~前回のあらすじ~
キロランケに流氷で墓を作ってあげた白石。
ソフィアの行方が気になるアシリパは周囲を見渡して人影を発見、杉本と共に様子を見に行くと、そこにいたのは脱獄囚とたわむれていた岩息舞治でした。
杉本は無視しようとしますが、けっきょく岩息も一行に合流し、負傷者の治療のためにも、北海道の亜港へ向かうことになります。
秘密を知っているはずのソフィアは見つかりませんでしたが、必ずまた会える、と再会を匂わせながらしばしの別れとなります。
当のソフィアはというと、アシリパ達が去った後、キロランケの遺体に向かって別れを告げるのでした。
そしてアシリパや杉本達が北海道へ帰ろうとしている頃…
登別地獄谷温泉では、二階堂と宇佐美がくつろいでいるところに菊田特務曹長が現れ…
有古一等卒が見たという妙な男の話をするのでした。
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と、ここまでが前回の内容でした。
という事で、さっそく本題である192話のネタバレを紹介していきますよ~!
※ここからはネタバレ内容を含みますので、あらかじめ認識をお願いします!
目次
ゴールデンカムイ192話のネタバレ!
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(カヴァー撮影:野田先生) pic.twitter.com/XVVmFWArl7— ゴールデンカムイ(公式) (@kamuy_official) March 1, 2019
有古一等卒登場!
前回に引き続き、滝に打たれて左右の玉を入れ替えるあそびに夢中の宇佐美上等兵が扉絵で描かれます。
(入れ替わりつながりからか、「君の名は。」をパロディーにした「君の玉。」という、映画の宣伝風のとんでもない扉絵になっています。)
そして本編に入ると、やはり前回から引き続き、真っ暗な雪山で下駄を履く妙な人間の話題になります。
「冬でも雪下駄というものがありますし…」
と、入れ替えあそびを中断した宇佐美が真っ当な意見を言いはじめたかと思うと…
「僕は忙しいんだッ」
再び玉を入れ替えるあそびに戻ります。
そこへ妙な男を見た本人である、有古一等卒が現れます。
ガタイのいい体に、おでこから左頬にかけてナナメに走る古傷を持った、胸毛の濃い男です。
有古がいうには、下駄の音がしたものの、残された足跡はわら長靴のそれであり、妙な柄の服を着ていたことが気になった、と言います。
よくは見えなかったようですが…どうも刺青人皮のようです。
「あんたら戦争終わってからずっとここでのんびりしてたから、ボケたんだ」
「コラコラ二階堂…」
不穏な空気が流れる中、そもそもなぜ有古は山奥の温泉に行ったのか?という話題になります。
都丹庵士が登場!
温泉から出た一行は、部屋でくつろぎながら話を続けています。
「そこはアイヌしか知らない秘湯だから…」
有古は自分がアイヌであることを明かします。
そしてアイヌしか知らない秘湯にいたならば、妙な男もアイヌであり、着ていたのもアイヌの服では?という話になりますが…
アイヌの服ならわかります、と有古が否定します。
「俺はその話が妙に気になったんだがな。気にし過ぎかなぁ」
横になって按摩を受けていた菊田がそうつぶやきます。
「按摩さん知らない?」
菊田が問いかけた按摩師…それはなんと都丹庵士でした。
「アイヌの変わった模様の服ですか?さあ…今度見かけたら教えますよ」
都丹庵士は自分が盲目であることをネタにした冗談?を口にし、「あはッ言うねえ」と宇佐美が喜びます。
少し似ていて少し違う!?
アシリパ達は、亜港近辺にあるニブフ民族の集落に到着していました。
アシリパはチカパシやエノノカ達と一緒にニヴフの犬や家、服装などを見て回ります。
カヌン・イクルという犬繋ぎ竿、ケラフという夏の家、トラフという冬の家、着ている衣類など…
ニヴフの文化を見たアシリパは、ウイルタ民族や樺太アイヌと比較して、似ているところもあれば違うところもある、と気づきます。
「わたしたちはちょっと違ってちょっと似ている。北海道にいたら知らなかった」
アシリパがそんな気付きを得ていた頃、トラフ(ニヴフの冬の家)の内部では…
重傷を負った尾形が横になって休んでいるその側で、杉本達が暖を取りながら、今後について話し合いをしていました。
契約更新!?
なぜ尾形はキロランケと手を組んでいたのか、単に金塊が目当てだったのか?
谷垣と鯉登がそんな話をしていると、そうであってほしいね、と杉本も会話に加わります。
「気兼ねなく殺せる」
一方、横になっていた月島は、スヴェトラーナに岩息と共に大陸へ渡れ、と言います。
島を出たい気持ちもわかるし、無事を知りたい両親の気持ちもわかる…だから手紙をかけ、自分が必ず届ける、と月島が申し出ます。
「生きていることさえわかれば、真っ暗な底からは抜けだせる」
生死のわからない娘の帰りを待つ両親に…自分を重ねてかそう話す月島に、スヴェトラーナは「分かった、約束する」と応えます。
監獄で出会ったソフィアのような強い女性になり、成りあがって両親を呼び寄せる…
そんな誓いを立て、スヴェトラーナはさっそく岩息と大陸へ渡ります。
(このあとスヴェトラーナは岩息と大冒険を繰り広げるらしいです)
「アシリパさんもお婆ちゃんに元気な姿を見せなきゃな」
二人を見送った杉本がそう言うと、それは鶴見中尉が許さないのでは?とアシリパが返します。
刺青人皮の謎を解くまではそうだろうが、奴らがアシリパさんを必要としているのはそこだけであり、土方歳三たちよりはマシ…杉本はそんなことを言います。
「どうして?アチャは土方歳三と協力させるために私に金塊を託したのでは?」
「あのときアチャから何か聞いたか?」
アシリパに問われた杉本は、一瞬視線をそらしてから、「いや何も…」とウソをつきます。
金塊を見つけることで、なぜアチャが殺されたかわかるかもしれないと考えるアシリパ、そして鶴見に従うつもりはないものの、まずは金塊を見つけたい杉本。
「じゃあまだ道は同じだな、私達…」
「そうだな、相棒の契約更新だ」
アシリパと笑顔で見つめ合った杉本は、金塊を見つけてアシリパさんを争奪戦から解放する、と心に誓うのでした。
ゴールデンカムイ192話を読んでみた感想!
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前回から引き続き、またもや宇佐美の入れ替わりネタを見せられるとは思わず…
「君の名は。」パロディーの扉絵でいきなり吹いてしまいました(笑)!
そして菊田特務曹長に続いて、今回はアイヌの男である有古一等卒も登場!
さらに前回の妙な男ですが…やはり都丹庵士だったようですね!
都丹庵士が再登場し、活躍を期待せざるを得ない一方で…
岩息舞治は意外にも?あっさり退場してしまいましたね。
これからスヴェトラーナと大陸で冒険するようですが、それはまた別の話ということで、本編では描かれなさそうなので…
ひょっとしたら今回が岩息舞治の最後の出番だったのかもしれませんね。
旅を経て確実に成長している感のあるアシリパですが、杉本はそんなアシリパにウソをついてしまいましたね。
アシリパを大切に想うが故のウソだとは思うのですが…。
杉本は以前もアシリパを子ども扱いし、一人で行動して捕まってしまったことがありましたよね!
その際は相棒として信用していないのか!とアシリパに怒られていましたが…
今回杉本がウソをついたことや、アシリパの「まだ道は同じだな」というセリフからは、いずれ二人の道がわかれてしまう時がくるような…そんなさびしい予感をさせますね…。
ゴールデンカムイ192話のネタバレ感想『更新』まとめ
https://twitter.com/kamuy_anime/status/1103309329417945091
今回の『ゴールデンカムイ』の192話についてはいかがでしたでしょうか?
今回のネタバレ感想を以下にまとめてみるとこのようになりました!
- ゴールデンカムイ192話のネタバレ!!
- 有古一等卒登場!
- 都丹庵士が登場!
- 少し似ていて少し違う!?
- 契約更新!?
- ゴールデンカムイ192話を読んでみた感想!
ケガが治り次第?尾形を殺る気マンマンの杉本、まだ真っ暗な底にいるのだと感じさせる月島など、今後も見どころたくさんのゴールデンカムイ、次回も楽しみですね!!
それでは、最後までお読みくださり、ありがとうございました!
また次回のネタバレ感想もお楽しみに!
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ネタバレ感想・考察の庭へようこそー!
今回は2019年3月7日発売のヤングジャンプに連載中の人気漫画であるゴールデンカムイの192話についてのネタバレ感想内容を
『ゴールデンカムイ192話のネタバレ感想『更新』』としてわかりやすくまとめてみたいと思います!
さっそく前回のあらすじからおさらいしておきましょう!