~前回のあらすじ~
有古が見たという怪しい男を探していた菊田は、山奥の温泉で都丹庵士を発見、夜の闇の中、銃撃戦になります。
眼帯で片目を隠して闇に慣れていた菊田に手を焼く都丹庵士とその仲間たちは、逃げるフリをして火山ガスが充満する登別地獄谷へ菊田を誘い込みます。
ガスで視界が遮られ、胸を撃たれる菊田でしたが、上半身に巻いていた拳銃が上手く弾を防いでくれました。
多勢に無勢だった菊田の元へ宇佐美、二階堂が援軍にあらわれ、都丹庵士の仲間を撃破。
情報収集をしていた有古も加わり、二階堂をその場に残して菊田、有古、宇佐美の三人で、逃げる都丹庵士を追い、古い坑道に入ります。
しかし坑道の闇の中では都丹庵士が待ち構えており、足元の氷筍を踏んで音を出してしまった宇佐美がさっそく撃たれてしまうのでした。
\こちらもおすすめです/
と、ここまでが前回の内容でした。
という事で、さっそく本題である195話のネタバレを紹介していきますよ~!
※ここからはネタバレ内容を含みますので、あらかじめ認識をお願いします!
目次
ゴールデンカムイ195話のネタバレ!
【Kindle版予約開始!】 お待たせしました。中川裕先生による解説本『アイヌ文化で読み解く「ゴールデンカムイ」』のKindle版が予約開始となりました。4月19日(金)配信予定です。紙の本も増刷中で、4月以降に補充される見込みです。品薄状態が続き、申し訳ございません。https://t.co/xfZHbzr772 pic.twitter.com/djYaxmzFH7
— 集英社新書編集部 (@Shueishashinsho) March 27, 2019
都丹庵士の秘密に気づく菊田!!
闇の中、宇佐美が足元の氷を折ってしまった音を聞き逃さず、狙撃してきた都丹庵士に対して…
(どうやら囚人はずいぶんと耳のきく男のようだ)
と菊田が感づきます。
宇佐美が折ってしまった氷は、したたり落ちた水滴が凍って成長したものでした。
氷のタケノコと書いて氷筍といい、北海道でも限られた場所でしか見られない…という解説が入ります。
チノイェタッ(アイヌの松明)があれば氷を避けて通れるが、それでは格好の的になってしまう…
そんな思考を巡らせながら周囲を警戒していた有古は、うっかり銃身で氷筍を折ってしまいます。
即座に都丹庵士がパパァンと闇の中から狙撃、有古は間一髪で飛び退いて回避します。
菊田と宇佐美が反撃しますが、都丹庵士には当たりません。
カンカンカン、と音を立てながら、闇の中でもすばやく、氷を折らずに移動できる都丹庵士から、菊田が何かに感づきます。
(地獄谷の火山ガスの中でも奴らは…)
菊田はバッと上着を脱ぎ、何かを取り出します。
逃げる都丹庵士!有古が追う!!
氷筍を縫うように移動していた都丹庵士でしたが、ふと何かのニオイをかぎ取り、ハッとします。
(松明か…!)
都丹庵士が盲目であるとあたりを付けた菊田は、松明で都丹庵士の姿を目視、即座にパパァンと銃撃し、左肩に命中させます。
「按摩さんじゃねえかよ。やはりハナから見えてなかったか」
「バレた、形勢不利!!」
外へ逃げる都丹庵士を追いかけようとする菊田と有古でしたが、宇佐美が追いかけてきます。
「菊田特務曹長どの~、足撃たれちゃいました~。置いてかないでください暗いです~」
足を引きずりながら現れた宇佐美を見て、「腹立つなぁアイツ…」と菊田がこぼします。
「有古、お前が追え。絶対に逃がすな」
菊田の指示で有古が一人で都丹庵士を負うことになります。
すでに坑道を離れていた都丹庵士は、撃たれた左肩から弾を取り出そうとしますが…
追ってきた有古がパキンッ、と枝を踏み折る音を聞き、さらに山の奥へと逃げていきます。
有古VS都丹庵士…決着!?
「有古ひとりで大丈夫なんですか」
心配する宇佐美に肩を貸しながら、「有古は八甲田山での捜索隊のひとりだぞ」と菊田が答えます。
ここで八甲田雪中遭難事件の解説が入ります。
日露戦争の2年前、青森歩兵第5聯隊による冬季訓練の雪中行事で、199名が死亡した遭難事故です。
「アイヌの捜索隊は凍りつく川に浸かり…深い雪山を平地のようにすばやく歩き、遺体を見つけて収容していった」
「しかも登別はあいつの庭。この山で…有古力松から逃げ切るのは不可能だ」
そんな有古から逃げ続ける都丹庵士でしたが…
時折聞こえてくるパキンッ、バキィッ、という枝が折れる音に対し、「なんか嘘くせぇなぁ」と違和感を覚えます。
と、ドォォンと大きな音を立てて、有古が狙撃してきます。
都丹庵士もその場で応戦、音のしてきた方を撃ちますが…お互いに距離があるためか、弾はあたりません。
やがてゴゴゴゴ、と巨大な音が周囲に響き始めます。
「何だこの音は…」
目が見えない都丹庵士ですが、やがて何が起こったかを察し、有古の狙いを悟ります。
「そうか、俺は誘導させられていたのか。これが起こりやすい場所をしていたわけだ」
都丹庵士の背後から、巨大な雪崩が迫ってきます。
「負けたぜ」
都丹庵士はそうつぶやき、雪崩に飲まれていくのでした。
ゴールデンカムイ195話を読んでみた感想!
【BD&DVD第六巻3/27(水)発売】
アニメイト特典をご紹介!
4~6巻連動購入:
◇羽山淳一氏描き下ろし4~6巻収納BOX
6巻購入:
◇ミニキャラアクリルキーホルダー月島&鯉登
最終巻発売記念キャンペーン:
◇杉元&アシ(リ)パ スペシャルブロマイドhttps://t.co/pbTUqifHWD#ゴールデンカムイ pic.twitter.com/8Otdo3bFke— TVアニメ『ゴールデンカムイ』公式 (@kamuy_anime) March 26, 2019
前回から引き続き、前半では菊田が活躍しましたね!
都丹庵士が盲目であると見抜き、撃たれることはないと踏んで坑道の中で明りを付けた菊田の推察力と度胸はかっこよかったです!
後半はバトンタッチするかのように、これまで目立った活躍のなかった有古が大活躍しましたね!!
雪山を知り尽くしたアイヌらしい、地の利を活かした見事な勝利でした!!
作中で触れられた八甲田雪中遭難事件ですが、小説化や映画化もされている有名な遭難事件のようですね!!
参加者210名中199名が死亡、というとんでもない事件だったようですね…!
捜索隊に加わっていたアイヌの中では辨開凧次郎という人物が有名のようです!
ゴールデンカムイには史実の人物や、史実をモチーフとした人物も多く登場しますが…
有古のモデルはひょっとしたらこの凧次郎さんかもしれませんね!?
ゴールデンカムイ195話のネタバレ感想『俺の庭!』まとめ
【サントラCD 3/27(水)発売!】
アニメイトではBlu-ray&DVD第六巻+サウンドトラックCD連動購入特典を実施!
月島&鯉登の原画ブロマイドとサントラジャケットの原画ブロマイドを2枚セットでお渡しします♪https://t.co/rx50RfRK7s#ゴールデンカムイ pic.twitter.com/TREgZlYEC0— TVアニメ『ゴールデンカムイ』公式 (@kamuy_anime) March 26, 2019
今回の『ゴールデンカムイ』の第195話についてはいかがでしたでしょうか?
今回のネタバレ感想を以下にまとめてみるとこのようになりました!
- ゴールデンカムイ第195話のネタバレ!!
- 都丹庵士の秘密に気づく菊田!!
- 逃げる都丹庵士!有古が追う!!
- 有古VS都丹庵士…決着!?
- ゴールデンカムイ第195話の感想と考察まとめ!
雪崩に飲まれてしまった都丹庵士ですが、このまま死んでしまうのでしょうか!?
潔い散り方で、このまま物語から退場するとしてもカッコいい気もしますが…
せっかく再登場した魅力あるキャラだけに、惜しい気もします!
菊田は鶴見と合流するための土産として刺青人皮を欲していますから、都丹庵士を回収するとは思いますが…
生死の行方はまだわからず、続きが気になりますね!
それでは、最後までお読みくださり、ありがとうございました!
また次回のネタバレ感想もお楽しみに!
\こちらもおすすめです/
ネタバレ感想・考察の庭へようこそー!
今回は2019年3月28日発売の週刊ヤングジャンプに連載中の人気漫画である
『ゴールデンカムイ』の195話についてのネタバレ感想と考察内容を
『ゴールデンカムイ195話のネタバレ感想まとめ『俺の庭!』』としてわかりやすくまとめてみたいと思います!
さっそく前回のあらすじからおさらいしておきましょう!