そしてエマ達は5つの計画を無事に実行できるのか、ここから98話へと話しはつながります!
※ここからはネタバレ内容を含みますので、あらかじめ認識をお願いします。
お急ぎの方は目次を参考にしてみて下さいね!
目次
約束のネバーランド98話をネタバレ!
ミネルヴァの意思を継ぐ者達の処刑
2031年の12月と日付が表示され、回想場面からスタートした98話。
その場面には、広場に集められた数人の人たちの姿、両手を縛られ、地面にひざまずかされたミネルヴァの意思を継ぐ人達でした。
ピーター・ラートリーの指示で反逆者として一同に集められたのです。
『愚かな裏切り者が・・・よくもまぁぞろぞろと我が一族の内に紛れ込んでいたものだ』
黒服の部下たちが囚われた人達の背後に回り、後頭部に銃を突きつけます。
『殺れ』
ピーター・ラートリーの号令によって、その人たちは一斉に処刑されました。
そしてその場面から約16年後の2046年の3月ーーーー。
今度はエマ達を処分するため、ピーター・ラートリーの部隊が情報をつかんだシェルターに一斉に踏み込みました!!
が、そこは誰一人いない、まさにもぬけの殻なのでした・・・。
新しいシェルターでの生活
その頃、B06-32シェルターではーーー。
朝の6時を合図にフライパンをたたく騒々しい音で子供たちが眠い目をこすって起きてくる様子が描かれています。
よかったー!
緊迫していた空気が一気に解けてよかったよ。
このシェルターは無事だったってワケだ。
現在、家族は63人となって一か月半が経ちました。
やや手狭になったこの場所には、年齢や性格も出身農園も違うみんなが集まり、それぞれが仕事をもち、役割分担しながら、つつましくも楽しい生活を送っていました。
ハウスの時よりも狭く、食糧も少なくなったけど、子供たちはとても楽しそうです。
この幸せな光景がずっと続けばいいですね・・・。
その頃、エマたちはというと、地下の隠し部屋に入り、支援者からの連絡を待っていました。
エマ『”支援者”から連絡は?』
レイ『いや 依然沙汰ナシ』
支援者と連絡を取るための決意と行動
時を遡ること7日前ーー。
皆シェルターの皆との話し合いで”支援者”と連絡を取ろうと、話は進んでいきます。
ただ、支援者に連絡を取る事に大きなリスクが伴う事を皆は案じてます。
外部に接触することで、敵にここの位置がバレると感じているからでした。
万が一、すでに支援者がピーターの部隊に発見され、殺害されていたとすると、連絡を行っているこちら応答を敵の手のものが『支援者のふりをして』受信するかもわかりません。
その事を 案じているところにルーカスが説明します。
このことをミネルヴァさんは予想して、前もってその危険を教え、対策もしてくれているという事を。
詳しい内容はこうです。
(注意勧告として)
- シェルターへの帰り道 痕跡を残すな
- シェルターの出入りには気をつけろ
- お互いを確認するための合言葉を指定し、実行すること
(外部にシェルターの位置を知られない為の対策として)
- シェルターからの電話回線は外部から感知されないよう仕掛けが施されている
- ダミーのシェルターもいくつか用意していた
現状はミネルヴァさんの対策で安全に完結していました。
しかし、それでもエマは危険を冒してでも”支援者”と連絡をとり、助けを求めたい、とみんなに了解を求めました。
エマの真剣な決意に皆の意見は改めて一致し、いよいよ”支援者”と連絡を取れる場所へ、エマに案内されるのでした。
エマはこのシェルターでの生活はいつまでも長くは続かないと感じ、先に対策を講じたかったんだよ。
敵に見つかる前にさ。
限られた時間の中で、次の動き方をエマは考えていたんですね。
ミネルヴァさんの特殊なペンを使い、地下へと案内されたのは電話しか置かれていない殺風景な地下室でした。
ユーゴですらこの場所は知らされていなかったようです。
連絡の方法としては、この電話から指定した番号にかけ、それから24時間以内に相手(支援者)から応答があるという、シンプルな方法でした。
エマがさっそく受話器を取り、みんなが固唾を飲んで見守る中、恐る恐るプッシュ式の番号を押し始めるのでした・・・。
エマたちの足取りを追うピーターの部隊
最初の電話連絡から7日が経過しても一向に”支援者”からの連絡はありませんでした。
ミネルヴァさんとの録音から15年が経過し、さすがにもう”支援者”はいないのかと言いながら、大きくため息をつくレイ。
しかし回線は全く異常がなく、敵が電話に出るわけでもない、かけなおしてくるわけでもないこの現状をどう察するか・・。レイは一人思い悩みました。
一方、そのころ、シェルターの子供たちを追うピーターの部隊。
一斉に踏み込んだシェルターがもぬけの殻だったことをリーダーらしき人物がピーターに連絡を取ります。
『もぬけの殻?』
『はい、というよりアレは”ダミー”ではないかと』
ピーターは兄さんならやり得る、自分たちの裏切りを想定してあらかじめ対策を講じていた可能性がある、そう予想しました。
しかもリーダーらしき人物はピーターに対し、恐らくまだ先代の手の者が残っていることを指摘します。
本来、40名以上いる素人の子供たちが足跡を残さずに完璧に逃げることなど不可能なはずだという事。
部隊はその見解に疑う事なく、足取りを追ってシェルターに押し入った結果、そこは見事に”ダミー”だったという事。
そのことをピーターに伝えました。
“間違いなく子供たちの中に先代の手の者がいる・・・!”
ピーターは決断します。
『標的の食用児全てと、その協力者全員、まとめて始末しろ。任せたぞアンドリュー』
アンドリュー『はっ!』
存在した”支援者”
ジリリリリリリリリリリリリリリリン!!
シェルターの隠し部屋の電話が、急に大きな音をたてて鳴りました。
恐る恐る受話器を取り、無言で耳を傾けるエマ。
耳に入った音は
ツーーー・・・
ツーーー・・・
!!
エマはすぐにその音が『モールス信号』だと気づき、レイに受話器を渡し、解読をお願いします。
レイはその音を集中して解読に努めます。
”ワルイガ イマハアエナイ”
”ジキ コチラカラセッショクスル”
”キヲツケロ”
”テキハ ピーター・ラートリー ミネルヴァノオトウト ラートリーケトウシュ”
弟!? 当主!?
『おい待て!合言葉は!?』
レイは食い入るように受話器の先に問います。
ツツ――・・・
ツ―――・・・
返ってきたのは間違いのない”合言葉のとなるモールス信号の打音”でした。
”ソコヲウゴクナ”
”カナラズムカエニイク”
そう打ったあと、回線は切れてしまいました。
レイは確信します。
”支援者”は本当にいた。録音ではない、まさに今生きて受話器の先に・・・!
約束のネバーランド98話を読んでみた感想!
冷血無比な目が印象的だったな。
ここでオレ、そのアンドリューさんに対して『ある動作』に閃いたところがあったんだ。
アレ、電話越しでレイが聞いた『モールス信号の打音のリズム』だったんじゃないかってさ!
と、いう事はアンドリューさんが”支援者”って事になりますね!
でも、もしそうでなかった場合、アンドリューさんは”偽の支援者”という事になる。
つまり敵となってシェルターの位置情報を知られる恐れがあるという事ですね!
以前つぶやいていたのはノーマンの番号だったはずです。
それが今回、エマの番号に切り替わっているとなると、何かの兆候か、それとも単なる意思の切り替えなのか・・・。
ここにも何か伏線が潜んでいるようで、謎は深まります。
もしかすると、とんでもない出来事に発展するかも・・。
しかもこの内容とは別に、ピーター・ラートリーの存在が今後さらに大きくなっていくような気がしてならないんだよ。
ミネルヴァさんの弟であり、死に追いやった張本人。
最後に大変な衝突が起きそうな予感がしています・・・!
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