【鬼滅の刃】上弦の鬼より強い?柱強さランキング!

「鬼滅の刃」に登場する柱の戦闘力を作中評価、描写をもとに考察。

鬼を狩ることを宿命として千年以上前から結成され、構成人員は数百名を超える鬼殺隊。
鬼殺隊に所属する剣士の中でも、各流派の剣を極めた柱は九人しか存在しない最高戦力です。
満を持して参戦した水柱・冨岡義勇は、無敵の十二鬼月と思われた下弦の伍・累を瞬殺。登場当初から柱は、鬼殺隊の別格の剣士として描かれてきました。

――そんな柱の中でも誰が最強なのか?
気になる方も多いのではないでしょうか。
この記事では、鬼滅の刃に登場する九人の柱の強さを考察し、ランキング形式にしてまとめました!

第九位 蟲柱・胡蝶しのぶ
第九位は、蟲柱・胡蝶しのぶ。
鬼の頸を斬る膂力がなく、自身の開発した毒を使って鬼を倒す異色の剣士です。
無限城編では、上弦の弐・童磨と接敵。姉の仇である童磨と戦闘を繰り広げるものの、得意の毒が効かずに敗北し命をおとしてしまいます。しかし、身体に仕込んでいた毒によって、死してなお童磨を苦しめます。これが伊之助・カナヲ両名が勝利する決め手となりました。
また、最終決戦の折、しのぶと珠世が共同開発した薬の効果によって、無惨を弱体化させることに成功。鬼殺隊の勝利に大きく貢献しました。
死してなお鬼を討つ鬼殺隊の鏡ともいえる彼女。しかし、身体能力が大幅に向上する痣が発現していない点や鬼に致命傷を与えうる赫刀を顕現できていない点、厳しい鍛錬の末に辿り着く透き通る世界を発動していない点、生前では上弦の鬼討伐を果たしていない点を考慮し、単純な戦闘能力としては、柱最下位という結果となりました。

第八位 音柱・宇髄天元
第八位は、音柱・宇髄天元。
音の呼吸を駆使してド派手に戦う二刀流の剣士です。
遊郭編では、炭治郎らとともに上弦の陸・堕姫、妓夫太郎と対峙。激戦の末、左腕と左目の視力を失い、毒に侵されながらも見事討伐を果たしました。
その後は引退したものの、柱稽古で指導役を担ったり、お館様の護衛を任されたりと要所要所でサポート役として登場しました。
痣・赫刀・透き通る世界の発現を果たしていない点、岩柱や霞柱と比較して自分を凡才側の人間だと認めている点、上弦最弱の鬼に苦戦してしまった点から、第八位という結果になりました。

第七位 恋柱・甘露寺蜜璃
第七位は、恋柱・甘露寺蜜璃。
先天的要因によって筋繊維の密度が常人の八倍にまで達しており、女性でありながら鬼殺隊随一の膂力を持つ剣士。
上弦の肆・半天狗戦においては、一人で敵を抑え、いち早く痣を発現させました。
最終決戦では、傷だらけの状態で戦いながらも、無惨の左腕を引きちぎる活躍を見せました。
赫刀・透き通る世界の発現を果たしていない点、炭治郎のアシストがなければ半天狗に敗北していた点から、第七位という結果になりました。

第六位 炎柱・煉獄杏寿郎
第六位は、炎柱・煉獄杏寿郎。
炎の呼吸を操る熱い心を持つ剣士です。
無限列車編において、炭治郎らと共闘し、下弦の壱の討伐に成功するものの、上弦の参・猗窩座が突如乱入。圧倒的な力を持つ上弦の鬼を相手に単騎で善戦しながらも、敗北して命を落としてしまいます。
猗窩座からの「至高の領域に近い」という評価から鑑みるに、生き延びてさえいれば物語の後半で痣・赫刀の発現を果たせた可能性が高い惜しい人物といえます。
痣・赫刀・透き通る世界の発現を果たしていないながらも、上弦の参・猗窩座をあと一歩まで追い詰めた点を考慮し、第六位という結果になりました。

第五位 霞柱・時透無一郎
第五位は、霞柱・時透無一郎。
霞の呼吸を駆使する、刀を握って二ヶ月で柱となった異才の剣士。作中でもその才能は高く評価されています。
上弦の伍・玉壺戦では、一人で戦闘を繰り広げ、痣を発現させたのを機に打ち倒しました。上弦の鬼の単独討伐は無一郎が初めてだったことから、衝撃を受けた方も多いと思います。
無限城編では、風柱・岩柱とともに上弦の壱・黒死牟と対峙。鬼殺隊トップの才能を発揮し、赫刀と透き通る世界を発動させるものの、真っ二つに斬り捨てられて命を落としてしまいます。
痣・赫刀・透き通る世界すべてを発現させている点、上弦の伍を単独で討伐した点を評価し、第五位という結果になりました。

第四位 蛇柱・伊黒小芭内
第四位は、蛇柱・伊黒小芭内。
蛇の呼吸を操る冷静な状況判断力を持つ剣士です。
無惨戦まで活躍の場には恵まれなかったものの、最終決戦においてその力を遺憾なく発揮しました。痣・赫刀・透き通る世界をすべて発現させ、素早い動きで無惨を翻弄。最終的には致命傷を負って落命しながらも、鬼殺隊の勝利に大きく貢献しました。
痣・赫刀・透き通る世界を発現させている点、無惨戦での獅子奮迅の活躍を鑑みて、第四位という結果になりました。

第三位 水柱・冨岡義勇
第三位は、水柱・冨岡義勇。
水の呼吸の使い手で、作中屈指の防御力を誇る剣士。物語初期から登場し、炭治郎が鬼殺隊に入隊するきっかけともなった重要な人物です。
那田蜘蛛山編では、炭治郎らが苦戦した下弦の伍・累を瞬殺。歴代においても黄金世代と呼ばれる柱の一員である威厳を見せつけました。
無限城編では、炭治郎とタッグを組んで猗窩座と対決。その過程で痣を発現。洗練された水の呼吸を駆使し、炎柱の仇を取る形で討伐を果たします。
最終決戦においては、犬猿の仲であった風柱と力を合わせ、赫刀を発動。瀕死の重傷を負いながらも戦い抜き、柱の中で数少ない生存者となりました。
透き通る世界の顕現こそ果たしていませんが、作中随一の活躍と、トップクラスの防御力、高い生存能力を考慮して、蛇柱より上の第三位という結果となりました。

第二位 風柱・不死川実弥
第二位は風柱・不死川実弥。
風の呼吸を駆使する、粗暴な性格ながらも柔軟性のある戦闘スタイルの剣士。
柱稽古の水柱との模擬戦においては、二人が互角の実力を有していることが描かれています。
上弦の壱・黒死牟戦では、岩柱と連携し、十二鬼月最強の鬼と渡り合いました。また、稀血という鬼を惹きつける特殊体質で敵を酩酊させ、弱体化させることに成功。黒死牟の撃破に大きく貢献しました。
最終決戦では、マッチで無惨の身体を燃やしたりといった絡み手を駆使して活躍。プライドを捨て、水柱と日輪刀を打ち合わせ、赫刀を顕現。無惨との死闘の末に、死の淵を彷徨いながらも生き残ります。
痣・赫刀の発現を果たした点、稀血という唯一無二の特殊体質、黒死牟戦で見せた柔軟性、黒死牟の討伐に貢献した点と高い生存能力を評価して、第二位という結果となりました。

第一位 岩柱・悲鳴嶼行冥
第一位は岩柱・悲鳴嶼行冥。
岩の呼吸を操る体格に恵まれた盲目の剣士です。
伊之助も鬼殺隊最強の剣士と評しており、戦闘描写が描かれる前から高い期待をされていました。
実際に岩柱の本格的な戦闘のお披露目となる上弦の壱・黒死牟戦では、別格の実力を発揮。練り上げられた肉体と長い戦闘経験を活かして、黒死牟を圧倒しました。盲目でありながらも透き通る世界を発現させ、風柱でも読み切れなかった黒死牟の攻撃を見切る境地にまで至っています。
痣・赫刀・透き通る世界をすべて発現させた点、仲間からの多大な信頼、黒死牟から高い評価を得ていた点、黒死牟戦で最も活躍した点から、文句なしの第一位という結果になりました。

以上、柱の強さランキングでした。
個人的に第五位以上の柱は、単騎で上弦の鬼を倒しうる実力を有しているのではないかと思います。
「鬼滅の刃」はスピード感のある漫画ゆえに戦闘描写が乏しいキャラクターも多く、少ない参考材料から強さを図る必要がありました。
柱の強さランキングは視点によって異なると思いますので、みなさんもぜひ考察してみてください。

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