
(カヴァー撮影:野田先生) pic.twitter.com/4QgS2ivOpd— ゴールデンカムイ(公式) (@kamuy_official) June 3, 2019

まさかのヴァシリ再登場!
あばよロシア!と言って日本へ戻った矢先に、ロシアの方が追いかけてきましたね!
ヴァシリは尾形と同等の腕を持つ狙撃手ですが、ロシア皇帝の暗殺犯であるキロランケを追っていたはず。
今回現れたのキロランケの死を知らずに追ってきたか、あるいは尾形へのリベンジに来た、なんて可能性もあるかもしれません。

杉本がおばあちゃんの口噛み団子を口に入れるまでのシーンに3コマも使われていたのですが…
杉本がニッコリ笑顔であーん、と口を開けて団子をほおばっていくシーンは、なんだかものすごくおいしそうで、幸せそうに見えました。

鯉登はやはり、何かに感づいているような感じですね。
バルチョーナク、というロシア語の意味を月島に尋ねつつ、どこでそれを?と聞き返されても自分は何も答えず、目も合わせないあたり…すでに月島に対しても不信感を抱いてしまっているのかもしれません。
手鏡のあたりでは普段通り?な二人も見れますし、まだ何とも言えませんが…。

味噌を補充した杉本がアシリパの喜ぶ姿を想像して笑顔を浮かべるのはそこだけだといいシーンなのですが…
杉本の想像の中のアシリパが「いっぱい出たな杉本!!」と言っているのには思わず笑ってしまいました。
アシリパってまだ味噌をオソマだと思っているんでしょうか…。
ゴールデンカムイ201話のネタバレ感想『ヴァシリ再来!』まとめ
本日6月1日は写真の日ッ!!
TVアニメ『ゴールデンカムイ』にて、網走監獄の決戦を前に、土方の案内で杉元一行が立ち寄った、北見の写真館での写真撮影シーンをお届けします!!https://t.co/qneK6tpum6#ゴールデンカムイ #写真の日 pic.twitter.com/sTwPxot8rB— TVアニメ『ゴールデンカムイ』公式 (@kamuy_anime) June 1, 2019

今回の『ゴールデンカムイ』の201話についてはいかがでしたでしょうか?
今回のネタバレ感想を以下にまとめてみるとこのようになりました!

- ゴールデンカムイ201話のネタバレ!!
- 部隊は再び日本へ!
- 味噌を補充する杉本!狙撃手の襲来!
- 狙撃手の正体は尾形…ではなくヴァシリ!!
- ゴールデンカムイ201話を読んでみた感想!

尾形と同レベルの狙撃手であるヴァシリに対して、杉本達はどう立ち向かっていくのか、続きが楽しみですね!
それでは、最後までお読みくださり、ありがとうございました!
また次回のネタバレ感想もお楽しみに!
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こんにちは!
ネタバレ感想・考察の庭へようこそー!
今回は2019年6月6日発売のヤングジャンプに連載中の人気漫画である
『ゴールデンカムイ』の201話についてのネタバレ感想と考察内容を
『ゴールデンカムイ201話のネタバレ感想『ヴァシリ再来!』』としてわかりやすくまとめてみたいと思います!
さっそく前回のあらすじからおさらいしておきましょう!