炭治郎の父の名前は?強さや能力もネタバレまとめ!

鬼滅の刃の主人公である竈門炭治郎は、東京の山間部で産まれ育ちました。

家業は炭売り、炭治郎は家族を養う為に、物語開始時点で炭を毎日作り、それを麓の町に売る一番の稼ぎ頭でした。

さて、炭治郎が家族の中で一番の稼ぎ頭になっていたのか、その答えは親がすでに亡くなっていたからです。

兄弟の中で炭治郎は長男の13歳で、妹や弟は当然年下なので彼が頑張らなければ、一日の食事もままなりませんでした。

 

さて、肝心の父親はどうして物語開始時点で亡くなっているのかを、炭治郎の父の名前は?強さや能力もネタバレまとめ!として考察を深めていきます。

 

炭治郎の父の名前は?強さや能力は?

今でいえば、13歳と言えば、中1から中2の少年期時代です。

健康で豊かな生活が出来、両親が元気に働いて、尚且つ家事をすることもメインでないのであれば、大抵の子供は自分のやりたいことを一日中、いや一年中同じ調子で生活するものでしょう。

ですが、鬼滅の刃の主人公である炭治郎君は、物語開始時点で自分のやりたい放題な生活を一日中送っていませんでした。

何故か、それは父親が亡くなっていたからです。

 

ちなみに炭治郎君の父親が亡くなったのは、物語開始時点でまだ日にちが経っていませんでした。

しかし、既に炭治郎君は雪が積もった寒い日でも、「少しでも、炭を売らないと。」と暖房が伴っていない服装で決して近くない麓の町まで歩いて下山していました。

つまり、生活に必要な金銭や食料が直ぐに減る具合に質素な生活を送っていたのです。

しかも、炭治郎や母だけでなく、ねずこ、タケオ、花子、茂、六太と合計7人の家族を養えるほどに頑張らないといけません。

 

そう考えると、なんで父親が亡くなってるんだと若干先に亡くなった炭治郎君のお父さんに疑問の声が出ますが、実は炭治郎君のお父さんは若い頃から病弱な体だったのです。

つまり、死因は長年患っていた病死がお父さんが死んだ理由です。

本人としても、家族を残して先に逝く自分がやるせなかったのでしょう。

そんな炭治郎君のお父さんの名前をご紹介します!

 

炭治郎の父の名前は?

お父さんの名前は、竈門炭十郎と言い、名前の読みは”たんじゅうろう”です。

人物像は、長男である炭治郎君曰く、植物みたいな人とのことです。

言うなれば、感情の起伏がほとんどなく、穏やかな笑顔と柔らかい声色が特徴の人物でした。

顔立ちはこの親にしてこの子ありという風に、炭治郎君そっくりの顔立ちです。

 

炭治郎の父の強さは?

まず、強さといっても、炭十郎は戦う事を生業としているのではなく、炭売りを生業として生活しています。

そして、何より炭十郎は病気がちで床に臥せていることが多い体です。

どう考えても、戦闘どころか歩くだけでも、大変な体なのですが、むしろ逆であり、そこらへんの男よりも強いといえるのです。

その強さの理由は、単独で熊を一瞬で倒したからです。

 

実は、炭十郎の唯一の戦闘描写が熊の討伐なのです。

物語開始する前の時系列、竈門一家が暮す山間部に2.7mのキョクグマが現れました。

2.7mというのはホッキョクグマの体高よりも大きく、正に怪物熊で、既に6人の人間が犠牲になっていました。

このままいけば、人間を平気で殺せる熊が来てしまう。

 

そんな時、立ち上がったのが何を隠そう、竈門家の家長である炭十郎その人でした。

そして、炭十郎は後述しますが、息子である炭治郎君に付いてくるように言い、二人で例のキョグマ討伐に向かいます。

とはいえ、竈門家には猟師が持っている狩猟銃も無く、二振りの手斧だけが武器で、しかも炭十郎はあくまで炭治郎君には付いてきて傍で見てるだけでいいと、たった一人でキョグマに挑みます。

炭十郎は、現れたキョグマに対して、この先の自身の家に来るなら容赦はしないといいます。

 

そして、次の瞬間、キョグマが近づいた瞬間、その場でキョグマの頭上まで飛び上がる炭十郎。

炭十郎は両手の手斧を交差させ、そのままキョグマは首を切り落とされ絶命しました。

まさかの展開に、炭治郎君は驚きますが、父炭十郎は一息つくと、今のをちゃんと見たかと言います。

そう、炭十郎はくまだけでなく、くまを倒した動きも息子に見せようとも考えていたのです。

 

炭治郎の父の能力は?

さて、キョグマを仕留めたその能力こそ、竈門家に代々伝わる円舞、ヒノカミ神楽です。

炭十郎は父親から、ヒノカミ神楽が教わっており、実はこれは本編に出てくる重要な技術、全集中の呼吸を体得しているようです。

そして、ヒノカミ神楽を夜から夜明けまで踊り続けるほどに、病人とは思えない程に超人的な動きが出来ます。

しかも、敵の筋肉の動きが分かる透き通る世界まで、炭十郎には備わっている様でした。

 

そう考えると、全く争いごとに無関係な仕事をしているにもかかわらず、炭十郎のスペックは恐ろしいことです。

 

炭治郎の父・竈門炭十郎は元鬼殺隊士であり、柱だったのか?

上記に書いた通り、炭十郎は巨大な熊を一人で退治できる程に超人じみた強さを持っており、実際に透き通る世界や全集中の呼吸の様なものを会得しています。

しかし、彼はあくまで炭売りを家業としている人物で、柱どころか鬼殺隊隊員でもありません。

そもそも、彼は床に臥せた体であり、鬼退治の様な無理は一切出来ない体です。

仮に鬼を相手にしたとしても、当然倒すのは熊以上に厳しいでしょう。

 

緑壱と関係性があったのか?

炭十郎と縁壱の関係を語るうえで、外せないのは炭十郎の先祖である竈門炭吉です。

彼は400年以上前の戦国時代で産まれており、縁壱もまたその時代で産まれています。

彼等が出会ったのは、縁壱最愛の妻うたとお腹の中の赤ちゃんを失って少し経った日、縁壱は鬼に襲われていた炭吉夫妻を助けたのです。

故に炭吉夫妻にとって、縁壱は命の恩人であり、彼が助けなければ、竈門一族は現代まで続かなかったといえます。

 

それから、夫妻は縁壱が滞在するまで交流を深めつつ、縁壱は夫妻と別れて、最悪の仇敵無惨と対峙しますが、縁壱の余りの戦闘力の差に怯えた無惨はなんと体を四方八方にばらけたのです。

縁壱は細切れになった無惨を切り刻んでも、奴を完全に殺すことは出来ず、逃がしてしまいます。

更には共に鬼殺隊の一員となった兄しげかつが鬼になり、縁壱はその責を問われ切腹を命じられます。

しかし、当時のお館様に縁壱の心情を憚り、命を救われました。

 

かくして、縁壱は再び炭吉夫妻に逢いに行き、最後の別れと同時に自身が辿り着いた無惨を倒す奥義、日の呼吸の技を炭吉に託します。

炭吉はそれと耳飾りも受け取り、彼は縁壱の技をヒノカミ神楽として子孫まで託すようになりました。

これが後の子孫となる炭十郎とその息子である炭治郎君に受け継がれたのです。

 

つまり、炭十郎にとって、縁壱は知らない昔の命の恩人であり、日の呼吸の技を踊りとして託されたヒノカミ神楽を舞うことに繋がったのです。

 

炭治郎の父の名前は?強さや能力もネタバレまとめ!

炭治郎の父の名前は?強さや能力もネタバレまとめ!をまとめてみた!はいかがでしたか?

炭治郎君の父親で、病弱にも関わらず夜明けまで踊れる体力とキョグマを一撃で倒せる程に、強いご主人。

鬼滅の刃では最も善良な父であり、陰ながら人気あるキャラと思います。

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