『ウオウオの実は海に嫌われるのか?』

待望のワノ国編がスタートし、連載も1000話を超え盛り上がりをみせるワンピース
私も毎週必ず2回は読み直してしまうほど、細かな伏線やその回収シーンなど見入ってしまっています。
そんなワノ国編での大きな動きに注目し、今回は最強の敵、四皇のカイドウの悪魔の実の能力について解説しました。
※ネタバレ要素を含みますのでご注意ください

【ウオウオの実モデル青龍?】

ワノ国編で、重要人物である百獣のカイドウには様々な考察が存在したが、ついに彼の能力が判明しましたね。。。(999話)
その能力は「ウオウオの実幻獣種モデル青龍」ほとんどの読者の方は、まさかと思ったんじゃないでしょうか?
リュウリュウの実モデルドラゴンやモデルリヴァイアサンなど様々な能力が予想されてきましたが、私の予想はてっきり、鬼ヶ島が舞台になっているので、
モモの助→桃太郎
モンキー・D・ルフィー→猿
不死鳥のマルコ→キジ
イヌアラシ→犬

なので、退治するカイドウはてっきり鬼なのではと思い。
人間ではなく龍が「ヒトヒトの実モデル鬼」を食べた能力者だと予想していました、、、

そしてここで、もう一つ疑問が生まれました。
「あれ!?ウオウオの実は魚なので、泳げるんじゃないか?」
「魚の能力が発動して海に嫌われたら、能力の意味がないんじゃないのか!?」
この疑問を解決するために、様々な視点から、単行本を読み返しました。

【ウオウオの実モデル青龍の入手経路】

まずは、能力や入手経路などについて、おさらいしておくと、
百獣海賊団結成前のカイドウは、白ひげ(エドワード・ニューゲート)や、ビッグ・マム(シャーロット・リンリン)など四皇クラスが所属していた、ロックス海賊団の乗組員でした。
38年前にゴッド・バレーで、ロックス海賊団が滅びた日の、ビッグ・マムがカイドウに譲り渡し、手に入れました。

話が少しそれてしまいますが、ビッグ・マムがカイドウに「お前に一生のでかい借りがあるよね、カイドウ」と言うシーンがありましたが、このシーンのでかい借りとは、悪魔の実を、譲り渡していた事だったんですね。カイドウは、そんな昔の事とあまり、恩は感じていないみたいです。

ですが、当時は、同じ海賊船に乗っていて仲間でしたが、『ロックス海賊団』が壊滅してしまった日に悪魔の実を手渡しています、仲間ではなくなってしまう可能性も予想される場面で、もしかすると、敵になるであろうカイドウに、希少な幻獣種の悪魔の実を渡したんでしょうか?これについても様々な考察がありますので、また後日お話ししたいと思いますが、話を本題に戻しましょう。

【ウオウオの実モデル青龍の能力】

獣型では、蛇のような体に、手足と、角が生えたような、東洋で描かれる龍の姿になる。
能力は「焔雲を作り出し、空を飛ぶ」この焔雲は、島を囲うほどの大きさにまでなり、
島を浮かせて移動させることができる。飛行能力まで備わっています!
悪魔の実で飛行できる能力は、少ないので、とても貴重な能力です。

さらに、「口から高熱の炎や真空波、雷撃を伴う咆哮を発する」事までできるので、移動と攻撃どちらも優れています。
龍の姿の大きさもさることながら、その攻撃は山を一つ吹き飛ばすほどの威力で、威力としては最大級の攻撃じゃないでしょうか。

【悪魔の実は魚人族すらも海の嫌われ者にする】

ワンピースの世界で魚といえば、魚人族が真っ先に思い浮かびますが、魚人族が悪魔の実を食べているキャラクターってどうなるのか???そう考えてもいましたが
早害のジャックは『VIVRE CARD~ONE PIECE図鑑』でタマカイ(ハタの仲間)で皮膚呼吸が可能な、魚巨人(ウォータン)と明かされて、「ゾウゾウの実モデルマンモス」を食べた能力者で、魚人では珍しい悪魔の実を食べています。

カイドウ率いる百獣海賊団の大看板です。そんな強キャラのジャックでさえも、海の中では、溺れはしないものの身動きが取れなくなっていました。

仲間に引き上げてもらうのを海の底でじっと待っていましたね(第824話)
過去にも、ルフィーが海の底から、頭を海の外まで首を伸ばして呼吸していましたので、悪魔の実は、海に入ると力が抜けるだけで、能力が使えなくなるわけでは無く、力が入らなくなってしまう事までは、わかっていました。
魚人族が悪魔の実を食べても、水中でも生活ができる部分までは、無力化されないことがわかります。

【ウオウオの実の考察】

現在、ウオウオの実がモデル青龍しか登場しておらず、他の悪魔の実と比較した考察しかできませんが、ずばり「能力に矛盾が生じるので泳げる」が私の考察です。

ですが、モデル〇〇については、若干の疑問が残ります。

例えば、「モデル鮫」ならまだしも「モデルめだか」とかは大外れで一生後悔思想ですよね。。。しかも陸では戦えないんじゃなかな。。。
龍の派生のモデルしか存在しないのではないかと考えました。
「モデル青龍」「モデル白竜」「モデル黒龍」など、龍しか存在しないんじゃないかとも思います。(東洋の龍に対して、西洋の竜は、リュウリュウの実モデルドラゴンになると予想しています)

【決定的伏線!?】

読み返していて、当時はサラッと読み流していましたが、ウオウオの実は泳げるのではないかと思いながら読んでいると、あっ!?と思った一文を発見しました。

”「一対一でやるなら、カイドウだろう」
口々に人は言う
陸海空、、、
生きとし生ける
すべての者たちの中で、、、
「最強の生物」と呼ばれる海賊、、、!!!”

この一文の中の
「陸海空」(海は海賊の意味)
「最強の生物」(ここで、生物なので、龍=生物がヒトヒトの実モデル鬼だと思っていました)すでに若干の違和感は感じてはいましたが、ここで繫がりました。

「陸海空」の海は、海賊の中で最強という意味の表現ではなく、本当に海という意味になり、
「最強の生物」は、本当にカイドウと海の中の生物が戦って最強という意味になりました。

1対1で最強の海賊(海)であれば、わざわざ「生物」という表現はしないと思いますし、そもそもカイドウは、死刑宣告を40回受けていて一度も死なずに生き延びていますので、もうすでに、人間と戦ってどうこういうレベルではないと思います。

ですので、「海でも最強の生物」という解釈であれば、カイドウは青龍の姿になれば、海に嫌われずに、海中でも戦えるもしくは戦った結果ではないかと考察します。

【まとめ】

『カイドウは青龍の姿であれば海の中でも動ける』
『すでに海王類などと戦った姿を誰かが見ていた』

現在、ワノ国編では、ルフィー対カイドウのバトルシーンが描かれていますが、まだ、カイドウが、海の中で動くシーンは描かれてはいません。
カイドウがルフィーに殴られて、海まで吹き飛ばされても、龍の姿に変身して、またルフィーの前に現れるのではないか思います。
そうなれば、さらにルフィーは苦戦するのではないでしょうか。
尾田先生もワノ国編には、強い思い入れもあるようですので、今後の展開が楽しみですね。

最後に。。。
わざわざ龍ではなく青龍にしたのは、中国の『四神』であれば、白虎・玄武・朱雀の存在を考えさせられます。
こちらの考察は、息子のヤマトが白虎説がすでに予想外れの展開になったので、もしかすると、ワノ国編終了後は、舞台は中国!?何てことも、、、本当に楽しみで仕方ありません。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

CAPTCHA