鬼滅の刃ネタバレ118話の感想『無一郎の無)』

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ネタバレ感想・考察の庭へようこそ!

今回は鬼滅の刃〈118話・ネタバレに関する内容を『鬼滅の刃ネタバレ118話の感想『無一郎の無)』』と題してわかりやすくまとめてみたいと思います。

 

117話のあらすじ

117話は時透無一郎ときとうむいちろうがメインの内容でした。

小鉄や鋼鐵塚はがねづかがいる小屋を守る為、上弦の鬼『玉壺』との奮戦の末、時透は玉壺の技(水獄鉢)で水の中に閉じ込められてしまいました。

状況は絶望的でしたが、時透は仲間である小鉄を助けるためーーー!?

 

※ここからはネタバレ内容を含みますので、あらかじめご注意をお願いします。

お急ぎの方は目次を参考にしてみて下さい!

 

鬼滅の刃ネタバレ118話のネタバレ!

ネタバレ侍
水獄鉢の中から脱出したものの、受けた針の毒のせいで全身にかなりの痺れが残っている時透。次第に物語の進行は時透の回想に移り変ります。
考察姫

頭に宿るのは幼いころの記憶。なんと、時透は双子の兄弟でした。

病と不慮の事故で幼くして父と母を亡くした2人の兄弟は、なんとか懸命に生き抜いて暮すのですが・・・。

 

ここまでがあらすじになりました。ではいよいよ、詳しくご紹介していきます。

 

1.水獄鉢からの脱出

 

何とかピンチを切り抜け、水獄鉢から小鉄と一緒に脱出した無一郎だったが、身体に刺さった毒針のせいで、痺れが酷い様子。

しかも水中だったため、肺にも水が入って呼吸がままならない状況ながらも、雑魚を倒しながら瀕死の小鉄の様子を見る無一郎だった。

 

痺れのせいか、次第に意識の回想が始まり、病が進行して痛ましい顔になっているお館様の、一説の言葉が思い浮かんだ。

杓子定規に物を考えてはいけないよ無一郎。

確固たる自分を取り戻した時、君はもっと強くなれるーーー。

その回想はなにを意味するのか。回想は無一郎の幼い記憶に移った。

 

ーーーー 無一郎の父親は杣人そまびと(※キコリの事)だった。

そのもとで無一郎は手伝いをしながら暮していた。

 

ある時、無一郎の母親が風邪からの肺炎に罹りかかり、その病を治すために父親は薬草を取りに出かけたのだが、運悪く崖から足を滑らせ、亡くなってしまう。

 

その後、後を追うように母親も亡くなっていった。

まだ無一郎が10歳の時であった。

 

いよいよ一人かと思われたが、実のところ無一郎には兄弟がいた。しかも双子の兄だった

名前は有一郎といった。

 

2.兄弟との記憶

有一郎は冷血な現実主義者といったところか、言葉もきつく、亡くなった両親の至らなさを批判するかのような発言で無一郎は傷つき、次第に心を閉ざしてしまう。

ある時、2人が暮らす小屋にお館様の御内儀おないぎ(※他人の妻を敬っていう語)が訪ねてきた。

 

御内儀が無一郎らに伝えたのは、ふたりは特殊な能力をもつ剣士の末裔であり、その能力をふたりも有しているという事、そして鬼に苦しめられている人々を救うためにその力を揮わないか、といった相談だった。

 

無一郎は、相談にきた御内儀のあまりの美しさゆえ、白樺の木の精だと思ったほどだった。

しかし、そんな御内儀の相談に対し、有一郎は心ない言葉を浴びせかけ、門前払いした。

 

その日の夕げの用意の時、無一郎は話しに聞く耳を持たなかった兄に対して説得を試みるが、有一郎は激高した。

お前に何ができるっていうんだよ!

米も一人で炊けないような奴が剣士になる?人を助ける?

バカも休み休み言えよ!!

本当にお前は父さんと母さんにそっくりだな!!

 

有一郎の包丁を持つ手が抑えきれない感情で震えている。

 

楽観的すぎるんだよ

どういう頭してるんだ

具合が悪いのを言わないで働いて体を壊した母さんも

嵐の中、薬草なんかを採りに行った父さんも

あんなに止めたのに・・・!!

母さんも休んでって何度も言ったのに!!

 

有一郎はさらにまくしたてる様に続ける。

 

人を助けるってことはな

選ばれた人間にしかできないんだ

先祖が剣士だったからって子供の俺たちに何ができる?

教えてやろうか?

できること

俺たちにできること!

犬死と無駄死にだよ

父さんと母さんの子供だからな

結局はあの女に利用されるだけだ!!

何かを企んでるに決まっている

 

この話は終わりだ いいな!!

さっさと晩飯の支度をしろ!!

 

こう吐き捨てるように有一郎は無一郎に向かって言った。

 

大きくショックを受けた無一郎はその後、しばらく口を利くことはなかった。

 

3.無限の【無】としての覚悟

次期は夏になり、ある夜、暑さで戸を開けていた夜に突然鬼が侵入し、有一郎を襲った。

 

左腕を切り取られ大怪我を負い倒れ込む有一郎と、その兄を抱きかかえた無一郎に対し鬼は

うるせぇ うるせぇ 騒ぐな

どうせお前らみたいな貧乏なキコリは何の役にも立たねぇだろ

いてもいなくても変わらないような つまらねぇ命なんだからよ

その時、無一郎の目は真っ赤になり、生まれてから一度も経験したことがない腹の底から噴き零れるふこぼほどの激しい怒りに、途轍とてつもない咆哮ほうこうを放った。

その時の無一郎の記憶はとんでいて記憶にないのだった。

 

気が付くと、森の中で鬼が滅多打ちにされ、瀕死の状態だった。

まもなく夜が明けた時、鬼はちりになって消えたのだが、無一郎は既に関心をはなく、瀕死の重傷を負った兄のいる小屋に足を向けていた。

 

しかし鬼との死闘のせいで無一郎も大怪我を負っており、意識が薄れ、体を地面に引きずりながらも懸命に這いつくばり、自宅小屋に戻った無一郎は、奥で倒れ込む兄がなにやら独り言をささやいていることに気が付いた。

 

・・・神・・様

仏・・様・・・

どうか・・・

どうか・・弟だけは・・助けてください・・

弟は・・俺と・・違う・・心の優しい・・子です・・・

人の・・役に・・立ちたいと・・いうのを・・俺が邪魔をした・・・

悪いのは俺です・・俺だけです・・

バチを当てるなら・・俺だけに・・してください・・・

 

左腕を切断し、大量の出血を伴っていた有一郎は、もはや助けようがないほどの状態だった。

 

しかし、弟を思う気持ちが言葉となり、霞みゆく意識の中で最後に有一郎はこう言った。

 

わかって・・いたんだ・・・

本当は・・・

無一郎の・・無は・・・

”無限”の”無”なんだ

 

お前は

自分ではない誰かのために

無限の力を出せる選ばれた人間なんだ

 

回想の兄の言葉で現実に意識を戻した無一郎は、再び力をみなぎらせ、刀を手に戦いに挑みます!

 

鬼滅の刃ネタバレ118話の感想!

 

ネタバレ侍
時透無一郎が双子の兄弟だったとはビックリでしたね!

 

考察姫
性格がかけ離れていた兄弟でしたが、最後は弟を想う兄としての言葉におもわず涙が滲んでしまいました。

 

ネタバレ侍
きっと有一郎は両親にかわり、兄として弟を守っていくが故につらく当たってしまっていたのでしょうね。

 

考察姫
再び力を宿した無一郎でしたが、次回は戦局を大きく変えることができるのでしょうか?

 

ネタバレ侍
怪我を負っている小鉄の容態についても気になりますね!

 

それでは、また次回もお楽しみにしていてください!

今回も最後までお読みくださり、ありがとうございました!

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