人気マンガ「ワンピース」の最新967話のネタバレ考察予想を速報でご紹介!
ワンピースネタバレ最新967話確定速報!考察予想まとめ【ワノ国驚異のテクニズム】として最新話967の考察と予想からネタバレ感想まで追記更新しながら独自の目線でピックアップしていきます!
前回の966話”ロジャーと白ひげ”で、二大海賊団が激突。
二番隊隊長であるおでんは果敢に斬り込んでいくが、ロジャーの”神避”によって吹き飛ばされてしまう。
そのまま、ロジャーは白ひげとぶつかる。
だがしかし、彼等の得物は触れる事はなかった事におでんは驚いた。
そして、吹き荒れる覇王色の覇気の嵐と同時に、戦いが始まった…。
かくして、三日三晩の殺し合いはそのままプレゼント交換の場になってしまっていた。
バギーとシャンクスは黒ひげが不眠不休で戦っていた事を知り、それぞれの感想を漏らしていたその頃、おでん、ロジャー、白ひげもある話題で盛り上がっていた。
それはロジャー海賊団は13年前にロードスター島と呼ばれる最終地点の島に辿り着いたが、そこが最終地点の島ではない事に気づいた。
調べる内に、自分が求める真の最終地点の島に辿り着く為には、単なる文化遺産と思っていたポーネグリフがその島に行く為に必要不可欠である世界地図である事を知る。
そして、その真の最終地点の島に辿り着いた海賊団こそ、世界一の海賊団になると高らかに宣言するロジャー。
そこで、ロジャーはおでんがポーネグリフを解読できる一子相伝の男と見込んで、白ひげにスカウトを掛ける。
怒る白ひげだが、おでん自身はその島に行ってみたいと心から願っていた。
かくして、おでんはロジャー海賊団に加入する事になった。
彼等と冒険するうちに空島へ辿り着いたおでん達は、ロジャーの言葉「我此処に至り、この文を最果てへと導く。」とポーネグリフに彫る石工の才能を発揮するおでんであった。
\前回の記事【おでんとロジャー】はこちら/
目次
ワンピース最新967話をネタバレ考察予想!
967話の考察予想その①:ロジャーとおでんの語らい その一
空島を後にしたロジャーとおでんはしばし話をしていた。
その中で、特に中心となった話題とはおでんが長年を秘めてきた疑問”ワノ国が鎖国国家”であることだった。
おでん「ずっと、俺がガキの頃疑問に思っていたでござる。なんで、俺の国は閉じてるのかと。」
幼少の頃から、喧嘩、酒、賭博、遊郭と荒んだ行動を取ってきたおでんは一番やりたかった冒険が出来ない事への反動であったとロジャーへ語った。
そして、四年前、白ひげの船に乗れたことで海賊となり、色んな島を冒険して楽しかった。
白ひげとの航海のおかげで疑問を抱き考える事は自然となくなっていたが、ロジャーと旅をしてポーネグリフを求める冒険をする様になって、その疑問がおでんの中で再燃していると吐露する。
「確かに、おでん。オメェの言う通りだ。おでんとトキに、モモの助と日和。」
「俺の故郷、イーストブルーから今回の空島に至るまで、もう5000個の島に上陸したが、オメェ等以外のワノ国の人間に殆ど出会った事はねェ。」
「なにッ!? そんなに行ってるのに俺達家族以外のワノ国の人間に殆ど会ってねェのか!?」とおでんは驚きまくった。
5000個の島を上陸してきたというロジャーが自分以外のワノ国の人間に逢っていない事におどろくしかなかった。
967話の考察予想その②:おでんとロジャーの語らい その2
ロジャーが話を続けた。
その顔はいつもの笑顔ではなく、いつになく真剣な雰囲気を醸し出していた。
「ああ、そうさ。世界は俺がまだ上陸してねェ島が山ほどある!!なのに、ワノ国の人間に殆ど出会わねェ!!」
と、おでんに詰め寄るロジャー。
「明らかにおかしいと思わねェか?ワノ国が危険な海域で上陸困難な島を差し引いても、外海にワノ国の人間が殆どいねェって事に。」
「見つけにくい点で言えば、オメェ等ワノ国の人間は悪魔の実以上に見つけにくいのさ。」
「言われてみれば…俺達はあの悪魔の実よりも見つけにくいのか。」
おでんは悪魔の実の存在を国に出て、ようやく分かった。
確かに悪魔の実は白ひげの船に居ても、年に1、2個見つけられるか否かであった。
その悪魔の実よりも、ワノ国の人間を見つける方が難しいというのを数多くの島を上陸したロジャーが言ったのは間違いないだろう。
「んッ、待てよ。ワノ国の人間が外海に殆ど出てねェという事実があるなら。」
おでんはロジャーの話を聞いていく内に、脳内からなにかざわめく様な感覚を感じていた。
それはまるで長年秘密にされていた事が明かされていき、頭がスッキリしていく感覚であった。
そして、おでんは脳裏にある物が浮かんだ。
今は別れている白ひげ。
ではなく、彼が持つ薙刀”むら雲切”が浮かんできたのだ。
おでんはこれまで四年間抱ていた違和感がまるでジグソーピースがハメ込まれる気分になっている。
おでんはロジャーにある事を頼み込んだ。
「ロジャー、オメェのカトラス。いや、刀を見せてくれねェか?」ドン!!
「…気付いたな、おでん。」ドン!!
ロジャーの口角は上がっていた。
967話の考察予想その③:ワノ国驚異のテクニズム その1
おでんはロジャーのカトラスを見て頭を抱えてしまった。
やはり、自分が予測した通りであった。
「ロジャー、このカトラスの刃は初代鬼徹の刃じゃねェか!!」ドン!!
「ああ、オメェの言う通りだ。よく分かったな。」
「そりゃそうでござる!!俺が住んでたスキヤキ城に飛徹っていう天狗がいたんだが、そいつの先祖が初代鬼徹を打ったんだ。初代鬼徹がないことをアイツは悲しんでいが…。」
「なんだ、俺が盗んだって言いてェのかよ?」
とロジャーは笑うが、おでんは首を振った。
「俺が今言いてェのはそこじゃねェ!! そうさ、白吉っちゃんの薙刀”むら雲切”!! どうして、ワノ国の武器が外海にあるのを今まで気にしなかったんだ!!」ドン!!
おでんの驚きは今まさにおでんが煮立つ様に湧き上がっていた。
「そういえば、俺が白きっちゃんの船に居た時、酔っ払ったまま、賭け事をしようと思ったんだ。その時、海外の賭け事が出来るから内心ワクワクしてたでござる。」
「だが、その時出てきたのは、チンチロリンだった。時には将棋を指したこともある!!正直がっかりした。」
「他にも白きっちゃんの酒をコッソリ飲もうと思ったら、酒瓶がワノ国で見たようなものばかりだった。」
「それにだ、魚人のナミュールって奴がいたんだが、そいつは魚人空手というのを使ってた。空手はワノ国にある。」
興奮するおでんにロジャーも乗っかった。
「それだけじゃねェぞ。俺の故郷イーストブルーにはシモツキ村っていうワノ国の様な村があるんだぜ。」
「シモツキ!? ヤスさんの先祖が作った村まであんのか!?」
「後極めつけはそうだな。海軍本部っていうのは知ってるか?」
「ああッ!!確か、白きっちゃんから世界政府から命令を受けてる軍隊だろ?…まさか!?」
「ああ、其処はマリンフォードというんだが、まるでワノ国の城が建ってるんだ。多分、オメェが見たらズッコケるぜ。」
ロジャーとおでんはその後もワノ国由来の物を出来る限り語った。
海軍剣士の剣術にワノ国の刀を用いた戦法が取られている事。
ある島ではワノ国の法被のような格好で花火を打ち上げたりする事。
シモツキ村の様な村が実は世界中に点在している事。
ロジャーとおでんは数時間も議論を投じ合った。
967話の考察予想その④:ワノ国驚異のテクニズムその2
ロジャーはおでんに冷を渡した。
「ありがとう。」
冷を飲み干すと柄にもなく、深刻な顔をするおでん。
「どうしてだ、この世界にはワノ国由来の食いもん、服、遊び、武道、武器、建築物、文化が浸透してるのに…。」
「ワノ国はどうして鎖国してるんだ!!」ドン!!
「鎖国…そこにいきつくよな。」
「ああ、そうでござるよ!! 海に出て、こんなにワノ国由来のもんがこれ程浸透してるなんて夢にも思わなかった!!こんな誇らしい事はねェ…!!」
おでんはワノ国を飛び出して冒険したかったが、ワノ国自体が嫌いではない。むしろ、誰よりも大好きだ。
だからこそ、言いたい。
「どうして、昔からワノ国は鎖国なんぞするんだ!? 他の国に受け入れられているなら、鎖国なんてせず直接交流すればもっともいいじゃねェか!?」
そう、そこなのだ。
おでんが言う様に、世界でワノ国の文明や技術が受け入れられているなら、鎖国などしなくても、交易して海外に輸出入が出来て儲かる等、鎖国するよりも良い筈だ。
実際に自由に人が出入りするようにすれば、もっとスムーズに事が上手く行く。
「おでん、俺はさっき、初代鬼徹見せたが、これは今から十数年前に手に入れたものだ。」
「ああ、そうだったな…。」
「ワノ国は刀だけじゃねェ…大砲や銃といった海外の武器製造にも長けている。」
「武器製造に長けている…ちょっと待ってくれ!? ワノ国が武器製造をしていた!? しかも、十数年前なら俺はワノ国にいるが、そんな事を聞いた事がねェ!?」
それは初耳だった…。
鎖国していると言っているのに、海外の武器製造をしているなど聞いたことがない。
「だろうな!!実際、ここ数十年でワノ国製の武器が流通してんだ。」
「馬鹿な…じゃあ猶更鎖国する意味が分からねェ!?」
そう、ロジャーが言う様に鎖国をしている国なら、海外の武器製造を担うなど普通はありえない話だ。
だが、実際にロジャーのカトラスは初代鬼徹が市場に出回り手に入れた以上、事実の話だ。
967話の考察予想その⑤:ロジャーが語るワノ国鎖国の解釈 その1
「まぁ、可笑しい話だよな…。鎖国と言っている割には海外の武器製造を担ってる。」
「それに、それだけの金を生み出せるって事は、世界政府としては加盟国になって貰って、天上金を払ってもらえればいい。」
そう、ワノ国はその技術力で財力を築き上げる事が出来、世界に通用する程だ。
なれば、世界政府としては加盟国として入って貰えれば、世界でも屈指の強国になっていただろう。
それにワノ国の武人が海軍やサイファーポールが入ってくれれば、戦力upだ。
だが、ワノ国は鎖国を何百年も続けている。
これは可笑しい話だ、世界政府は自ら金の生る木を造らないと言っているものだ。
「つまりだ、おでん。ワノ国鎖国には世界政府が関わっているのさ。」
ロジャーの言葉におでんは驚いた。
967話の考察予想その⑥:世界政府の思惑が見え隠れするワノ国鎖国
「な、なんだって…ワノ国鎖国は世界政府が意図的にやってるのか!?」
「そうさ、考えてみろよ。世界政府はワノ国を加盟国家として認めれば、莫大な天上金が手に入るだろ?」
「確かに。」
「だが、そうはしない。あろうことか、ワノ国に近付くなと言っている。」
「そういえば、思い出したぞ…昔ワノ国に黄金があるから一時期海賊が襲い掛かる事があったそうだ。」
「ああ、確か、ワノ国の侍リューマだろう?」
「そうさ、俺の国では刀神様として祀られてる。それでワノ国に海賊を近付く事がなくなったそうだが。」
「侍が強すぎるから近付くなと言われているなこの海では。」
「だが、侍の強さを広めたのはワノ国がやった事じゃない…ワノ国は鎖国しているから、海外へ情報を拡散する術はない筈だ。」
「そうだ…!!恐らく、世界政府がワノ国に近付かない様に広めたんだろうな。」
「それにもっと言えば、外海ではワノ国由来ものが溢れているが、逆にワノ国には海外の物がない。」
そう、外海にはワノ国由来の物が受けいられているが、逆にワノ国には海外の物がない。つまり、一方的にワノ国には他文化が入ってこない。
そして、上記の様にワノ国に近付かない様に世界政府が広めたと仮定すれば、あらゆる事が合致する。
「つまりだ、結論を言えば、世界政府は莫大な天上金よりも鎖国してもらった方がいいって事さ。」
ロジャーはさらに続ける。
「おでん、俺はな。俺が目指している真の最終地点の島とワノ国は全く無関係ではないと考えている。」
「無関係じゃない…そうか、ポーネグリフか!?」
そう、ポーネグリフは光月家の先祖たちが作ったものだ。
しかも、この文字は光月家一子相伝の暗号文字。
「そうだ、そして、暗号文字は世界政府が禁止し、ワノ国を加盟国として認めず、鎖国を強いたとすれば…。」
「俺達光月家の人間を外の興味を持たせず、ポーネグリフを解読させない様にして真の最終地点の島に行かせないようにする為か!?」ドン!!
「やっと、答えに辿り着いたなおでん。そうさ、世界政府がワノ国を加盟国として認めず、世界にワノ国へ近づくなと言っているのは。お前の様なポーネグリフの文字を解読できる人間を仲間にさせない為だ。」
そう、世界政府はワノ国の人間を外の世界の情報を徹底的に与えず、真の最終地点の島に行かせない様にするためで、逆に海外の人間にワノ国に近付くなと警告しているのは、外海に光月家の人間を出させない様にするためなのだ。
「そうか、そうだったのか!! どうりで海賊が全く来ないのか…俺を外に出さない様にしていたのは、ワノ国じゃねェ、世界政府だったのか!!」
おでんはそして決心した。
おでんは真の最終地点の島に自分が行くのはワノ国の誰よりも意味が深い話だという事を。
「ロジャー、行こうぜ真の最終地点の島によ!!」
「ああ、勿論だおでん!!」
かくして、おでんとロジャーは突き進むのであった。
世界の秘密を知る為に!!
ワンピース最新967話の確定あらすじをネタバレ!
お待たせ致しました!!第967話”ロジャーの冒険”の確定あらすじになります。
・ガンフォールの案内で空を降りるロジャー海賊団
描写はありませんが、ガンフォールがロジャー海賊団を無事青海へ降りる手助けをしてくれたようです。
この事から、ガンフォールもまたロジャーの魅力に惹かれたという事でしょう。
・ロードポーネグリフが国にある事をロジャーへ伝えるおでん、イヌアラシとネコマムシ
ロジャーはロードポーネグリフがあった事をおでん達から聞いて、驚きます。
それを「早く言えッ!?」と寿命の事もあって、珍しくツッコミをいれています。
・ロードポーネグリフが四つ揃いそうな事を喜ぶロジャー
ビックマムから既に写し絵を入手しているロジャーはワノ国とゾウに二つのロードポーネグリフがある事ともう一つのロードポーネグリフがどこにあるのか目星があるようです。
・ウォーターセブンでおでんはトムとフランキーに出会う
ウォーターセブンでロジャーはオーロジャクソン号を造ったトムに再会していた。
更におでんは子供時代のフランキーに出会っていた事が発覚する。
おでんは「海賊として入らないか?」と誘うが、両親である海賊に捨てられたばかりのフランキーは「海賊に捨てられたばかりだからいいよ!!」と誘いを断っていた。
もし、フランキーがその気になら、海賊王ロジャー海賊団に乗っていた事になる。
・魚人島へ行くロジャー海賊団。おでんは二度目。
ロジャー海賊団は深海10000mの魚人島へ潜航していた。
白ひげに一度連れてきてもらった事があるというおでん。
とはいえ、魚人島への航海は命懸けだ。
・海王類の声が聞こえるおでんとロジャー
そんな中、オーロジャクソン号の付近を海王類の群れが通り過ぎていた。
絶対絶命のピンチであるが、そのまま素通りしていった。
ホッとするも、ロジャーとおでんは誰かの声が頭に響くと不思議がっていた。
そんな言葉を聞いたのか、海王類は過ぎていくオーロジャクソンを見つめていた。
・予言の少女シャーリー三才
魚人島に着いたのは良かったが、リュウグウ王国番兵に取り囲まれてしまう。
ロジャーとネプチューンは知り合いでそのまま中に入る事が出来たが、ネプチューン曰く予言で近々門が敗れるという事になっていたらしい。
言い終えた直後、兵から門が海王類に噛み砕かれたという報告があった。
海王類は大人しい生物らしいが、果たして。
その後、ルフィ達と出会ったマダムシャーリーの三歳児の姿で登場。
彼女曰く人魚姫が生まれそうなので、暴れているらしい。
番兵達は、数か月前に即位したネプチューンの娘が人魚姫ではないかと言い、ネプチューンはまだ結婚していないという。
更にシャーリーは先代国王の死期やオトヒメ率いる政治デモが行われる事を予言で的中していた。
・海の森の二つのポーネグリフ
ロジャー達とネプチューンは海の森にある二つのポーネグリフを見つけた。
一つはロードポーネグリフで、もう一つはジョイボーイの謝罪文だ。
ロジャーは空島で見つけたポーネグリフにポセイドンのありかが記されていたとネプチューンに言った。
ネプチューンも数百年に一度海王類と喋る事が出来る人魚がいるというが、その人魚こそが人魚姫であり、”ポセイドン”ではないかと考えに至った。
・しらほしが生まれるのは後”10こ”
ロジャーが人魚姫が生まれるのは何時だとシャーリーに訊き、彼女は「10こ」と答えた。
ネプチューンはロジャーが古代兵器を使おうとしていると思い、見損なったと言う。
しかし、レイリーは自分達が欲しいのは”古代兵器”と名付けた奴等の残した莫大な財宝だと言った。
ロジャーはモジャモジャしたお前の娘は奪いにきやしねェよといい、魚人島を後にした。
・トキ、長旅の疲れでダウン
ワノ国近海まで辿り着いたロジャー一行だったが、此処に来てトキは高熱でダウン。
船医であるクロッカス曰くそもそもトキの目的地がワノ国であり、故に長年の緊張が切れ、長旅の疲労が
一気に噴き出たという。
トキ自身、船で揺れる生活に少し無理をしていたのだろう。
かくして、トキとモモの助と日和はワノ国で降りる事になった。
イヌアラシとネコマムシもトキ達の素性が分からないので、自分達が説明をすると言い、彼等も降りる。
・ワノ国、数時間の帰郷
ワノ国へ辿り着いた一行、其処には九里を護っていた錦えもん達が迎えに来ていた。
彼等はおでんを今まで待っており、背後には工場の煙突が見えていた。
既に異変が起きていたワノ国だが、其処へトキが熱を押しておでんをこのまま旅立たせて欲しいと嘆願。
ワノ国へ上陸する前、おでんもトキと同様にワノ国へ帰ろうとしていたが、おでんは世界を一周するには欠かせない人材であった。
それにロジャーも寿命が残り僅か。
故にトキは、自分の心配よりも旅を優先してほしいと言い、出来なければ離縁するとおでんに迫った。
かくして、おでんは一切錦えもん達へ振り返らず、数時間の帰郷を終え、再びワノ国を出発した。
・ゾウのひつギスカン公爵
ゾウに辿り着いたおでんとロジャーは、おでんが光月家の兄弟分もあって、モコモ公国のひつギスカン公爵に謁見する。
彼にイヌアラシとネコマムシの手紙を渡し、公爵曰く二人共悪ガキだったようで、二人が外海に出てしまって当時は大騒ぎになったようだ。
そんな中、ロジャーとおでんはゾウに上陸してから、何かに見張られている様で落ち着かないと発言していた。
二人はズニーシャの視線を感じていたが、ズニーシャによるものだとは思わなかったらしい。
・ペドロの出番は26年後
ロジャーの元に幼いペドロが駆け寄っていた。
自分も海に連れてって欲しいというが、ロジャーは人には出番があるから、お前はまだ待機だと告げる。
そして、自分が危なくなつたら助けて欲しいと言い、ペドロは分かった、助けにいくと言った。
・ある港町で
ゾウでロードポーネグリフが四つ揃ったが、ロジャーの容態は既に相当悪くなっていた。
しかし、気力を振り絞るロジャーはクルーが最後の場所が分かったと報告を受け、すぐに出発すると宣言する。
・赤太郎とばぎ次郎はお預け
そんな中、バギーは突然の高熱に見まわっていた。
バギーからすれば、後はラフテルへ行くだけなので、高熱を押しても「治った!!治った~!!俺も連れてってくれ!!」と叫ぶ。
シャンクスはバギーの看病を見るといい、更にはいつか最後の場所は自分の船で行くと言った。
二人を残して、ロジャー海賊団は最後の場所へ出港する。
・海賊王の誕生
それから数日経ち、大号外が世界の海を賑わせた。
ロジャー海賊団が前人未到の場所へ辿り着き、史上初の世界一周を成し遂げたのだ。
人々は口々にいった、ロジャーこそが”海賊王”だと。
・世界の全てを知ったロジャー
ロジャーは莫大な財宝を見つけた時、口を大きく開けて笑っていた。
おでん、レイリー、ギャバンも他のみんなも笑っていた。
「空白の100年」「Dの一族」「古代兵器」。
全ての答えをロジャー海賊団は知ったのだ。
ロジャーはジョイボーイと同じ時代に生まれたかったと言い、とんでもない財宝を残しやがった。
とんだ笑い話だともいった。
ロジャーは皆に提案する。
800年誰も到達出来なかった最後の島を”ラフテル”と名付けた。
ワンピース最新ネタバレ967話の感想!
間違いなく、新年を明けてのワンピース神回です。
順を追って、説明しますと、先ずはフランキーがロジャーと会っていただけでなく、おでんから仲間になる様に口利きしてやると言ったシーン。
これは個人的に今回の話で個人的にゾッとなりました。
実際にフランキーは振りましたが、もしその気なら、彼は海賊王の一団として名を馳せていたという事です。
そして、次はリュウグウ王国で気になったのが二つ。
一つ目はオトヒメ王妃は元々、政治デモをする少々危なっかしい人物だったという事ですね。
王妃というのは、国王であるネプチューンと結婚したから成った訳ですので、結婚していなければ、単なる政治デモ決行オバちゃんになっていたのではないでしょうかね?
二つ目はロジャーが人魚姫がモジャモジャでも奪わないからという下り。
ネプチューン自身も娘がモジャモジャするのは嫌だったのでしょう。
まぁ、しらほしはモジャモジャどころか世界三大美女の一人に数えられているから、良かったですね。
次はワノ国の煙突です。
錦えもん達が必至の形相でおでんへワノ国の異変を言おうとしていますが、背景で察してしまう程に工場が建っている様です。
過去の回想で、綺麗なワノ国を知ってしまった以上、少し悲しい気持ちになりました。
そして、ワノ国に着いたおでんですが、恐らく彼は錦えもんに顔を見せずに出港したのでしょうか?
彼自身もワノ国の異変を背中で感じていたと言っています。
ワノ国に異変を感じていますが、今おでんがしている冒険はある種、光月家の悲願とも言える冒険。
トキの後押しもあって、数時間の帰郷を終えたおでんはろくでなしと言われようとも、必ず悲願を達成すると思ったのでしょうか。
ゾウ編では、イヌアラシとネコマムシが悪ガキだったとひつギスカン公爵が言っていましたね。
故に生きていると分かり、ほろりと涙を流してしまったのでしょう。
さて、今回の話でトキに続いて、バギ次郎が突然の高熱に罹ってしまい、読者ながらなんとも不憫な奴と思いました。
「治ったから、連れてってくれ!!」と言うバギーにドンマイと思いつつも、シャンクスは看病を買って出たようです。
この二人はゾロとサンジの様な喧嘩は良くするが、仲が良いのでしょうね。
そして、やはりというか、一番はそう最後の島に辿り着いたロジャーですね。
こう、なんというか私はこの笑顔のロジャーとラフテルへ着いたシーンを読んで、なんとも悲しい気持ちになりました。
このシーンを見ると、もう終わるのかと思い、ハッキリ言って悲しいです。
悲しいとハッキリと言える時点で、私はワンピースに深入れしていると再確認出来た印象深いシーンです。
以上であらすじネタバレになります!
それでは、最後までお読みくださり、ありがとうございました!
また次回のネタバレ感想もお楽しみに!
\前回の記事【おでんとロジャー】はこちら/
コメントを残す