ゴールデンカムイ198話のネタバレ感想『鯉登誘拐事件!?』

かんそう君

こんにちは!

ネタバレ感想・考察の庭へようこそー!

 

今回は2019年5月9日発売のヤングジャンプに連載中の人気漫画である

『ゴールデンカムイ』の198話についてのネタバレ感想内容を

『ゴールデンカムイ198話のネタバレ感想『鯉登誘拐事件!?』』としてわかりやすくまとめてみたいと思います!

さっそく前回のあらすじからおさらいしておきましょう!

 

~前回のあらすじ~

ロシア人の医者から治療を受けた尾形ですが、医者の見立てでは明日までもたない状態です。

しかし杉本が様子を見に行くと、病室に尾形の姿はなく、代わりに医者が倒れているだけです。

尾形が逃げたと考えた杉本達は周囲を探し回り始めます。

 

鯉登は倒れている医者の様子を見ようとしますが、死角に隠れていた尾形に気付きます。

尾形は看護師を人質に取り、ロシア語で医者に命令して鯉登を襲わせ、拳銃を奪い取ってしまいます。

 

場面は過去に飛び、14歳の鯉登が描かれます。

父親の三輪駆動車を乗り回していた鯉登は、途中で出会った人物(鶴見)を西郷隆盛の墓へ案内することになります。

鯉登の兄の墓前で、オイが死ねば良かったとつぶやく鯉登に、話してごらん?と鶴見は語り掛けるのでした。

 

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こうさつ君

と、ここまでが前回の内容でした。

という事で、さっそく本題である198話のネタバレを紹介していきますよ~!

 

ゴールデンカムイ198話のネタバレ!

日清戦争で死んだ兄!鯉登平乃丞!

(オイは鯉登家の落ちこぼれじゃ。兄さあの代わりにはなれん)

そんな鯉登の思いを察したかのように、「溜まっているものは吐き出した方がいい」と鶴見はうながしますが…

 

「初めて会ったひとなんに話し過ぎました」

鯉登は視線を逸らし、口を閉ざそうとします。

 

「君が父上のために、いなくなった兄上の穴を埋める義務はないと思うがね」

君の欲しい言葉を僕は知ってる…そんなあおり文に添えられながら、鶴見は鯉登に優しくそう語り掛けます。

 

「海軍少尉、鯉登平乃丞へいのじょう。明治二十九年九月十七日死。日清戦争の黄海海戦だね?」

鯉登の兄の墓を見ながらそう話しかけてくる鶴見に、鯉登も口を開き始めます。

「兄さあとは13も離れていたから…オイが8歳んときでした」

 

鯉登の兄は松島という艦に乗っていたのですが、松島は清国の砲弾を受け大破、鯉登の兄を含む57名が死亡し…鯉登の父も別の艦からそれをじっと見ていたのでした。

 

「帰ってきた父上はオイを叱るどころか、笑うた顔も見せたことはあいもはん」

 

鯉登は、父が見た光景がどんなものだったのか、兄の惨たらしい死に様を何度も想像した、と言います。

そのためか、鯉登は船に長時間乗っていると兄のことを考えてしまい、ひどく酔ってしまう体質になってしまったのでした。

 

「一日しか船に乗れんものが立派な海軍将校になれるはずがなか」

 

鯉登は三輪駆動車で鶴見を送りながら、父の仕事の関係で函館に引っ越す予定だと言います。

「函館か…気に入ると思うよ。桜島と少し風景が似ている。山から見下ろすように港町が広がって…」

 

函館を知っているかのような口ぶりに、鯉登が疑問を投げかけると、鶴見が答えます。

月寒つきさっぶは北海道にあるんだよ」

 

鯉登に送ってもらった鶴見は、ありがとうまた会おう、とその場を去っていきます。

「うふふ…また会えますかねぇ?」

笑顔で見送る鯉登に、鶴見も微笑で応えます。

 

「また偶然会えたのなら、お互い友人になれという天の声に従おうではないか」

 

鯉登16歳、誘拐される!?

函館に移り、16歳になった鯉登音乃進は、鹿児島でもしていたように、三輪駆動車で街中を走っていました。

そんな鯉登に周囲の人間は、やはり鹿児島の時と同様に、ボンボンが、と馬鹿にしています。

 

そんな鯉登でしたが、突然目の前に馬が、そして横には馬車が現れ、道をふさがれしまいます。

「邪魔だ、早くそこをどけぇ」

ブレーキをかけて止まった鯉登でしたが、布で顔を隠した男達に拉致されてしまいます。

 

それから四日経ち、鯉登邸で待つ鯉登の両親の元に、陸軍から招聘されたロシア語に堪能な切れ者の将校として、鶴見中尉が現れます。

 

「裏口から失礼させていただきました。まずはカーテンを閉めましょう。外から丸見えでは息子さんの奪還作戦が筒抜けだ」

 

鯉登奪還計画!

「音乃進くんの三輪車が見つかったのは、ロシア領事館の閉められた門の中…敷地内ですか」

確認するかのように言う鶴見に、同席していた海軍大尉の中山が説明します。

 

「ロシア領事館は夏場は無人です。領地内はロシア領ですから建物には入ってませんが、人の気配はありませんでした」

「まあ当然、音野進くんはそこにいませんでしょう」

 

鶴見はこの誘拐事件が単なるお金目的ではなく、ロシアが関与していることを疑います。

 

その頃、誘拐された鯉登は、どこかの屋内で柱に後ろでの格好で拘束されていました。

「水を飲め!」

誘拐犯の一味からロシア語で言われ、水を飲まされながら、鯉登もまたこの誘拐にロシアが関与していると考えます。

 

「父上が函館の対岸に完成間近である「大湊おおみなと水雷団」の監督であるというのが関係しているのではないか?」

「父上はオイのために、ロシアの言いなりになることは絶対にない」

 

一方、鶴見も鯉登と同じような推理を披露していました。

 

「ロシアのウラジオストク艦隊が津軽海峡を抜けて太平洋に抜ける際、大湊水雷団、そして函館要塞は目の上のたんこぶです」

ちょうど函館港には大湊に配備予定の水雷艇が係留されており、誘拐犯がロシアならそれらの破壊が目的ではないか、と。

 

しかし犯人からの脅迫や連絡はまだ何もなく…

何かが起こるかもしれないことを期待して鶴見達が動き出し、ロシア領事館まで来ると、ちょうど中にある電話が鳴ります。

 

鯉登の父はすぐ電話に出ようとしますが、鳴る頃合いが良すぎることを鶴見は警戒し、ロシア領事館は監視されているとして、一旦知らんぷりすることを提案します。

「常に先の先を読んで行動しなければいけません。手順を間違えればこちらの詰みです。耐えてください鯉登中佐殿」

 

それから鶴見達は函館の電話加入者を調査し、犯人の潜伏先を予想しますが、該当箇所は50件以上、部下に偵察を進めさせます。

 

「準備が整ったら我々はまたロシア領事館へ行きます。電話がかかってきたら音乃進くんを出させて無事を確認。すぐに切って交換手に番号を聞き現場を特定する」

 

息子を心配して涙を流す鯉登の母に、最善を尽くします、と鶴見は語ります。

 

しかし…その夜、鯉登の父は、誘拐犯の目的が鶴見の予想通りなら、従えばそれを合図にロシア艦隊が攻め込んでくる、戦争が始まってしまうとじゃ、と言いだします。

 

「オイの息子んために何十万…いや何百万もん国民が犠牲になる」

「音乃進には死んでもらうしかなか」

 

その頃、捕まっている濃いとは、誘拐犯から「食べろ!」とやはりロシア語で何かを差し出され、口に含んでいました。

一口かじった鯉登は、(ん?これは…)という反応をします。

誘拐犯が差し出してきたその食べ物は、鯉登が以前、鶴見に分けてもらった月寒でした。

ゴールデンカムイ198話を読んでみた感想!


こうさつ君

鯉登の母親が初登場しましたが、眉毛が鯉登そっくりでした!

あの特徴的な眉毛は母親譲りだったのですね!

 

かんそう君

鯉登の誘拐事件が発生し、鶴見が奪還作戦を指揮することになりましたが…

どことなく自作自演というか、鶴見が仕掛けたことのような気もしますね。

月島の時も鶴見は似たようなことをやっていましたから…。

 

こうさつ君

鯉登を誘拐した犯人たちはロシア語を話していましたが、もしも彼らが鶴見の部下なのだとしたら、ロシア語を話せるのは月島か尾形でしょうか?

尾形がロシア語を話して鯉登に銃を突きつけた場面から、一連の回想エピソードが始まったことを考えると…

誘拐犯の内、少なくとも一人は尾形…なのかもしれません。

 

かんそう君

鯉登は現在でも船酔いするような描写があったのですが、その背景には悲しい過去があったのですね。

今でも船酔いが治っていないので、一連の回想エピソードを経ても、兄の死のトラウマを完全に乗り換えるまではいけないのかもしれませんね…!

 

ゴールデンカムイ198話のネタバレ感想『鯉登誘拐事件!?』まとめ

 

かんそう君

今回の『ゴールデンカムイ』の198話についてはいかがでしたでしょうか?

今回のネタバレ感想を以下にまとめてみるとこのようになりました!

 

こうさつ君

  1. ゴールデンカムイ198話のネタバレ!!
    1. 日清戦争で死んだ兄!鯉登平乃丞!
    2. 鯉登16歳、誘拐される!?
    3. 鯉登奪還計画!
  2. ゴールデンカムイ198話を読んでみた感想!

 

かんそう君

まだまだ事件の全貌が見えませんが、鶴見はどこまで関与しているのか、そして誘拐された鯉登はどうなるのか!?

またまた続きが楽しみですね!

 

それでは、最後までお読みくださり、ありがとうございました!

また次回のネタバレ感想もお楽しみに!

 

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