キングダムネタバレ589話の感想『王翦軍の決死隊』

かんそう君
こんにちは!

ネタバレ感想・考察の庭へようこそー!

今回は週刊ヤングジャンプに連載中の

『キングダム』の第589話についてのネタバレ感想と内容を

『キングダムネタバレ589話の感想『王翦軍の決死隊』』としてわかりやすくまとめてみたいと思います!

さっそく前回のあらすじからおさらいしておきましょう!

 

~前回のあらすじ~

秦右翼の編制が行われ、ついに大将に選ばれた信。

 

同じ頃、鄴の城内では、ケガ人になりすまし別人が紛れ込んでいるという噂話が広がっていました…。

 

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こうさつ君

と、ここまでが前回の内容でした。

という事で、さっそく本題である第589話のネタバレを紹介していきますよ~!

※ここからはネタバレ内容を含みますので、あらかじめ認識をお願いします!

 

キングダム589話のネタバレ!

 

侵入に成功した決死隊

十四日前の鄴での出来事でした。

王翦軍に追われたたくさんの難民が、続々と門を通過していきます。

 

「首長は帳面を出せ

 帳面にない者は入城できぬ

 外で対処する」

 

門番が指示を出し、言う通りに帳面を見せる難民たち。

ケガ人も多く、馬車で運ばれる者や担がれて入城する者もいました。

 

「関哲さん、分かる?

 着いたよ、鄴だ」

 

全身包帯グルグル巻きで運ばれる関哲に、笑顔で伝える男性。

ところが、ケガがひどいのか何も答えません。

けれど、門の中を通過する際に、何も言わず口元だけニヤッと笑ったのでした。

 

そんな事があって、現在。

 

夜の鄴の城内では、甲冑姿の男性達がウロウロしていました。

「全ての蔵を同時にやらねば意味がないからな」

「ああ、それに変装用の甲冑を集めるのも苦労した」

 

コソコソ話しながら、仲間が見つけた道を突き進みます。

そして、蔵の前に着くと、高い塀の上から中を覗きました。

中にはたくさんの兵がいます。

入れば生きては戻れないと分かりつつも、男性達には迷いがありませんでした。

 

「よし、決行だ!」

「武運を祈る、王翦様に勝利を!」

そう言って、互いに抱き合って作戦の成功を誓ったのです。

 

燃やされた鄴の食糧庫

男達が作戦を決行した頃、鄴の城内が騒がしくなっていました。

 

「ご城主、起きて下さい、大変です!」

城主が寝ている所に、部屋の外から話し掛ける召使い。

「どうした?」と城主が起きて冷静に尋ねると、驚くべき返事が返ってきました。

 

「城内で火の手があがっています!」

 

それも、燃えているのは東の大食糧庫だと言うのです。

燃やした犯人は仕留めたものの、蔵は消化が間に合わない程の状態でした。

さすがの状況に動揺が隠せず、慌てる城主。

ところが、報告はそれだけではありませんでした。

 

「西の大蔵が焼かれました」

「南も・・・北も燃えています」

なんと召使い達の報告によると、四つ全ての蔵が燃えてしまったと言うのです!

 

最悪な事に、中小の小さな蔵は空になっていて、食糧は四つの大蔵から移している状態でした。

そのため、一夜にして鄴はその食糧の大半を失ってしまったのです!

 

(い、いかん・・・)

城主は内心怒りが込み上げつつも、召使い達に指示を出します。

 

「今すぐ鄴内全ての蔵の残量を調べよ

 静かにやれ

 城内の難民はもとより、兵達にも食糧のことは知られてはならぬぞ」

 

「ハ!」と返事をして、各自業務へ戻る召使い達。

その中の一人が、大王様と李牧様にこの事を報告すると伝えましたが、城主にとってはそれどころではありませんでした。

 

「だが、まずは計算だ!

 鄴の食糧が一体あと何日持つのか・・・

 正確な日数を出すのだ!!」

 

鄴内の火事は、城外にいる桓騎軍にも伝わっていました。

燃え上がる煙を不思議そうに眺める桓騎軍のメンバー。

ただ、桓騎だけは知っていたかのように、舌打ちをしてつぶやきました。

 

「遅ェんだよ、ノロマ共が」

 

運命の十四日目

朱海平原、十四日目の早朝。

この日が、秦右翼にとって〝最激戦″の日となります。

それを開戦前から誰よりも分かっていたのは、軍師の河了貂でした。

 

河了貂は崖の上から仲間を眺め、歯を食いしばりました。

(多分、今日、大勢死ぬ・・・

 死なせてしまう・・・!!

 でも、それでも・・・)

心の中で葛藤し、その気持ちから拳に力が入ります。

 

それを見かねた信が「馬の子みてェにプルプルすんな」と話し掛け、河了貂の頭をガシッと掴みました。

「始まる前から肩に力を入れすぎだぞ」

信がそう言っても「だって・・・」と迷いを隠し切れない河了貂。

 

すると、隣にいた羌瘣が黙って近づき、なぜか無言で河了貂の胸を揉みました。

思いがけない行動に驚き「何すんの!」と怒る河了貂。

「喜ぶかと思って」と、真顔で返事をする羌瘣。

「え、喜ぶの?」と揉もうとした信に、顔面にパンチをする河了貂。

 

さすがに「マジメにやれよ、二人とも」と、河了貂は信と羌瘣に対して怒りました。

けれど、いつも調子に戻った河了貂を見て、むしろ安心する二人。

 

「いつも通りの感じでいけ

 あんまり考えすぎると躊躇して判断を間違うぞ」

信の言葉に、ハッとする河了貂。

 

一緒に戦ってきたからこそ、信は河了貂の気持ちを理解していました。

だからこそ、手加減はいらないと伝えたのです。

「俺達は、全員で命をつかみ取る飛信隊だ」

 

信の言葉を噛みしめるかのように、河了貂は瞳を閉じ、覚悟を決めたように目を見開きました。

「ありがとう、信

 俺も今日が一番勇気が必要だった

 もらったよ、勝とう、信」

そう言って勝利を誓い、3人で拳を合わせたのです。

 

趙峩龍の決意

同じ頃、敵である趙左翼は秦右翼の異変に気付いていました。

 

「趙峩龍様、何やら敵の配置が」

「飛信隊が中央で前方に・・・」

「亜光軍と玉鳳は左右後方か?」

遠くから眺めていた部下達は、秦右翼の編制がおかしい事を趙峩龍に報告していました。

 

肝心の趙峩龍は、一切慌てる事なく、全てを知っていたかのように返事をしました。

「ああ、見えている

 飛信隊が秦右翼の中心に・・・

 恐らく、飛信隊 信が右翼の大将になったのだ」

趙峩龍の言葉に「えっ!?」と驚く部下達。

 

玉鳳隊の王賁が討たれた今、趙峩龍にとっては秦右翼の作戦などお見通しでした。

そして、心の中で決意したのです。

 

(正に万策尽きし、最後の一手だ

 だが、半日で終わらせてやるぞ、飛信隊

 それで、この戦いは幕だ)

 

キングダム589話を読んでみた感想!


こうさつ君

難民になりすまして鄴の城内に紛れ込んだ別人は、やはり王翦軍の兵士でしたね。

命をかえりみる事なく、鄴の食糧庫を燃やす作戦を成功させた姿は勇ましかったです。

 

かんそう君

鄴は籠城をしている最中なので、食糧庫が燃やされた事は想定外であり、城主が慌てるのもよく分かります。

 

こうさつ君

ただ、気になるのは桓騎が、この作戦を知っていたかのような反応を見せた事です。

王翦軍が単独で実行した作戦ならば、桓騎自身も知らないはずです。

それなのに、まるで待ちくたびれたかのような言葉。

 

かんそう君

秦右翼の存在を差し置いて、王翦将軍と桓騎の中で決まっていた作戦だったのでしょうか?

真意が気になります!

 

キングダムネタバレ589話の感想『王翦軍の決死隊』まとめ

 

かんそう君

今回の『キングダム』の第589話についてはいかがでしたでしょうか?

今回のネタバレ感想を以下にまとめてみるとこのようになりました!

 

こうさつ君

  1. キングダム589話のネタバレ!
    1. 侵入に成功した決死隊
    2. 燃やされた鄴の食糧庫
    3. 運命の十四日目
    4. 趙峩龍の決意
  2. キングダム589話を読んでみた感想!

 

かんそう君

鄴の食糧庫を燃やす事に成功した王翦軍の決死隊。

これで兵糧戦の優越が、大きく変わり始めました。

城外で待つ桓騎軍が、ついに動き始めるのか!?

厳しい状況の中、秦右翼の大将となった信がどんな活躍を見せくれるのか!?

次回作が待ち遠しいですね!

 

それでは、最後までお読みくださり、ありがとうございました!

またのネタバレ感想もお楽しみに!

 

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